比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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△△と電話

 

 

八幡side

 

 

今日のトレーニング終わり、俺は学園の校門前で帰路に着いている。ジャパンCに向けてのトレーニングはまだ始めたばかりだが順調だ。ルドルフ自身も菊花賞勢いのまま高い士気のままトレーニングを行えている。残り中4週くらいだが、追い切りを除けば3週……相手を知る事が出来れば対策の練りようもあるんだが、現状では海外からの参戦が多いからまだ詳しい事が分からない。まだ招待したウマ娘の受諾とかも聞いてねぇし。

 

だが今はそれ以外にやる事がある。俺は昼にシリウスから教えてもらった番号をメモした紙切れ片手にスマホへ入力して電話しようとしてる。

 

 

八幡「………」ポチポチ

 

 

prrr…prrr…prrr…

 

 

出ないな……もし出なかった時は留守電で脅すか。

 

 

『只今、電話に出る事が出来ません。ピーっという発信音が鳴りましたらお名前とご用件をお話しください。』ピー

 

八幡「トレセン学園トレーナーの比企谷です。無視してねぇでさっさと電話出ろ、じゃないとこっちから押し掛けるぞ。」

 

 

……これで向こうから来てくれると【♪〜♪〜】……はぁ、最初から電話してこいよめんどくさい奴だな。

 

 

八幡「もしもし?」

 

△△『何が「もしもし?」だ!?お前のせいで我が社は滅茶苦茶だ!!メジロ家だけでなくシンボリ家との契約まで白紙にされただけでなく、昨日の裁判のせいで大きな被害を被った!!これをどうしてくれるっ!!』

 

八幡「何の事か分からねぇし俺は別に何もしてねぇよ。動いたのはメジロ家とシンボリ家、そして理事長だ。勝手に逆恨みされても困る。」

 

△△『黙れっ!!お前が裏で工作してたんだろう!!そうでなければ2つの家が年内に契約破棄をするわけが無い!!お前が口利きしたのだろうっ!!』

 

八幡「それこそ知るか。お前が会社を継いでからの評判は良くないってのは聞いた事あるが、契約を破棄するなんて事をたかがトレーナーの俺が名家に口利き出来るわけねぇだろ。被害妄想が過ぎるんだよ。(まぁ、シンボリ家にはダービー制覇の条件突き付けられてたけど。)」

 

△△『だったら今回の裁判はどう説明するっ!!?』

 

八幡「説明しないと納得出来ないのか?」

 

△△『当たり前だっ!!こっちは突然わけも分からないのに被害届と裁判を起こされたのだぞっ!!』

 

八幡「そうか、じゃあ説明してやるよ。アンタと△▲製薬が結託して作り出したサプリがあるよな?ソイツを学園に売りつけたせいでこっちの生徒が怪我をした。成分の説明は聞いてたよな?それにあの裁判では出さなかったようだが、シンボリ家は決定的な証拠を押さえてるみたいだが?まだ醜い言い逃れをするつもりか?」

 

△△『決定的な証拠ぉ?何だそれは?』

 

八幡「さぁ?俺も直接聞いたわけじゃないから内容は知らん。にしても、アンタ男の癖してねちっこいな。去年のクリスマスで失言したせいで契約無くなったからってこんな回りくどい事するなんてな。しかも俺にじゃなくて無関係の生徒狙うなんて………テメェ何考えてやがる?」

 

△△『それこそお前のせいだっ!!最初からお前がシンボリルドルフのトレーナーだと言っていれば、最初からあんな対応はしなかったのだ!!全てはお前から始まったようなものだ!!』

 

八幡「だから学園の生徒にあんなのをバラ撒いたのか?ふざけた事しやがって……△▲製薬と結託してやったのが成果がこれか?お前どんだけ腐ってやがる。」

 

△△『たかが数十人程度の学生がどうなろうと私には関係ないっ!!それを選んだソイツの自業自得だろう?どうなろうが仲介の我々には関係無い事だ。』

 

八幡「関係無い……ねぇ?成る程、△▲製薬社長は罪を認めたってのにお前は逃げ回るんだな、図体のデカさに反比例して本当に小さい男だ。」

 

△△『な、何だとっ!!?まさか△▲社長が喋ったのか!?』

 

 

………ビンゴだ。これでコイツ等がやったって証拠を俺も揃えられた。

 

 

八幡「正直に話してくれたぞ?アンタに言われたから仕方なく手を貸してやったってな。」

 

△△『デタラメだ!!そんな事を言った覚えは無いぞ!!利害が一致したから実行したんだ!!』

 

八幡「ほぉ〜……つまり2人が結託して実行したってのは本当みたいだな。うん、ありがとう。後は法廷でしっかりと説明してくれればそれで良いから。」

 

△△『お、お前まさか……俺をハメたのかっ!!?』

 

八幡「カマかけさせてもらった。無駄なお喋りは一切無かったから、録音したのをこのまま提出させてもらう。俺からの要件は以上だ、失礼する。」

 

△△『ちょ、待てきさ』ピッ!

 

 

着拒しておかないと永遠に電話成りそうだからすぐ設定しねぇと。

 

 

八幡「さて、明日には今の録音を理事長達に渡そう。録音データの渡し方って………LANEとか?明日駿川さんに聞いてみるか。」

 

 

よし、寮に戻って飯の支度だ。最近寮の中でも自炊するようになったせいか、先輩達も俺の部屋に来る事が多くなってんだよなぁ……しかも男女問わず。

 

 

八幡「そろそろ部屋探し、しよっかなぁ〜。」

 

 

 




あらららららぁ〜……▲▲商会会長さん、やらかしちゃいましたねぇ〜。(良いぞ、その調子だ!!)
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