比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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警戒期間

 

 

八幡side

 

 

八幡「これが昨日の帰りに電話をした時に録音した音声ファイルです。USBに移す事が出来たので、これをお渡しします。」

 

たづな「ありがとうございます比企谷トレーナー。ですが、こういう危険な事はしないで下さいね?」

 

八幡「はい。事前に誰かに言っておくべきだったと今は反省しています。すみませんでした。」

 

秋川「しかし、有力な証拠品が1つ増えた事になったのは大きな武器とも言える。だが問題は君だ。」

 

八幡「……俺、ですか?」

 

秋川「不安……今この音声を聞いたが、相手がどんな手段を選んでくるか分からない。」

 

八幡「……しかし、もうすぐ自分の首が飛ぶような状況に居るんですよ?自ら罪を重くするような事をしますか?」

 

たづな「比企谷トレーナー、これは理屈になってしまいますが、追い込まれた状況になればなりふり構っていられなくなり、暴挙に出るという事だって考えられます。相手側が最も選びそうな手段です。」

 

 

成る程……暴力か。それは考えてなかったな……

 

 

秋川「命令っ!!比企谷トレーナーは今後の帰り道、怪しい者や尾行されている気配がした場合、至急トレーナー寮もしくは学園へ移動する事を命ずる!その場で対処しようとは思わないようにっ!!」

 

八幡「分かりました。その場では移動するだけにします。でも一応、そういう時は連絡くらいはしておいた方がいいですよね?」

 

たづな「そうですね、出来ればそうしてもらいたいところですけど……難しくはありませんか?」

 

八幡「何とかやってみます。ところで次の裁判っていつになるんですか?」

 

たづな「検査官の方でも押収したサプリメントを調べているので、その結果次第となっています。」

 

八幡「そうですか。」

 

 

それまでは俺も周りを警戒しながらの生活を送る事になりそうだ。っていう事は天皇賞でも周りに気を付けなければならないって事だ。▲▲商会も今はこんな状況だから営業停止状態で、学園も別の所から仕入れている。それに今後どうなるか分からない企業と取引なんて出来ないだろうから、打ち切るのも視野に入れてるだろう。

 

 

ーーーカフェテリアーーー

 

 

八幡「………」モグモグ

 

 

今日はちょっと考える事が多かったから飯は軽くにした。ライスには申しわけ無いが、今日は学食で我慢してほしい。その代わり今は作っておいた菓子で糖分補給をしている。頭に糖分が行き届かず思考停止なんてシャレにならないからな。

 

 

シービー「八幡、あ〜ん♪」

 

八幡「やめろ、自分で食う。」

 

シービー「えぇ〜いいじゃ〜ん!女子学生からのあ〜んだよ?こんなの滅多に無いんだよ?食べといた方がいいよ?じやあ食べようっ♪」

 

八幡「だからやめろ。」

 

ルドルフ「シービー、少ししつこいよ?」

 

シービー「だって八幡にあ〜んしたい!」

 

八幡「小学生みたいな駄々捏ねるな。っていうか何でお前此処に居るんだよ……」

 

シービー「八幡居る所にあたしありだからね!」

 

八幡「それはルドルフの台詞だ。お前は担当トレーナーの所に行けよ。それにお前も知ってんだろ?俺達ジャパンCに出るの、つまりお前も今はライバルなわけ。」

 

シービー「じゃあ天皇賞が終わったらあたしとルドルフとで合同トレーニングしようっ!」

 

 

………コイツ俺の話聞いてた?

 

 

ルドルフ「そんな事出来るわけが無いだろ……」

 

八幡「お前のトレーナーに相談しても絶対答えはNOだ。因みに俺もNOだから。」

 

シービー「じゃああたしはいつになったら八幡のトレーニングを受けられるのさぁ〜!?」

 

八幡「うん、諦めろ。」

 

シリウス「よぉ、成果はあったのか?」

 

八幡「?おぉシリウス。あぁ、おかげでな。」

 

シリウス「だろうな、アンタの面見れば分かる。取り敢えず1つ貰うぜ。」

 

 

シリウスはそう言って俺の前に置いてあるクッキーを1つ摘んで口に放り込むと、空いてる席に座った。

 

 

シリウス「まっ、これで貸し借り無しだ。にしても中々のモンだな、このクッキー……何処のメーカーだ?」

 

八幡「いや、自分で作ってるから。」

 

シリウス「自分で……なぁ、あたしにも何か作ってくれよ。この次でいいからよ。」

 

ルドルフ「シリウス、あまり無理強いはしないでくれ。それに今はジャパンCで忙しい時期だ、八幡君もあまり時間がない。」

 

シリウス「それはお前が見て得た感想だろ?アタシは今お前のトレーナーに聞いてんだよ。」

 

 

うぅ〜ん今はルドルフとライスに作るのが決まってるが、3人分なら別に問題無い……いや、待てよ。シリウスって確か………

 

 

八幡「流石に無理だな。お前は既にトレーナー付きだろ?別のトレーナーが何かするわけにはいかない。シリウスの担当トレーナーがいいって言ったらまた話は変わってくるが。」

 

シリウス「……仕方ねぇな、分かったよ。だが許可が取れたらまた来るぜ。また1つ貰ってくぜ。それとも食べさせてやろうか?」

 

シービー「それはダメ、あたしがやるから。」

 

八幡「だからやらんでいい。」

 

ルドルフ「八幡君、私はどうかな?」

 

八幡「いや、乗らなくていいから。」

 

 

 




八幡、帰り道には気を付けるようにって!
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