比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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飲み会連合

 

 

八幡side

 

 

「すいません、注文いいですか?」

 

『はぁ~い!少々お待ちくださ~い!』

 

「あぁ~!!何で仕事終わりのアルコールってこんなに美味いんだろうなぁ~!!」

 

八幡「………」モグモグ

 

 

ここで1つ皆に問いたい。皆は飲み会というのに行った事はあるだろうか?今俺は都内の居酒屋で先輩2人と飲みに来ている。付け加えると接点はトレーナーの中でも割と多い方だ。何故なら……次にルドルフが走るジャパンCに同じくエントリーしている、ミスターシービーとカツラギエースの担当トレーナーだからだ。

 

 

エースT「新情報、教えよっか?漸く全員が日本に着いたってさっき報道でやってたぞ。ジャパンC出走メンバーがこれで全員日本に上陸だな。」

 

八幡「どの国も割と遅めの入国でしたよね、大丈夫ですかね?」

 

シービーT「逆だ比企谷、つまりそれだけ俺達日本が世界に比べて遅れを取っているって事だ。あんま言いたくはねぇけど、日本のウマ娘レースは後進国だって評価をされてるからな。国際競走のジャパンCが開催されてから3年、全て海外が勝ってるのが証拠だと言ってもいい。今年もそんな評価なんじゃねぇの?本調子でなくても勝てるレベルだって。去年俺達も随分と叩かれたもんだよ。」

 

 

3冠を達成したシービーが選んだのは年内休養。その選択が国内外で批判を呼んだ。実際に取材陣がトレセン学園に殺到していたしな。

 

 

シービーT「それにやっと走らせられたんだ。この前の天皇賞だって勝てたしな。」

 

エースT「ウチはお前のところにやられてばかりだよちくしょう。まぁでも実際、海外からの評価が良くないのは確かだな。各国の取材とか見てたんだけどよ、3冠ウマ娘が走るってのにまるで興味無しだ。『やっと日本の3冠ウマ娘と戦えるのは喜ばしい事だが、凡走にならない事を期待する。』だってよ。」

 

シービーT「そりゃ相当だな……土俵にも入れられてねぇって感じがするぞ?」

 

エースT「実際そうだと思うぞ。どの取材でもウチの3冠ウマ娘について聞かれてたけど、顔色1つ変えてなかったし。」

 

八幡「……それは少しムカつきますね。」

 

エースT「だろ?担当をバカにされるのも我慢ならねぇけど、なんか日本のウマ娘全員がバカにされてるように感じたんだよ……」

 

 

そのくらい頭にくる会見だったのか?日本どころか世界にも注目される会見の場でそんな発言をするとは考えにくいんだが……

 

 

シービーT「なぁエーストレ、比企谷……俺達はジャパンCで1着を獲り合うライバルだ。けどよ、ここは世界を倒す為に手を組まないか?」

 

エースT「それどういう意味だ?」

 

シービーT「簡単だって、俺達3人が一緒にトレーニングすんだよ。今日本で1番強いのは俺達だ、その俺達が手を組んで3人のトレーニングを見るんだよ。」

 

八幡「でもそれって俺達の作戦も筒抜けになるんですけど?シービーの手の内も晒す事になりますけど、そこは理解してるんですか?」

 

シービーT「なめられたままで終われるかよ!それに俺達は去年こっぴどく叩かれたんだ、そのお返しもしてやんねぇとって思ってんだよ!」

 

エースT「そうか………よし、それ乗った。一緒に世界倒すかっ!」

 

シービーT「そうこなくちゃな!比企谷、お前は?お前が居てくれたら万人力なんだが……」

 

 

………ルドルフも説明すれば理解してくれるよな?

 

 

八幡「分かりました。でも今すぐ答えは出せません、ルドルフに伝えた上で答えを出したいと思ってます。ただ、個人の見解では賛成です。」

 

シービーT「よしっ!」

 

 

その後は色々な話題を肴にしながら飲み食いしていた。けど何でかは知らんが、材料費払うから飯を作ってくれっていうのは冗談ですよね?ウマ娘だけで手一杯なんですよ、これでも。

 

 

ーーー数十分後ーーー

 

 

居酒屋から出た後、俺は1人街を歩いている。シービーTとエースTは飲み直すと言ってトレーナーご用達のバーに向かって行った。因みに俺はそのバーに行った事は無い。だってそこ絶対沖野さん居るじゃん……多分だけど財布の中にカードとか5円くらいしか入ってないと思う。

 

 

「……おや、君は確か去年のメジロ家のパーティーでお会いしたトレーナーの……比企谷さんでしたかな?」

 

八幡「?」

 

「私の事、覚えていませんかね?」

 

八幡「…っ!確か食事席の時にご一緒しましたっけ?」

 

「えぇえぇ、覚えていてくれて光栄です。それにしても驚きました、まさか貴方の担当しているウマ娘というのがシンボリルドルフさんだったとは。」

 

八幡「すみません、名前も言っておけば良かったですかね?」

 

「いやいや、聞かなかったのは私ですからね。此処で会ったのも何かの縁です、よろしければ酔い覚ましに我が家へ来ませんか?」

 

八幡「……え?」

 

 

ーーー○○家ーーー

 

 

「こちらが我が家となっています。」

 

八幡「………すげぇ。」

 

「はははっ、ありがとうございます。」

 

 

断る理由も無かったから、俺は去年のパーティーで話をした男性の家……ではなく邸宅に来ている。立派過ぎんだろこの家………

 

 

「さぁどうぞ、お入りください。貴方には是非見せたい物があるんです。」

 

八幡「……見せたい物?」

 

 

 




そしてもう1人のパーティーで繋がりを持った男性と再会!さてどうなる?
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