比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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日本の意地

 

 

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実況『そして最後に現れたのは我らが日本を背負うこの4人!!3度目の正直ならぬ4度目の正直!今年こそはジャパンCを制する事が出来るか!?1人ずつご紹介しましょう!今年のティアラ路線最強の1人、桜の冠を制し樫と女王では2着と3着、この舞台でティアラ以上の輝きをダイアナソロンが披露します!!1つしかないやり方を極限まで磨き続け、世界へと挑みます!日本のエースはあたしだ!カツラギエースが今日も逃げます!!今年の3冠路線はいつもと違う風景が見えた、これまでで1番鮮烈にして豪快、その光景を再び見せてくれるのでしょうか!?第4代3冠ウマ娘、シンボリルドルフが5冠目を獲りに行きます!!そして最後に日本の誇りを背に今日も後方一気に抜き去る事が出来るか!?第3代3冠ウマ娘、ミスターシービーも5冠を、そして世界の頂点へ!!以上今年のジャパンCを走る14人の紹介でした。実況は私○○と解説にはアメリカ史上最高のウマ娘、マンノウォーさんと第9代アメリカ3冠ウマ娘、セクレタリアトさんです。因みにお2人は東京6レースから勝つウマ娘を予想されていますが、1着から3着まで全て的中!今回はよろしくお願いします!』

 

タリアト『よろしく頼む。』

 

マンノウォー『うむ!』

 

実況『さて、お2人に先ずお聞きします。今年の日本4人はどのような仕上がりに見えるでしょうか?』

 

マンノウォー『そうだな。一目見て分かったのは、4人とも不調なところは無いように見える。返しを見ていても動きはスムーズで固くなっているような走りでは無かった、良いレースが期待出来ると思う。』

 

タリアト『師が殆ど言ってしまったが、この日の為に仕上げてきたという意志が伝わる。トレーナーも短い期間の中で試行錯誤し、この状態に仕上げたのだと思う。世界と戦うに値する仕上がりになっている。』

 

実況『成る程ありがとうございます!さて、西日に照らされている14人がゲート前へと向かっています。』

 

 

シリウス「……おい。」

 

八幡「ん?」

 

シリウス「野暮用ってのは解説役の事か?」

 

八幡「あぁ、そういう事だ。ていうかすげぇな、6〜10レースの1着から3着全部当ててんのかよ……流石は先生とプロフェッサー、ウマ娘を見る目はまだまだ敵わねぇなぁ〜。」

 

 

マンノウォー(何を言っている八幡!!ウマ娘を見る目ならお前の方が上だ!!)

 

タリアト(師の言う通りだ。お前の観察力と洞察力は既に我々を超えている。いや、最初から上と言っても過言では無い。)

 

八幡(………なんか先生達に怒られたような?)

 

 

シリウス「何アホ面してんだよ、もうすぐレースだぞ。シャキッとしやがれ。」

 

八幡「ごめんなさいね。」

 

 

♪〜♪〜♪〜

 

 

実況『これまで3回、この11月の東京レース場2,400mは世界の壁の厚さによって阻まれてきました。第1回メアジードーツ、第2回ハーフアイスト、第3回スタネーラ……今年こそは日本が制したい!さぁ最後に大外14番バウンティーホークがゲートへ入りました!!2,400m、第4回ジャパンC………』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガッコン!!

 

 

実況『スタートしましたっ!!さぁスタンド前の位置取り争いと先行争い、内からエスプリデュノールと中からウイン!伺うようにマジェスティーズプリンス、外から勢い良くカツラギエースが先頭へ踊り出して行きました!!外からバウンティーホークだが2番手にはウインだ!シンボリルドルフは中団6番手、ミスターシービーは最後方で1コーナーから向正面へと向かって行きます!!』

 

 

シービー(ん〜ちょっと遅い?これは長く後ろに居たら前に行けないかもね。早めに動くのと離れ過ぎないようにしないとね。)

 

ルドルフ(出来れば内に入りたかったが、この位置からでも問題無い。)

 

エース(このまま逃げ切ってやるぜ!!)

 

 

実況『さぁ向正面に入って体勢は縦長で先頭から最後方まで20バ身くらいの差があります!先頭はカツラギエースが飛ばして2番手に10バ身くらい離している!2番手にウイン、少し間が空いてエスプリデュノールと4番手にバウンティーホーク、内にベッドタイムとその外シンボリルドルフ!その後ろにマジェスティーズプリンスとストロベリーロード!ウェルノールとキーウイが続いて5バ身開いてダイアナソロンとミスターシービーが並んで最後方!さぁ先頭カツラギエースは3コーナー手前の位置!!』

 

 

シービーT「よし行けシービー!そのまままくりに行けっ!!」

 

エースT「そのまま逃げろエースッ!!」

 

 

実況『カツラギエース逃げている!グングン逃げて15バ身くらい差がある!後ろからはエスプリデュノールと下がったウイン、更に外からはベットタイムとシンボリルドルフが並んで上がってきた!!ミスターシービーも後方集団に並んで前へと襲い掛かるっ!!4コーナー曲がって直線勝負!!』

 

 

八幡「一気に抜け、ルドルフ!」

 

 

エース「うおおおぉぉぉぉぉ!!!」

 

ル・シ「はあああぁぁぁぁぁ!!!」

 

 

実況『先頭変わらないままカツラギエースが逃げている!後ろとの差はあっという間に詰まった!追い込んできているのは内からベットタイムと外からシンボリルドルフ!!ミスターシービーも凄い脚で追い込んでくる!!マジェスティーズプリンスもルドルフと一緒に追い込むが、先頭はカツラギエースが粘っている!!』

 

 

エース「うおおおぉぉぉぉぉ!!負けて〜……たまるかぁぁぁ!!!

 

シービー「来たよ2人共〜!!」

 

ルドルフ「さぁ勝負だ!!」

 

 

実況『日本3人が先頭争いか!!?エース先頭!!エース先頭!!外からシンボリルドルフとミスターシービーも追い込んでくる!!1歩も譲らない!!海外はどうだ!?ベットタイムとマジェスティーズプリンスが4番手争い!!さぁどうだ!?日本3人の争いだ!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ルドルフ「唯一抜きん出て並ぶ者なし………私は、それを……体現するっ!!」ゴオォ!!

 

 

実況『シンボリルドルフ抜けた!!ルドルフが抜けた!!エースも懸命に粘っている!!抜けたシンボリルドルフ、シンボリルドルフ先頭!!世界を下して今、ゴオォォォルイン!!!』

 

 

ルドルフ「はぁ……はぁ……はぁ……」

 

エース「はぁ……はぁ……くっそおぉぉ!!ああぁぁぁ〜!!」

 

シービー「はぁ……はぁ……はぁ〜……ははは、2人に追いつけなかったなぁ〜……」

 

 

実況『日本が……遂に世界に一矢報いました!!ルドルフが、エースが、シービーが!世界を相手に上位独占しました!!そして日本初、ジャパンC制覇です!!!』

 

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 




ルドルフ、底意地を発揮して差し切り勝利!!

(エース、ごめんね。)
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