比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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盛大な口取り式

 

 

ルドルフside

 

 

ルドルフ「はぁ……はぁ……はぁ……」

 

 

勝った、のか……私が。

 

 

エース「やったじゃねぇかルドルフ!!あたし等が遂に世界を倒したぜっ!!」

 

シービー「あはは、確かに。おめでとうルドルフ。あ~ぁ、後もうちょっとだったのになぁ~。」

 

エース「それを言うならあたしの台詞だけどなっ!?寸前で抜かれて2着だぜ!?悔しいってもんじゃねぇよ!!」

 

ルドルフ「……ははは、済まn「謝るんじゃねぇよ!寧ろ追い越し甲斐があるってもんだ!次はあたしが勝つぜっ!」……あぁ、次もきっと良いレ-スにしよう。」

 

シービー「だね。じゃああたし達は先に退散するよ。君のお仕事の邪魔をしたくないしね。」

 

 

……そうだったな。我々の勝利を皆に伝えなければな。

 

 

ルドルフ「皆ありがとう!皆の声援のおかげで世界に大きな1歩を踏み出せたっ!」

 

 

~~~っ!!!!!

 

 

いつ聞いても良いものだ、大歓声の喝采というのは。

 

 

ーーー地下バ道ーーー

 

 

ルドルフ「やぁ八幡君、約束通り勝ってきたよ。」

 

八幡「あぁ、しっかり見てたぞ。最後の50mはよく力を振り絞った、良い走りだったぞ。」

 

ルドルフ「あぁ、ありがとう……それよりもどうしてシービーが?」

 

シービー「良いじゃん別に。」

 

ルドルフ「そういうのは担当トレーナーにしてくれ。」

 

シービー「嫌だっ!八幡が1番なんだっ!」

 

八幡「という感じで聞かなくてな。俺も無理に振り払って怪我をさせるわけにもいかないから膠着状態ってわけだ。」

 

ルドルフ「ふむ……シービー、私と八幡君はこれから反省会がある。済まないが後にしてくれ。」

 

シービー「えぇ~今が「後に、してくれ。いいかな?」は、はい………」スッ…

 

ルドルフ「理解してくれたように何よりだよ。さぁ八幡君、行こうか。」

 

 

八幡(これはきっとアレだな、GⅠ勝った後にやるって約束してる撫でるのを邪魔されたくないからだろうな。これは下手に他のウマ娘の肩を持たない方が良い。)

 

 

ーーー控え室ーーー

 

 

ルドルフ「さて八幡君。時間も余り無い、すぐにやってしまいたいのだが、構わないかな?」

 

八幡「でないとお前いじけるだろ?やるのは分かってるから早く来い。」

 

ルドルフ「では遠慮無く。」ダキッ!

 

八幡「(マジで遠慮ねぇじゃん……)良いレ-スだったぞ。お世辞抜きでな。」ナデナデ

 

ルドルフ「光栄だよ。それも世界を相手にする舞台で日本のウマ娘が1~3着を独占したんだ、誇るべき成果だ。」

 

八幡「しかも1着はお前だ、1番良い成果だ。」ナデナデ

 

ルドルフ「あぁ、そうだね。」

 

 

それも君無くしては成しえなかった事だよ八幡君……きっとシービーとエースのトレーナーが協力していたとしてもこの結果には繋がらなかったと思う。君が居たから、君が我々の為に…日本の為にやってくれたからだ。君が私のトレーナーである事を私ほとても誇りに思う。

 

その後、インタビューの席では八幡君と共に今回のジャパンC優勝の事やトレーニングの事も含めて色々と質問をされた。勿論多くを話す事は出来ないが、それ程までに興奮していた事は受けている側の我々にも伝わって来た。中には涙ぐんでいる者も居た……私達の成した事がそれ程の意義があったのだとしたら、嬉しい事だ。そして口取り式では………

 

 

『な、何であの場所にマンノウォーさんとセクレタリアトさんが居るんだ?』

 

『あぁ確かに……あの場に立てるのは関係者だけの筈だ。』

 

『授与式は終わってるのに何で?シンボリ家は分かるがあの2人が居るのはわけが分からないよ。』

 

 

タリアト「済まないが、マイクを貸してはもらえないだろうか?」

 

「は、はい!どうぞ。」

 

タリアト「感謝する。これよりジャパンC優勝者の口取り式を執り行う。普段であればこのような口上は述べたりしないが、せっかくの日本初の快挙……盛大にやっても文句は無いだろう。」

 

 

『あぁそういう事……』

 

『それなら納得だな。まぁ日本は初めて勝ったんだし、当然だよな。』

 

 

タリアト「今回優勝したのはシンボリルドルフ……言わずとも知っていると思うが日本ウマ娘の名門、シンボリ家の令嬢!そして担当トレーナーは比企谷八幡……私セクレタリアトの最初にして最後の愛弟子であり、マンノウォーの孫弟子だ!共に最高のウマ娘と最高のトレーナーを祝福してほしい!」

 

 

~~~っ!!!?!!?

 

 

八幡(おいおいマジか……先生、こんな大勢の前で言うんですか?)

 

 

「嘘だろっ!!?セクレタリアトとマンノウォーっていったら、アメリカで1・2を争うレベルですげぇウマ娘じゃないかっ!!」

 

「その2人の弟子で孫弟子ィッ!!?」

 

「【神の世界に住むウマ娘】の弟子って……しかも【アメリカ史上最高のウマ娘】の孫弟子……待って、頭の処理が追いついてない………」

 

 

その後にセクレタリアト殿は外国人の為に英語でも今のと同じ内容の事を発言していた。その瞬間さっきと同じどよめきが会場で起こっていた。

 

 

『一体何の冗談なのっ!?セクレタリアトさんに弟子は居なかった筈よっ!!』

 

『俺も知らねぇよ!!日本に行ってたのは知ってるけど、まさか弟子を………』

 

『だからあの場に立っていたのか……確かに立派な関係者だよな……』

 

 

驚きの発表の後は何事も無かったかのようにマイクを返し、口取り式を行ったのだが………

 

 

八(何か、家族写真みたいになってね?)

 

ルドルフ(どこか、家族写真のようになってはいないだろうか?)

 

 

 




エアグルーヴ編同様、大勢の前で暴露しましたね。
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