比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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クリスマスプレゼント? ②

 

 

八幡side

 

 

八幡「あ、あの……それって断る事は?」

 

スピード「無論それでも構わないのだが、君にはルドルフのみならず我々も世話になった身だ。返礼をしたいと思うのは当然だと思わないか?」

 

八幡「(うわぁ、超断りづれぇ……)でも、シンボリ家所有って事はかなりの金額なんですよね?流石にそんな家には……」

 

スイート「その点でしたらご安心ください。維持費や光熱水費諸々含めて我々が負担するつもりです。比企谷さんがご負担されるのは……食費くらいでしょうか。」

 

 

何その超好待遇………逆に怪しくなってくるんだが?

 

 

八幡「因みに広さってどのくらいでしょうか?」

 

スピード「そうだな。一軒家とはいえ内装は気になるだろう。これが間取り図だ。」

 

八幡「………」

 

 

ふむふむ成る程成る程、意味分からん。これもう一軒家じゃなくて邸宅じゃん。何この広さ……しかも2階あるし。これさ、一軒家にしていい内容じゃないでしょ………

 

 

※イメージは【5等分の花嫁】の高層マンションの1部屋を地上にして庭付き、ベランダ付きにしたような感じです。

 

 

八幡「……ちょっと広過ぎると思うんですけど。それに一介のトレーナーが住むにしても豪華過ぎるのでは?」

 

スピード「そうかな?君に相応しい広さの家を用意したつもりなのだが……」

 

八幡「ま、まぁ家は流石に「八幡君。」少し……何だルドルフ?」

 

ルドルフ「私もそれなりに我が家の所有物件については把握しているが、この物件は学園からも近いし通いやすい。それにプライベートの空間を作れるのは君にとっても悪くない話だと思うんだ。私の推測になるが、君のトレーナー寮はそろそろ手狭になってきたと思っている。心機一転、ここは母上と祖母上の提案に乗ってはどうかな?」

 

 

つっても別にトレーナー寮に不満は無いし、暮らしにくい事も無い。俺としては特に引っ越す理由はコレと言って無い………よし、気持ちはありがたいが断ろう。

 

 

八幡「申しわけありませんが、今回は見送らせ「話を遮ってしまって申しわけ無いが比企谷君。」……何でしょうか?」

 

スピード「ルドルフから聞いているのだが、君の作る料理にいつも助けられていると聞いている。その料理の味に我々も興味があるのだが、学園やトレーナー寮に正面から『比企谷トレーナーの料理を食べに来た。』と赴くわけにもいかなくてね、どうしたものだろうか?」

 

八幡「でしたら今、作りましょうか?」

 

スイート「比企谷さんは今回のパーティーにお客人としてご招待しました。お客人にそのような事はさせられません。」

 

 

コレってアレだよな?暗に俺に家に住めって言ってるんだよな?

 

 

スピード「ふむ……では単刀直入に言おう、君にはあの家に住んでもらいたいと本気で思っている。隠し事無しで本気でそう思っているんだ。」

 

八幡「あの、何故ですか?そこまでする理由があるのですか?」

 

スピード「理由か……難しい質問だが答えよう。1つは先程も言ったがルドルフの事だ。2つ目は君を手放したくないから、だな。」

 

八幡「?」

 

スピード「クリスエスからも報告は受けていてね、君のトレーニングで走りが格段に良くなったと。そのトレーナーとしての腕をクリスエスにも使ってもらいたいと考えているんだ。」

 

八幡「つまりはシンボリ家の専属トレーナーに、という事ですか?」

 

スピード「そこまでするつもりは無い。これはあくまで私の考えだ。まぁ専属にさせたいというのは嘘では無い。3つ目はクリフジ殿だ。」

 

八幡「……祖母が?」

 

スピード「私が君の祖母君に憧憬の念を抱いているのは前に話したね?彼女には本当に魅せられた……その少しばかりのお礼という事さ。」

 

八幡「……成る程?」

 

スピード「最後の4つ目だが……これは単に私の願望なのだが、都内にもゆっくり出来る憩いの場所があればと思っていたんだ。君を交えて色々な話でもしながらゆっくり過ごしたい、そう思っただけさ。」

 

 

最後の最後で1番らしい理由が出てきたな……しかしルドルフ、お前は『善は急げだっ!頷いてくれっ!!』とでも言っているかのような顔をするのはやめろ。

 

 

八幡「……どう断っても、次にお会いする時にまたこの話を持ち掛けられそうですし、その時の逃げ道も思いつかないと思います……お言葉に甘えたいと思います。」

 

スピード「どちらかといえば我々が君に迫った形になるが、受け入れてくれて感謝するよ。」

 

八幡「後は隣の圧が凄かったからですよ。」

 

ルドルフ「さて、何の事だろうか?」

 

八幡「それで、荷物とかの移動っていつにしますか?荷造りとかしないといけないんでちょっと日数は貰いたいんですけど。」

 

スイート「でしたら比企谷さんの準備が終わりましたら、こちらに1本お電話をしてくださるだけで構いません。運搬も我々が行いますので。」

 

八幡「……業者泣かせですね。」

 

スイート「いえいえ、寧ろこの時期はどの会社もお休みする筈。お仕事を依頼されずに済んで良かったと思っているかもしれませんよ?」

 

 

そんな会社あるんだろうか?売上に貢献してくれるっていうのにそのカモを逃して喜ぶ会社って。

 

 

 




八幡、プレゼント受け取っちゃいました〜!
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