比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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千葉観光

 

 

ルドルフside

 

 

尚人「いったぁ~………飲み過ぎたぁ~………」

 

八幡「言わんこっちゃねぇ。止めてんのに次々飲むからこうなんだよ。ほい、水と酔い覚まし。それと一応頭痛薬と吐き気止めも買ってあるから。」

 

尚人「悪いなぁ八幡。しかしお前、こんなに立派になっちまって……」

 

八幡「ジジ臭い事言ってねぇで早く直せ。小町来るまでには普通になっててくれよ?それと、今日も飲み過ぎるなよ?」

 

尚人「あぁ、気を付ける。」

 

 

案の定、親父は絶賛二日酔いだ。そりゃそうだ、缶ビールとはいえ6本も開ければこうなるに決まってる。さて、居間に戻るか。

 

 

ーーー居間ーーー

 

 

ルドルフ「っ!八幡君、お父様の様子はどうだった?」

 

八幡「ま、安静にして酔いを醒ませば大丈夫だろ。酔い覚ましと頭痛薬と吐き気止めは置いといたから何とかなるだろ。」

 

ルドルフ「それなら良かった。」

 

凛「あんなになるまで飲むなんて、どんだけ嬉しかったのよ……今夜も止めとかないとダメかしら?」

 

八幡「一応釘は刺してあるけど、調子に乗らないように見とくわ。」

 

凛「お願いね。それで2人は今日どうするの?」

 

八幡「特に決めてない。のんびり過ごすのも外出するのもアリだけど、ルドルフの地元でもあるから紹介する程の所も無いだろうしな。」

 

ルドルフ「八幡君、私と君は同じ千葉の出身といっても地域が違う。故にこの辺りの地理には疎い。出来れば物見遊山と行きたいと思っているのだが。」

 

凛「なら案内してあげなさいよ。まだこの辺りの事、忘れてないでしょ?」

 

八幡「へいへい。」

 

 

ーーー千葉駅ーーー

 

 

ルドルフ「ほう、此処が千葉の中心部か。やはり私の育った所とは雰囲気はまるで違うな。」

 

八幡「まぁ街だからな、それに船橋レ-ス場もそんなに遠くないからな。地方のトレセン学園の中では2番目に行きやすいんじゃないのか?」

 

ルドルフ「そうか……それで、この辺りには何があるんだい?」

 

八幡「つってもあんま変わんねぇっていうか更にグレードダウンしたような感じだぞ?」

 

ルドルフ「それでも構わないさ。」

 

 

……まぁいっか。適当に俺が総武に居た頃によく行ってた場所を案内すればいいか。それからは俺の高校生の頃によく行っていた所を中心に案内をした。偏りはあると思うが、改めてまた来れば楽しみも増えるだろう。けど気のせいか分からんが、頭にデカいリボンを付けたウマ娘がめっちゃ気合入れた表情しながら海浜幕張の方角に行ったんだよなぁ……こんな年末に即売会ってやってたっけ?

 

 

ーーーマスタードーナツーーー

 

 

ルドルフ「この店は学園の生徒達もよく行く店だな。品揃えも豊富で期間限定の品や季節に合わせた商品も販売している、よく参考にさせてもらっているよ。」

 

八幡「まぁ全国展開している規模だからな、都道府県に最低3店舗はあるだろ。予想だから知らんけど。」

 

ルドルフ「しかしこうして入るのは初めてだな。作法はあるのかな?」

 

八幡「目の前にトレイとトングがあるだろ、それで食べたいのをトングで取ってトレイに置くだけだ。後は店員さんが会計してくれる。」

 

ルドルフ「ほう、そのような仕組みになっているのか……」

 

八幡「今日は俺が持つから好きなの選べよ。」

 

 

そう言うとルドルフはドーナツの値段と紹介文を見ながら選択していた。俺は別にどれでも構わないんだが、自分にストイックな性格だからかもしれない。選んだのも割と甘さ控えめなのが多かったし。因みに店員さんからサインを要求されたのはここだけの話だ。

 

 

八幡「それで本当に良かったのか?」

 

ルドルフ「あぁ。それに昼食もまだ済ませていないから、軽めにしておこうと思ってね。」

 

八幡「そうか……因みに聞くけどよ、お前って苦手な食べ物とかあるのか?」

 

ルドルフ「好き嫌いはしないようにしてるんだ。」

 

八幡「ご立派だねぇ~。まぁ色んなのを食わせてる時点で今更か。」

 

ルドルフ「いつも美味しい料理をご馳走になっているよ。」

 

 

けど千葉の美味い店って何処だ?ルドルフには悪いが、俺にはラーメン屋のなりたけくらいしか分からん上に、しかもこの辺りじゃねぇし。そういう店ってあったっけか?俺はサイゼくらいしか知らん。

 

 

八幡「んでよルドルフ、相談だ。俺は昼飯にちょうど良さそうな店を知らん。お前は今何が食いたい?」

 

ルドルフ「少々困る質問だな……そうだな、食べたいというわけではないがパスタでどうだろうか?イタリアンならばピッツァや肉料理もある、魚介を使っているメニューも豊富だ。」

 

八幡「成る程、イタリアンか……じゃあイタリアンの店を探してみるか。」

 

 

ーーー数十分後ーーー

 

 

八幡「もうそろそろだな。」

 

ルドルフ「車を持つと移動が楽になるな。」

 

八幡「あぁ、免許は学園に来る前に取ってたから心配は無かったしな。あっ、アレだな。」

 

ルドルフ「見たところ駐車スペースも空いている。人が居ないのは年末近いからだろう、運が良かったな。」

 

 

目当てにしていたイタリアンの店に無事着いた俺達は車を専用の駐車場に停めて、店へと向かった。

 

 

八幡「学園にもパスタはあったが、店に行って食べる事はあんましてなかったからな。少し勉強するか。」

 

ルドルフ「楽しみが増えるな。」

 

八幡「君、認めたくないだろうけど食いしん坊キャラが定着してきてるぞ?」

 

ルドルフ「あはは、君の料理だけにだよ。」

 

八幡「そうかよ。まぁ別に何でも「比企谷っ!」いいけ……ん?」

 

ルドルフ「彼等は………」

 

 

俺を呼ぶ声の方角を見ると、そこには地方の船橋トレセンに所属しているトレーナーの葉山と一色が居た。

 

 

 




まさかの葉山と一色と再会……
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