比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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2月のイベント

 

 

八幡side

 

 

ルドルフとのトレーニングを開始してから1ヶ月が経過して今は2月。ルドルフと話し合って中山記念から大阪杯のローテーションを組む事に決めた。天皇賞・春は問題無く登録出来ると思うからこのまま行っても問題は無いだろう。除外される事は考えにくいし。それとルドルフ経由ではあるが、シリウスの親父さんの事も少しだけ情報を集めてもらっている。大した情報は無いけどな。まぁでも3月末の若葉賞次第ってところだな。

 

しかし今日はそれらを考えている暇があまり無い。その理由は………

 

 

「トレーナーさんっ!コレ、バレンタインのチョコです!去年はとってもお世話になりました!」

 

八幡「あれから体調は何ともないか?」

 

「はい、問題なく楽しくトレーニングに打ち込めてます!」

 

「あっ、私からもチョコだよ!変な物は入れてないから安心してね♪」

 

八幡「あぁ、ありがとう。」

 

 

……今のように、今日はバレンタインの日。朝から多くのウマ娘からチョコを貰っている。去年のサプリメントで被害に遭ったウマ娘達からは殆どの生徒から貰っている。交流のあるウマ娘達からも貰っている。

 

 

ルドルフ「やぁ八幡君、今日は朝から盛況のようだね。カフェテリアでもこの様子とはね。」

 

八幡「ルドルフか……貰う事を想定してなかったからトレーナー室まで運ぶのが大変になる。まぁ気持ちは嬉しいからありがたく受け取るけどな。」

 

ルドルフ「一体幾つのチョコを貰ったんだい?」

 

八幡「途中から数えてない。学生だけでなく用務員やトレーナー達からも貰ってるから結構な量になってると思う。日持ちする物でもないから急いで食べないとな。でも流石にこの場所で食べるのは気が引けるから持ち帰って食べるつもりだ。生徒会にはこういうの無いのか?」

 

ルドルフ「実は生徒会にもダンボールで届けられるんだ。君と同じであの量を食べ切るのに時間がかかりそうだよ。」

 

八幡「そうなのか……」

 

シービー「あっ、八幡居た居た〜♪はいっ、コレ!ハッピーバレンタインッ♪」

 

カフェ「こんにちは、トレーナーさん……私からも、ハッピーバレンタイン、です。」

 

ライス「お、お兄様!ラ、ライスからも……えっとぉ〜……ハ、ハッピーバレンタインッ♪」

 

 

ルドルフが来たと思ったら次に来たのはシービーとカフェとライスの3人。シービーが差し出してきたのはサンドイッチ……いや、ピタサンドか?コロッケが入ってる。カフェはお盆の上にネコのシルエットが描かれたカップにコーヒーが入っていた。ライスは……なんかいっぱいある。

 

 

八幡「………シービー、コレ何?」

 

シービー「コロッケピタサンド。八幡ならきっとチョコいっぱい貰うかなって思ったからコレにしたんだ。このくらいだったらお昼終わっても食べれるでしょ?」

 

八幡「………え、今食べんの?」

 

シービー「感想聞きたいから。」

 

八幡「あ、はい………んでカフェのこれはコーヒー、でいいんだよな?」

 

カフェ「はい……オリジナルブレンド『三日月の道しるべ』です。苦いのが苦手なトレーナーさんでも、美味しく飲めると、思います。」

 

八幡「ありがとう。んでライスのそれは?」

 

ライス「えっと……お兄様の好みが分からなかったから沢山作ってきたんだ。だから……お兄様、好きなの選んでっ!」

 

八幡「いや、全部くれ。」

 

ライス「ふぇ!?ぜ、全部っ!?」

 

 

いやコレもう貰うしかないでしょ。1つだけ選んで他のは全部お払い箱なんてダメに決まってるでしょ。ライスの手作りチョコ?全部食べますが何か?

 

 

ライス「だ、大丈夫?お腹いっぱいで動けなくなっちゃうかもしれないよ?」

 

八幡「大丈夫だ、問題無い。食える分はこの場で全部食うから。せっかく主食と飲み物とデザートがあるんだ、ちょうど良いと思っていたところだ。」

 

ライス「そ、そうなの?じゃあ……どうぞ。無理しなくていいからね?」

 

 

無理?そんなの俺の辞書には無い……ライス限定で。

 

 

その後、俺は用意した昼食とシービー達のバレンタインの料理を全て食べた。どの品も美味しかったし、ライスのチョコに至っては別腹という事もあってノンストップで食べ進められた。

 

 

ーーー生徒会室ーーー

 

 

八幡「……んで、どうして生徒会室に?」

 

ルドルフ「うむ、私も君にバレンタインチョコを贈ろうと思ってね。受け取ってもらえないだろうか?」

 

八幡「勿論、受け取らせてもらう。」

 

ルドルフ「ありがとう八幡君。それでは………八幡君、ハッピーバレンタイン。」

 

 

テーブルの上に置かれたのはホールケーキだった。ケーキはチョコだと見れば分かるのだが、上の丸いのはもしかしてアイスか?

 

 

ルドルフ「感恩戴徳、君には去年とても世話になった。今年もそれは変わらないが、先に感謝の念を込めて作らせてもらったよ。」

 

八幡「……せっかくだ、一緒に食べないか?」

 

ルドルフ「一緒に、かい?」

 

八幡「あぁ。俺1人でも食べ切れるとは思うが、受け取ったチョコの量を考えるとな……」

 

ルドルフ「これは君の為に作った物だ、君がそう言うのなら頂くよ。だがいいのかい?夕食前にいきなりデザートを食べてしまって?」

 

八幡「いいんだよ、今日だけは。こうでもしないと貰ったチョコ食い切るなんて無理だ。」

 

 

マジで無理だと思う。それに多分だけど先生達からも来ると思うからホントに最初の内から食べていかないと無理だと思う。何度も言う、無理だと思う。でも食べないとダメだよな。

 

 

 




皆さんはどのウマ娘から貰いましたか?

僕ですか?イヤですねもぉ〜1人しかいないじゃないですか〜♪
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