比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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忙しい1日

 

 

八幡side

 

 

スピード「至れり尽くせりとは正にこの事だな……こうして朝食までいただけるなんて。」

 

八幡「そりゃ当たり前ですよ、俺はもてなす側の立場ですよ?滞在してる客人を放っておくわけにはいかないでしょう。」

 

ルドルフ「流石に私も朝食を用意してくれるとは思ってなかったよ。君は平気なのか?就寝に着いたのも少し遅い時間だっただろう?」

 

八幡「俺は今朝の5時にランニングやってるからな、トレーナーになってからの習慣と言ってもいい。天候を見る場合もあるが、毎日走ってる。その後に朝飯にしてるから、俺としてはルーティンの1種だから別に苦労は無い。」

 

スイート「規則正しい生活を送ってるのね。それに食事は全て自分で作っているのでしょう?栄養バランスだってきっと考えながら調理をしているのよね?」

 

八幡「ウマ娘のみならずトレーナーも身体が資本です、この身体無くしてウマ娘の育成なんて出来ませんから。体調管理や栄養管理には気を遣ってる方だと思ってます。」

 

スピード「うむ、君の言う事は最もだと私は思う。確かに見た目が不健康そうな者が栄養について説いたとしても、説得力には欠けてしまうからね。」

 

スピード「そうですね。私も屋敷に帰って早速、料理長とレシピの確認をしようと思います。」

 

スピード「頼むよ。」

 

 

こうして平和に朝の朝食を摂っている俺とシンボリ家の3人。現時刻は7時15分ともうそろそろルドルフは登校する時間だ。俺は別に朝から登校しなくてもいいんだが、ルドルフが共に行くと言って聞かなかったから行く事にした。

 

 

スピード「比企谷君、コーヒーをもう1杯貰えるかな?君の淹れるコーヒーはとても美味だ。」

 

八幡「分かりました。」

 

スイート「紅茶はまだあるかしら?」

 

八幡「ありますよ。ルドルフ、ポットそっちに持ってってくれるか?」

 

ルドルフ「承知したよ。」

 

 

ーーー数十分後・玄関ーーー

 

 

スピード「とても有意義な時間を過ごせた。比企谷君、君のおもてなしには感服したよ。また来てもいいだろうか?」

 

八幡「その時は連絡ください。そうでないと待たせてしまう事にもなりかねないので。」

 

スイート「気を遣わなくて良いのに。でも嬉しいわ、母上とも相談して連絡を入れさせてもらうわ。」

 

八幡「はい。」

 

 

そしてスピードシンボリさんはURA本部に、スイートルナさんは千葉の本家へと別々に車を走らせた。

 

 

八幡「さて、俺達も学園に行くか。」

 

ルドルフ「あぁ。今日はお互いに少し忙しくなりそうだ。君も頑張るといい。」

 

八幡「?」

 

 

どういう事だ?忙しくなる?

 

 

ーーートレセン学園ーーー

 

 

ピーピーピーピー!ガチャッ……

 

 

八幡「着いた。」

 

ルドルフ「ありがとう八幡君、まさかこうやって君に送迎してもらう日が来るとはね。」

 

八幡「何言ってんだよ、この前の大阪杯の時だって車だったろ。」

 

ルドルフ「言葉足らずだったね。朝こうして共にする事がっていう意味さ。」

 

八幡「……確かにそうだな。」

 

ルドルフ「さて、私は教室に向かう。君はトレーナー室だったかな?」

 

八幡「あぁ、じゃあまたな。」

 

 

………ルドルフが忙しくなりそうだって言ってたが、何でそう思ったのがよく分からんな。とりあえず普通に1日過ごすだけだし、今日から天皇賞のトレーニングも始まるからって意味では忙しくなるかもな。

 

 

ーーー昼食・カフェテリアーーー

 

 

八幡「………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シービー「………」ギュ∼!

 

カフェ「………」キュッ

 

 

………どういう事?

 

 

八幡「あのさ、ちょっといい?」

 

シービー「ダメ。」ギュ∼!

 

カフェ「何でしょうか?」

 

八幡「………コレどういう状況なの?俺は飯食い終わったから別に文句は言わないけど、何でシービーは膝の上に乗っかって抱き着いてんの?カフェも裾摘んで離さないし……どういう事?」

 

カフェ「……私は、トレーナーさんからコーヒーの香りがしたので、それが気になったので。」

 

八幡「コーヒー?あぁ〜朝に淹れたからな。学園にも持って来てるが、今はトレーナー室だから此処には無い。後で持ってくか?」

 

カフェ「是非、お願いします。」

 

八幡「んで次はお前だ問題児。」

 

シービー「ヤダ!」ギュ∼!

 

八幡「いや、ひっぺがそうとかそういうのじゃないから理由だけ教えてくんね?どしたの?」

 

シービー「だって昨日1日八幡に会えなくてすっごい寂しかったんだもん!!あたし朝からずっと待ってたんだよっ!!?それなのに現れなかったし、ルドルフから聞いたら『今日は用事があるから学園には行かない。』って何!?あたしと用事どっちが大事なのっ!?」クワッ!!

 

八幡「担当じゃない奴にそんな事言われても返答に困るなぁ………良いだろ別に、俺にだって所用の1つや2つあるんだから。」

 

シービー「あたしにも連絡ちょうだい!」

 

八幡「悪いけど俺、お前の連絡先とか知らんし。」

 

シービー「じゃあ交換しよう♪」キラキラ

 

八幡「1日電話1本とかめんどくさいからして来るなよ?もししたら着拒するから。」

 

シービー「そしたらこうやって八幡に抱き着く。」

 

八幡「お前自由が好きなんじゃないのかよ……」

 

シービー「好きだよ?だからしてるじゃん。」

 

八幡「俺が今不自由になってる事に関して何か思った事とか言いたい事は?」

 

シービー「全部八幡が悪いっ!」

 

八幡「……忙しいわ、こりゃ。」

 

 

 




忙しい原因…シービーからの全力ホールド。
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