比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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会見予定と舞練習

 

 

八幡side

 

 

ダービー翌日。俺はジョギングの後にシャワーを浴びてから新聞を見るのが日課だ。それはシンボリ家の3代が居ようが関係無い。しかし朝から気分の悪い記事を見てしまったものだ………シリウスの海外遠征とルドルフの今後についての記事だ。間違い無くなるとは思っていたが、こうも大々的に取り上げられるとはな。まぁスピードシンボリさんがおっさんの開く会見で間違いがあれば訂正させるって言ってくれてたし、大丈夫だと思う。

 

俺達は目標通り宝塚記念に向かう、それ以外に予定は無いし変えるつもりも無い。恐らく学園にも取材の件で依頼が来ていると思うし、それに応じて答えるだけだ。

 

 

「比企谷様、おはようございます。」

 

八幡「っ!あぁどうも、おはようございます。」

 

「比企谷様は、お庭で新聞を読むのですね。」

 

八幡「いえ、ちょっと外の空気を吸いながら読もうと思っただけです。あまり良くない記事が書かれていたものですから。」

 

「……心中お察しします。キッチンをお借りしてもよろしいでしょうか?」

 

八幡「どうぞ、自由に使ってください。」

 

 

……学園に行ったら駿川さんの所に行くか。

 

 

ーーー数時間後・トレセン学園ーーー

 

 

八幡「よし、着いた。」

 

ルドルフ「あぁ、送迎ご苦労。」

 

八幡「じゃあお前は教室に行っとけ。俺は駿川さんの所に行く。」

 

ルドルフ「今朝の新聞の事、かな?」

 

八幡「きっと取材の依頼が来てると思うからそれを聞きに行くだけだ。」

 

ルドルフ「分かった。連絡を待っているよ。」

 

 

さて、校門前には居なかったから多分理事長室か事務員室だな。早速向かってくか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1「ね、ねぇ!今トレーナーさんと会長が同じ車から出てこなかった!?」

 

2「も、もしかして……そう言う事っ!?」

 

3「お、お泊りって事!?」

 

2「か、会長もそういう事するんだぁ………」

 

 

ーーー事務員室ーーー

 

 

八幡「失礼します。駿川さんは……居るみたいですね。」

 

たづな「比企谷トレーナー!おはようございます。あの、早速なんですが「昨日の遠征発表の件、ですか?」っ!ご存知でしたか。」

 

八幡「取材依頼が来ているだろうと予想していましたので。あまり聞いても意味は無いでしょうけど、どこの会社からですか?」

 

たづな「それが、殆どからです。」

 

八幡「まぁそうでしょうね。分かりました、対応します。日程は明後日の水曜日、16時から対応可とお伝えしてもらってもいいですか?」

 

たづな「随分と急ですね?」

 

八幡「はい、これは早い方が良いと思いましたので。間違いを正す為にも。」

 

 

さて、トレーナー室に行ってメニュー作りするか。と言ってもあまり変更する事なんて無いから、実際はちょっとゆっくりするだけなんだけどな。

 

 

ーーーレッスン室ーーー

 

 

トレーナー室に行って早々にやる事が無くなった俺はダンススタジオにて婆ちゃんの資料に書かれてあった舞の動きの練習をしている。資料は俺のスマホの全ページ写真を撮っていて、神楽鈴と扇は安物を購入していたので練習が出来る環境は整っていた。人間の俺がやっても意味の無い事だって思われると思うが、この動き………マジで難しい。

 

無駄な動きをちょっとでもやるとすぐに鈴の音が鳴るし、バランスも崩れる。繊細な動きと絶妙なバランスが要求される……しかもこれを呼吸を乱さずに行わなきゃならないから恐ろしく難しい。

 

 

八幡「呼吸を止めてたらある程度は出来るんだが、止めたら次の動きに移れないんだよなぁ……人間にこの舞って出来るのか?」

 

 

………悩んでも仕方ない、とにかく練習しか無いな。もしかしたらこの動きが何かの練習に使えるかもしれないし。

 

 

八幡sideout

 

ーーーーーー

 

 

スぺ「次って確かダンスの振り付けの練習でしたよね?」

 

エル「イッエス♪今日はエルのパーフェクトなダンスを披露するデェースッ!」

 

グラス「エル、調子に乗ってはいけませんよ?」

 

エル「わ、分かってるデェース………」

 

スカイ「まぁまぁ気楽にやってこうよ~焦らずのんびり覚えた方が楽しいしさぁ~……っという事でセイちゃんは「行かせませんわよっ!」うわっと、バレてたかぁ……」

 

キング「逃がしませんわよ!貴方も一緒に踊るのよっ!」

 

 

黄金世代の5人は授業の一環でダンスの振り付けを覚える為にダンススタジオに赴いていた。

 

 

スカイ「はぁ~い……確かこのスタジオだったよね?」

 

グラス「その筈ですが……使用中の札がかけられていますね。」

 

エル「誰かが使っているのでしょうか?ならダンスが上手くなるチャンスデスッ!ちょっとだけ覗いてみましょう!!」

 

スぺ「えぇっ!?それっていいのエルちゃん?」

 

キング「ダメに決まっているでしょうスペシャルウィークさんっ!止める「Oh!噂の比企谷トレーナーデスッ!!」な、何ですって!?」

 

スカイ「あれま、本当だ。手に持ってるアレって何だろう?」

 

グラス「アレは神楽鈴という日本の舞踊道具の1つだと聞いた事があります。何でも神聖な儀式な場でしか使われないとか……」

 

スぺ「それってトレーナーさんが何か特別な儀式をしているって事ですかっ!?」

 

グラス「……あり得ますね。後学の為に少しだけ見学しましょう。」

 

 

グラスの鶴の一声で全員が扉を壁に八幡の踊りを見学していた。

 

 

八幡「………」

 

5人「………」

 

 

一連の動きを静かに見て……覗いていた5人。見ている光景は一緒でも思っている事はバラバラだった。

 

 

スぺ(な、なんかすっごいゆったりだべぇ……)ジィ∼…

 

エル(すっごく地味なダンスデェース………)ジトォ-…

 

グラス(美しい……なんて繊細な動き。)キラキラッ!

 

スカイ(眠くなりそうな踊りだなぁ~。)ファ∼…

 

キング(あの程度の動き、キングである私なら余裕よっ!)フンスッ!

 

 

その後、教官に覗き見していた事を叱られて、ついでに八幡も使用時間を過ぎていた事を教官に謝った。

 

 

八幡「まさかあんなに時間が経っていたなんて………没頭し過ぎた。」

 

 

 




面倒事は早めに済ませた方が良いですよね。

黄金世代の5人、本当にバラバラな意見でしたねww
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