比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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完全休日

 

 

八幡side

 

 

宝塚記念を勝利した日曜日から1週間が経った日曜日。俺は約束通りルドルフに時間を使う為にトレセン学園の校門前に居る。出来る範囲でという約束だったのだが、どうせ俺の家まで来るとか言い出しそうだから、1日予定を開けておく事にした。今はルドルフとの待ち合わせの最中で此処に居る。

 

 

ルドルフ「やぁ八幡君、待たせてしまったかな?」

 

八幡「っ!いいや、そう待ってない。お前の方は予定大丈夫なのか?」

 

ルドルフ「それは愚問だ。この日の為に生徒会案件やその他の雑務は全て終わらせてきた。今日の予定は君とのお出かけ以外何も無いよ。」

 

八幡「そうか……まぁお前の予定に合わせるから俺は問題無い。んで、ルートは決まってるのか?」

 

ルドルフ「大体決めてあるんだ、まずはショッピングモールに行こうか。所謂ウィンドウショッピングというヤツさ。」

 

八幡「了解。」

 

 

ーーーショッピングモールーーー

 

 

ルドルフ「最近はトレーニングや家の事で来れていなかったからね。」

 

八幡「俺もこっちに来る事はあんま無いからなぁ……殆ど商店街で買い物済ませるからこういうのは新鮮だ。」

 

ルドルフ「そうなのかい?食材を買いによく来るとばかり思っていたが。」

 

八幡「運ぶの大変だろ?だったら商店街で買った方が色々お得だしな。おまけとかもしてくれるし。」

 

ルドルフ「ふふふ、それが目的ではないのかい?」

 

 

当たり前だ。こういうデカい店は当然だが絶対そういうサービスとかしないし、お客さんとか多いから愛想笑いしかしないし。なら1人1人を相手にしてくれる商店街に行った方が面白いし、また来たいって思えるだろ。

 

 

その後も俺とルドルフは色々な店を見ては中に入って実際に商品を見たり買ったりしてショッピングをした。そしてショッピングモールを出た俺達は喫茶店へと入った。

 

 

八幡「カフェから教えてもらったのか?」

 

ルドルフ「あぁ、私も行きたいと思って相談させてもらったんだ。そういえばこのカフェのウマッターで一時期話題になった事があったな。」

 

八幡「こっちは話題なんて生易しい表現じゃ足りないけどな。」

 

ルドルフ「ふふ、しかしこの店の雰囲気は良い。気が向いたら寄ってみる事にしよう。」

 

「お待たせしました、ハンバーグ定食とステーキ定食です。それと、君達に1つお願いしたい事があるんだけど、いいかい?」

 

八幡「?何ですか?」

 

「1つサインを貰えるかな?現役最強ウマ娘のシンボリルドルフさんと比企谷八幡トレーナーだよね、テレビでいつも見ているんだよ。どうかな?」

 

ルドルフ「勿論構いません。今後も利用させてもらう形になると思いますし。」

 

八幡「そうだな、書いてやれ。」

 

「君にもお願い出来ないかな?」

 

八幡「え、自分もですか?」

 

 

………俺のサインなんて価値のある物なのだろうか?

 

 

ルドルフ「君もすっかり有名人だな。」

 

八幡「そりゃお前のトレーナーやってたらな、嫌でも箔がつくってもんだろ。先生達が師弟関係の事を暴露した時なんて外を出歩きたくなかったくらいだ。」

 

ルドルフ「あのお2人の弟子と聞いただけで驚いたものだ。」

 

八幡「だろうな。先生もプロフェッサーも他に弟子を作る気は無さそうだったから、実質は俺が最後みたいなもんだな。」

 

ルドルフ「君は後進を育てる気は無いのかい?」

 

八幡「どうだろうな……未来の俺に聞いてみない限りは分からん。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1「ねぇ、あの2人……」

 

2「そうねぇ……やっぱりどこかのお家の人かしら?」

 

3「綺麗な姿勢で食事するわよね~。」

 

1「所作も完璧!良いところのお嬢様とお坊ちゃんなのよきっと!」

 

3「ウチの子も見習ってほしいものだわ。」

 

 

八幡「食後はどうする?カフェに教えてもらったなら知ってると思うが、ブレンドが美味いぞ。」

 

ルドルフ「うむ、そうだな。せっかく来たんだ、いただこう。コーヒーに合うデザートも欲しいな。」

 

八幡「ん、なら今頼んでおくか。」

 

 

ーーー数十分後・食後のデザートーーー

 

 

ルドルフ「……美味しいね、これは。とても飲みやすい。それにこのティラミスも程良い苦味と甘味だ。」

 

八幡「軽食するならこういう店が良いだろうな。」

 

ルドルフ「あぁ、気に入ったよ。ところで八幡君。」

 

八幡「ん?」

 

ルドルフ「君のチョコタルト、とても美味しそうだな。一口もらえないだろうか?」

 

八幡「……頼んでも良いんだぞ?」

 

ルドルフ「それでは食べ過ぎてしまう、君のをもらえればそれで構わないさ。」

 

 

コイツ、わざとか?何で店でそういう事をやる?

 

 

八幡「………分かった。じゃあこっから「食べさせてもらえるかい?」………店なんだけど?」

 

ルドルフ「出来る範囲で付き合ってくれるのだろう?」

 

八幡「痛いところ突きやがって……分かったよ。」

 

 

なんかハメられた気分だが、自分から言った以上曲げるわけにはいかない……

 

 

八幡「ほれ、口開けろ。」

 

ルドルフ「では……あむ。」

 

八幡「………」

 

ルドルフ「……うん、美味しい。だが私には少々甘過ぎるかもしれないな。ティラミスでちょうど良い。」

 

八幡「そうかよ。」

 

「あの、トレーナーさん?」

 

八幡「っ!はい、何でしょう?」

 

「あちらのお客様方からこちらの品をと。」

 

八幡「………」

 

 

目の前にはそれなりの大きさのパフェが置かれた……俺はマスターの差している方を見ると、サムズアップしているマダムの皆さんが居た。

 

 

ルドルフ「せっかくのご厚意だ、ありがたくいただこうじゃないか。」

 

八幡「……そうですね。ところで、スプーンが1つしか見当たらないのですが。」

 

「こちらカップル専用となっております……君達がそういう関係じゃないって僕は理解してるけど、知らない人から見れば大人のカップルだからね~。」

 

八幡「………スプーンをもうひt「このままで結構。八幡君、互いに食べさせ合えば良いじゃないか。」………お前、いいのか?」

 

ルドルフ「今日は休日なんだ、このくらい羽目を外しても誰も文句は言わないさ。」

 

 

こうして俺達はマダム達によってカップルパフェを食べる事になった。俺はマダム達に向けて目礼を送ると手を振って返された。因みにパフェは本当に互いに食べさせ合った。

 

 

 




ルドルフ、かなり羽目を外していますねww
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