比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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私は一向に構わんっ!

 

 

八幡side

 

 

さて、スピードさんは今頃婆ちゃんの部屋に行って楽しんでいるだろう。んでルドルフなんだが、帰る気配を全く見せない。これは多分アレだな、ルドルフも泊まるつもりなんだろう。だって学園から家に帰る時にルドルフの奴、1度寮に帰って荷物を持ってきてたからな。中身はきっと着替えとかだろう。そんで俺は風呂の用意をしている。

 

 

八幡「ん〜……今日は柚子だな。」

 

 

入れる入浴剤も決まったところで、俺は風呂が沸くまで居間でゆっくりする事にした。ルドルフも居間に居るのだが、にんじんジュースと洋菓子を食べながら読書をしている。因みに読んでる本は俺の家に置いてある物で、ダジャレ特集の本だ。ルドルフの為に買ったわけではないが、ルドルフが聞いてくるもんだから俺も調べようと思って買っただけだ。俺の趣味では無い。

 

 

八幡「良いダジャレはあったか?」

 

ルドルフ「っ!あぁ、君が色々とダジャレを言えたのはこの中から選んだものもあるんだね?」

 

八幡「そうだな、それもある。」

 

ルドルフ「ではこの本に書いてないダジャレはあるかい?良ければ聞きたいのだが。」

 

八幡「そうだな………じゃあ例えで庭にハニワがあるパターンな?はぁ〜……庭にあるのはハニワだぞ?」

 

ルドルフ「ふふふっ、ハニワをかけているんだね?」

 

八幡「まぁそういう事だ。まぁもうちょい単純なのだと、『星が欲しい』とか『レースでフリフリのレースを付けた勝負服を着ながらレースを走る。』とか『マッチョはまぁ調子に乗る。』とかか?」

 

ルドルフ「よくそんな事を思いつくね、やはり柔軟な思考が出来ないと無理なのだろうか?」

 

八幡「難しく考えなければ誰でもいけるだろ。例えばお前達が使ってる尻尾のオイルでも出来るぞ。少しだけ考えてみ?」

 

ルドルフ「オイル………うぅむ……済まない、ちょっと分からないな。」

 

八幡「ヒントは使ったら逆効果だ。」

 

ルドルフ「逆効果………」

 

八幡「若いの反対だ。」

 

ルドルフ「若いの反対……っ!老いだな!」

 

八幡「正解、じゃあオイルと老いダジャレをでかけてみろ。」

 

ルドルフ「オイルを使ったら老いる、かな?」

 

八幡「正解。」

 

 

一時期、この本のおかげでダジャレを思いつくスピードが早くなったんだよなぁ……それの影響かメニュー思いつくスピードも少し早くなった。

 

 

八幡「ところで無駄な質問1つしていいか?」

 

ルドルフ「ん、何かな?」

 

八幡「君、今日此処に泊まるの?」

 

ルドルフ「勿論そのつもりだよ?その為に荷物を持ってきたからね。」

 

八幡「まぁ予想してたから別に驚かないけどよ。お前もスピードさんも物好きだよな、何で男の1人住んでる家に泊まりたがるんだ?まぁ家はめっちゃ良いし、個室も使えるから問題は無いけどよ。」

 

ルドルフ「祖母上も母上も私も思っている事だが、この家の居心地はとても良い……そして君の作る料理は美味だし気遣いだって素晴らしい。恐らくだが我等3代口を揃えてこう言うだろう、『此処に住んでも構わない。』っとね。」

 

八幡「……この家を譲り受けた身だから俺からは何も言わないけど、それってマジ?」

 

ルドルフ「ふふっ、マジだよ。私は一向に構わない。」

 

八幡「……ちょうどスピードさんも上に居るから聞いてみるか。」

 

 

ーーーコレクションルームーーー

 

 

八幡「………」

 

スピード「………」ジィ∼…

 

八幡「………」

 

 

………声かけづれぇ〜。あんなに真剣に見ている中で声をかけるのはかなり気が引ける。にしても本当に好きなんだな、婆ちゃんの事。

 

 

スピード「………私の事は気にせず、声をかけてくれて構わないよ。」

 

八幡「っ!気付いてたんですか……」

 

スピード「ふふっ、まぁね。これでも人の視線には割と聡い方なんだ。」

 

八幡「祖母の事に比べるとめちゃくちゃどうでも良い内容なので、話しかけて良いものかと。」

 

スピード「構わないとも。それで、何かな?」

 

八幡「あ〜……何故シンボリ家の皆さんはこの家に泊まりたがるのかなぁと。下に居るルドルフにも聞きましたが、住んでも構わないと言われたもので。」

 

スピード「そうだな、それも間違いでは無い……というよりも寧ろ住みたいとさえ思っているし、私は一向に構わないとも思っているよ。スイートも同じ事を思っているだろう。」

 

 

本当にシンボリ家3代口を揃えてそう言うのか?いやまぁ、今のところルドルフとスピードさんが口にしたからすっげぇ説得力あるんだけどよ。それよりも今、ルドルフと同じ言葉使わなかったか?

 

 

スピード「君はどう思っているのかな?我々の屋敷に住みたいと思うかな?」

 

八幡「いやぁ〜俺には格式高過ぎますんで……まぁ1度は泊まってみたいとは思いますけど。」

 

スピード「ふふふっ、そんな事は気にしなくてもいいのだが、やはり気にするのだろうな。」

 

八幡「名家と庶民の差ってヤツですね。」

 

スピード「そうだろうな。君の気が乗ればいつでもシンボリ家に来て構わない。こちらがずっと一方的というのは不釣り合いだ、君も我が屋敷に来てみると良い。心から歓迎しよう。」

 

八幡「えぇとは言っても今年にお邪魔出来るかどうかはちょっと分かりませんけどね。」

 

 

コレ本当。だってルドルフは秋に向けて夏合宿だし、その後は秋の3冠レース全部に出る予定だし。のんびり出来そうな日を作れるかどうかだよなぁ………

 

あっ、そういや風呂沸いたかな?

 

 

 




シンボリ家の皆さんは八幡の家に住んでも一向に構わない!(スイートルナさんのみ未確認だが高確率で肯定!)
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