比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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最後のわがまま

 

 

八幡side

 

 

スピード「では八幡君、お休みなさい。」

 

八幡「はい、お休みなさい。」

 

スピード「電話でも話したが、私は明日早い。無理に起きなくても大丈夫だからね?」

 

八幡「俺は毎朝ジョギングをするという日課を身に付けてますので、早起きくらいは全然普通ですよ。この前みたいな朝食で良かったら用意しますので。」

 

スピード「何から何まで君には本当に世話になるな。ありがとう、ではお願いしてもいいかな?」

 

八幡「はい、じゃあ用意しておきますので。」

 

スピード「よろしくお願いするよ。では今度こそ、お休み。」

 

 

スピードさんは最後にそう言うと部屋のに入って戸を閉めた。さて、俺もそろそろ寝るか。

 

 

八幡「ルドルフもそろそろ寝ろ。寮の消灯時間は何時か知らないが、もう寝てもおかしくない時間だ。」

 

ルドルフ「あぁ、既に過ぎてしまっている。では我々も就寝に入ろうか。」

 

 

ーーー八幡の部屋ーーー

 

 

八幡「そんで?何故お前は客室の枕を持ってわざわざ俺の部屋までお越しになっているのか説明してもらってもいいか?」

 

ルドルフ「君は言ったじゃないか、可能な範囲で付き合うと。」

 

八幡「……コレもその内に入ると?」

 

ルドルフ「可能ではないかな?」

 

八幡「アウトだわ、故障発生レベルでアウトだ。大体どうしてOKすると思った?」

 

ルドルフ「我々の仲だから行けると思ったのだが。」

 

八幡「ダメだねぇ。思ってもダメだしやってもダメだって事に気付こうな?」

 

ルドルフ「しかし八幡君、私は君がOKするまで此処から1歩も動く気は無いぞ?」

 

八幡「脅し?今度は俺を脅しにかかるのかお前は?いつからそんなに悪い子に育ったんだお前は?」

 

ルドルフ「良いだろう八幡君?一晩だけだ、何も起こりはしないさ。」

 

八幡「………じゃあ起きた時はお前が責任取れよ?俺は一切知らんからな?」

 

ルドルフ「おや、冷たい事を言うじゃないか……私のトレーナーともあろう人が。」

 

八幡「そのトレーナーを脅した張本人は自分だって事をちゃんと自覚しろよ?それと早よ入れ、でないと追い出すぞ。」

 

ルドルフ「では遠慮無く。」

 

 

はぁ………俺も明日はジョギングの距離減らして朝食の準備しなくちゃならんってのにコイツは。もし寝坊したら君のせいだからね?そこんとこ分かってんの?

 

 

ルドルフ「……ふふっ、分かってはいたが、2人だと少し暑いね。」

 

八幡「俺も不思議だよ、何でこうなったのか。」

 

ルドルフ「だが、寝心地はずっと良い。この時間がもっと長く続いてくれれば良いとさえ思う自分が居るんだ、これは変だろうか?」

 

八幡「……さぁな、俺には分かんね〜。」

 

ルドルフ「そうか……では、お休み。」

 

八幡「おう。」

 

 

ルドルフ(八幡君、私はこの感情を変だとは思わない。自覚しているが、私は君に対してトレーナー以上の感情を持ってしまっている。いつからかは不明だが、これはきっと………そういう事なのだろう?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「んんぅ……今何時だ?4時半……そろそろ起きるかぁ〜!?」

 

ルドルフ「んんぅ……」ギュッ!!

 

八幡「ル、ルドルフ……コイツ、寝てんだよな?」

 

ルドルフ「すぅ……すぅ……」

 

八幡「悪いが俺には予定がある、行かせてもらうぞ。」

 

 

ーーー数十分後ーーー

 

 

八幡「アイツ本当は起きてんじゃねぇの?まさか振り解くのにこんなに時間がかかるとは思わなかったぞ……とりあえず朝食の準備してからアイツ起こすか。この前は起きられたみたいだが、言い方からして朝は少し苦手みたいだしな。」

 

八幡「まぁ準備って言ってもこの前と同じ洋風な朝食にするだけなんだけどな。パン焼いて卵とベーコン焼いてコーヒーと紅茶用意して……ホントにこれだけだからすぐに終わるんだよな。」

 

 

朝から手の込んだ料理なんて作ってもありがた迷惑だと思われかねないし、胃も寝てるから刺激のありそうなのは止めた方が良いだろうしな。

 

まぁコーヒーもある意味刺激物だから朝に飲むのはあまり良くないらしいんだが、これはもう習慣になってる人からすれば、飲むのを辞めるのはかなり時間が掛かりそうだ。それよりも準備準備。

 

 

八幡sideout

 

ルドルフside

 

 

ルドルフ「………」

 

「……ルフ、…だぞ〜………ドルフ〜!」

 

ルドルフ「……むぅ、朝なのか?」

 

「……です朝…す。水……る前に顔…ってこい。」

 

ルドルフ「………分かった。」

 

 

うぅむ……やはり朝は弱い、上手く頭が働かない。目の前に居るのは……八幡君か?

 

 

八幡「それとも水ぶっかけた方が目覚めも良いか?」

 

ルドルフ「いいや、大丈夫だ………顔を洗ってくるよ。それで目も覚めるだろう。」

 

八幡「おう、そうしろ。因みにスピードさんはもう行った後だからもう居ないぞ。」

 

 

祖母上はもう行ってしまったのか……朝が早いと言っていたが、こんなに早いとは………

 

 

八幡「ほら、お前はまず顔洗って飯食う事から始めろ。他の事は考えんでいいから。」

 

ルドルフ「あぁ、分かった………」

 

 

今は八幡君の言う通りにしよう……だが、八幡君は面倒見も良いのだな。下まで連れて行ってはもらえないだろうか?

 

 

八幡「………何見てんの?」

 

ルドルフ「下まで一緒に行こうじゃないか。」

 

八幡「はいはい分かったよ。」

 

 

……やはり面倒見が良いな、君は。

 

 

 




むさかこんな手に出るとは………

ルドルフ、やはり朝が弱い模様ww
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