比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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アドバイス

 

 

八幡side

 

 

八幡「ん〜……どうすっかなぁ〜………」

 

オグリ「トレーナー!私はトレーナーの料理であれば何でも食べられるぞっ!」

 

スペ「私も全部食べられます!」

 

ブライアン「………肉なら任せろ。」

 

八幡「俺、別に君達に聞いたわけじゃないんだけど?何で夏合宿の厨房=私達も食べられるみたいな発想になってんの?食わせないからね?」

 

スペ「そんなっ!?だって去年は夏合宿に行けなかったから食べられなかったんですよ!?」

 

八幡「知らんがなそんな事。」

 

オグリ「私は去年ルドルフと相席していたが、本当に美味しそうな料理だった……トレーナー、今年は何を……いや、まだ決まっていなかったんだったな。」

 

ブライアン「肉料理なら任せておけ。」

 

八幡「だから食わせないって。」

 

 

ホントどうしてくれようかこの野次ウマ共。まぁまだ晩飯の時間じゃないから少しは余裕あるけど、早めに考えておかないとな。

 

 

八幡「……なぁ。今食べるとしたらでいいから、なんか良い感じのメニューって無い?」

 

ブライアン「………肉料理全般だ。」

 

八幡「お前にはもう聞かない。」

 

オグリ「故郷の料理なんてどうだろう?」

 

八幡「故郷の料理を知りません。」

 

スペ「北海道の名物、鍋とか海鮮丼とかどうです?」

 

八幡「この時期にこの場所で鍋?海鮮は行けると思うけどよ………」

 

 

コイツ等の料理のアドバイスは当てにならないって事は覚えておこう。

 

 

八幡「もっと料理の造詣が深い奴が居てくれれば、助かったんだけどなぁ……あっ。」

 

ライス「………」テクテク

 

八幡「ライス。」

 

ライス「ふぇ?あっ、お兄様。どうしたの?」

 

八幡「ライスは今食べるとしたら何か良い料理は無いか?あの3人に聞いたんだが、当てにならなくてな。」

 

ライス「うぅ〜ん………夏の定番だけど、冷やし中華とかどうかな?暑いといつもより食欲が無くなったりとか味の濃いのとか食べられない時とかあるから。後は……スタミナ料理ってよく聞くよね。にんにくを使ったステーキとか野菜炒めとか良いと思うし、ちょっと辛いけどスタミナラーメンもあるよね。」

 

 

おぉ……何というパーフェクトな回答。成る程、さっぱりした料理とかスタミナ料理か。そういえば考えた事無かった、これはすげぇアドバイスだ。

 

 

八幡「………ライス、素晴らしいアドバイスの報酬として今日の晩飯はお前の分も作ろう。」

 

ライス「ふぇ、いいの?」

 

八幡「うん、良い。」

 

ブライアン「おい……あたし達の分は無いのか?」

 

オグリ「私達もアドバイスをしたぞ!」

 

スペ「私達にも作ってください!」

 

八幡「ライスみたいな的確なアドバイスが出来たら考えてやるよ。」

 

 

まっ、無理だろうけど。

 

 

ーーー自室ーーー

 

 

八幡「冷やし中華ねぇ……麺と汁は当たり前として、トマト、卵、きゅうり、鶏ササミ、ハムか。コレ1つは確定として、スタミナ料理は……やっぱステーキ作るか。スタミナは付けさせたいしな。」

 

シービー「八幡〜、何してるの〜?」

 

八幡「今日の献立考えてんの。」

 

シービー「へぇ〜……あっ、そういえば去年は豪華だったもんね。今年は何?」

 

八幡「普通の料理。」

 

シービー「嘘だね。」

 

八幡「………何で俺は早々に否定されたんだ?」

 

シービー「八幡が普通の料理作るわけ無いじゃん。絶対に何か仕込むつもりでしょ?」

 

八幡「まぁ準備とかはするけどよ、仕込んだりとかはしねぇぞ?今年は普通の料理を普通に作るだけだ。コレはマジだぞ?」

 

シービー「じゃあ作る料理は?」

 

八幡「冷やし中華とスタミナ料理。」

 

シービー「………ザ・夏の定番だね。」

 

 

つまんなそうな反応すんじゃねぇよ、俺だってありきたりだとは思ったけどこの時期には作った事無いんだから別にいいだろ。

 

 

シービー「ねぇ八幡、あたしの分は?」

 

八幡「ねぇよ?食堂のスタッフに注文頼みな?」

 

シービー「えぇ〜あたしも八幡の料理食べたい〜!」

 

八幡「頭の中で腹一杯食べなさい。」

 

 

じゃあ俺は食材買いに行こっと。出来ればあの3人とメジロの甘党には出会わない事を祈って。

 

 

八幡sideout

 

ルドルフside

 

 

エアグルーヴ「ではこれで会議を終了する。会長、他に何かございますか?」

 

ルドルフ「そうだな……この会議とは直接関係無いが、夏合宿は残り1ヶ月ある。皆もトレーニングがあるとは思うが、くれぐれも怪我に気を付けてほしい。以上だ。」

 

エアグルーヴ「ありがとうございます。では、これで解散!」

 

 

……会議はこれで終了。さて、私も部屋に戻ろうか。いや、その前に八幡君の所に行こうか。思えばこの時間に彼の部屋に行くのは初めてだな。

 

 

エアグルーヴ「会長、この後は何方へ?」

 

ルドルフ「八幡君の所に行こうと思っている。エアグルーヴ、君も来るかい?」

 

エアグルーヴ「………奴の行動も少し気になりますので、お供致します。」

 

 

ーーー八幡の部屋の前ーーー

 

 

コンコンコンッ

 

 

八幡『どうぞ。』

 

ルドルフ「失礼するよ八幡君、この時間に会うのは初め……て………」

 

シービー「やっほ〜ルドルフ〜♪」

 

エアグルーヴ「………シービー先輩、何故その男の膝でそのような事を?」

 

シービー「え?したかったから♪」

 

八幡「頼む、どっちでもいいからコイツ持ち帰ってくれるか?このままだといつまでも居座りそうだ。」

 

シービー「ダメッ、絶対此処に居るっ!」

 

八幡「……こう言って聞かないんだよ。」

 

 

……これは持ち帰るのに手を焼きそうだな。

 

 

 




3銃士の不的確なアドバイスとライスの的確なアドバイスww
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