比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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舞の協力者

 

 

八幡side

 

 

八幡「はぁ……はぁ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アルダン「お疲れ様です、トレーナーさん。動画、撮り終わりました。」

 

八幡「おう……はぁ……サンキュー。」

 

 

10月に入って駿大祭の開催まで1ヶ月を切った。俺もルドルフも最後の方まで舞を踊れるようにはなってきた。ただ、やはり終盤の激しい踊りからは難易度が高く、そう簡単には納得のいく踊りが出来ていないのが現状だ。

 

そんで今はスタジオで動きを確認しているのだが、あの一件以来アルダンが俺にかなり協力的で客観的な目線でアドバイスをくれるから非常に助かっている。ルドルフを交えてやった時も大いに助かっている。割合で言うなら大体8〜8.5割くらいは完成していると思っている。

 

 

八幡「………」ジィ∼

 

アルダン「トレーナーさんは踊り出しの時に左手を開いていますので、握る癖をつけた方が良いかと。確か鈴とセンスを持ちながら踊ると伺っていますので。」

 

八幡「あぁ〜そうだな。確かにそうだわ。鈴の方に集中してたから扇子の事すっかり忘れてた……一応仰ぎ方とかは練習してるから問題ねぇとは思うけど、まだ1回も踊りと合わせた事無かったからなぁ〜………ありがとうな。」

 

アルダン「いいえ、お力になれているのであれば嬉しいです。」

 

八幡「次は扇子も持って踊ってみるか。」

 

 

ーーー舞練習後ーーー

 

 

八幡「………ふぅ。やっぱり舞ってのは難しいな。ファル子に教えてもらってるダンスとは全くの別物だ。ダンスも全身を使うが、舞は更に奥底の力まで使わないと制御出来ないって感じだな。」

 

アルダン「そんなにも違うのですね。目の前で見ていましたので理解しましたが、ダンスと使う筋肉は似ていても量は段違いですね。」

 

八幡「あぁ。初動ですら脚と腕の筋肉をめちゃめちゃ使うからな……最初の頃は筋肉痛で悶えた。」

 

アルダン「会長も最初の頃は筋肉痛が酷かったと仰っていました。力みもあると思いますが、それも段々と無くなってきていますので良い方向になっていますよ。しなやかな動きが増しています。」

 

八幡「そうか、なら良かった。さて、じゃあ今日もありがとな。アルダン、よかったら飯でも食べるか?いつも見てもらってる礼だ。」

 

アルダン「よろしいのですか?でしたら是非、いただきたく思います。」

 

八幡「じゃあルドルフとライスも呼んで昼飯にするか。メニュー何にするかなぁ……」

 

 

ーーーカフェテリアーーー

 

 

八幡「………」テキパキ

 

アルダン「……噂には聞いておりましたが、トレーナーさんの料理の腕前は素晴らしいものですね。」

 

ルドルフ「あぁ。毎週日曜日のこの時間はとても楽しみでね、ついこの時間までに雑務を終わらせなければと思ってしまうくらいだ。」

 

アルダン「思えば、私がトレーナーさんの料理を食べるのは初めてですね。」

 

ライス「お兄様の料理は本当に美味しいんだよ。ライスも初めて食べた時は何回もお代わりしちゃったから!い、今もしちゃうんだけどね。えへへ……」

 

ルドルフ「そのくらい美味という事さ、メジロアルダン。味の保証は此処に居る私とライスシャワー、彼の料理を食べた事のある生徒達が保証するだろう。」

 

八幡「お前等、出来たぞ〜。」

 

ルドルフ「待っていたよ八幡君。今日は何だい?」

 

八幡「今日は照り焼きチキンだ。」

 

アルダン「まぁ、これは………」

 

ライス「今日も美味しそう……♪」

 

八幡「お代わりは用意してあるから欲しかったら言ってくれ。俺も食べながら次作るから。余っちまったのは………どうしよっか?」

 

ルドルフ「この前のように欲しい者だけでじゃんけんで決めたらどうだい?翌日の誰かにプレゼントだ。」

 

八幡「それで行くか。厨房に書き置き残しておこ。誰にも食べられないように。」

 

 

一応、保温機の中に5つくらいあるから俺も食べるか。ライスがきっとたくさん食べてくれるだろうし。ルドルフも食う時は食うから油断出来ないんだよなぁ……特に新作の時は結構食べたりするからなぁ。

 

 

アルダン「っ!美味しいですっ!」

 

八幡「そうか。」

 

ライス「お兄様、今日のもすっごく美味しいよ♪」

 

ルドルフ「メジロアルダンとライスシャワーに先を越されたが、八幡君。とても美味しいよ。」

 

八幡「何よりだ。」

 

アルダン「本当に美味しいです。一品でもこれだけの味を出すのは我がメジロ家に仕えているシェフでも至難の業……それをたった数十分の時間で仕上げてしまうなんて。」

 

ルドルフ「そうだろう。故に八幡君を手放したくないと思うのは自然な事だ。」

 

アルダン「成る程……ふふふっ、確かに喉から手が出る程欲しい人材ですね。お婆様が見てもそう思うでしょう。勿論、他の家の方々も。」

 

ルドルフ「あぁ、君の言う通りだよ。」

 

 

………なんか妙に物騒な話してんなぁ。とりあえず俺は聞いてないふりしておこう。次のライスの飯を考えながらライスの食ってる笑顔を見ておこう。

 

 

八幡「ライス、美味いか?」

 

ライス「うん、美味しいよ。あむっ……♪〜」モグモグ

 

 

本当に美味そうに食べるよなぁ……それにしてもあの2人まだ話してるよ、本人抜きで本人の事を話さないでほしいんだけどなぁ………

 

 

 




アルダンが仲間に加わった!
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