比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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寝耳に水

 

 

ルドルフside

 

 

八幡「はぁ……はぁ……」

 

ルドルフ「はぁ……はぁ……」

 

 

♪〜♪〜………

 

 

アルダン「……終了です。」

 

八幡「はぁぁぁぁ〜………」

 

ルドルフ「ふぅ〜……はぁ……はぁ……やっと1回、最後まで成功出来たな。」

 

八幡「疲れた……流れでやって漸く成功、これを何回もやって失敗しなくなったら完成ってところか?」

 

ルドルフ「そうだな……まだまだ1回、これから何度も繰り返して失敗を少なくしないとな。」

 

アルダン「お疲れ様です会長、トレーナーさんも。タオルとドリンクです。」

 

八幡「あぁ、サンキュー……」

 

ルドルフ「……メジロアルダン、私達の動きはどうだったかな?ズレがあったりしないだろうか?」

 

アルダン「お2人共、長く共にしているからか息はピッタリ合っていました。これだけ息が合っているのであれば、何かアレンジを加えてみても面白いかもと思いましたが、流石に時間がありませんね。」

 

八幡「そうだな。流石に時間が足りないな、アレンジを加える暇は無いな。今は1回踊れたこの舞を何度も練習して失敗率を下げて動きを洗練させて行こうか。それに今持っているのは鈴ではなくバトンだし、次は鈴と扇子を持って本格的にやってみるか。」

 

ルドルフ「そうだね、それから衣装を着ての踊りにも慣れた方が本番に踊れないかもしれないからね。」

 

八幡「衣装か……なぁ、今更なんだが俺ってどんな衣装着ればいいんだ?」

 

ルドルフ「………っ!そ、そういえば踊りばかりで衣装の事を聞いていない!」

 

八幡「ヤバい……ルドルフのは用意してくれていると思うが、流石に俺のはしていないよなぁ。ヤッベぇ……理事長に聞いてみない限り分かんねぇけど………」

 

 

理事長に聞くしか無いが、少々期待薄だな……

 

 

ーーー理事長室ーーー

 

 

秋川「し……失念っ!!」

 

八幡「やっぱりかぁ………そうですよね、自分も舞の事ばかりで衣装の事なんて全く頭にありませんでしたから。自分も失念していました、すみません。」

 

秋川「不要っ!!君が謝罪する必要は無いっ!!疎かにしてしてしまった私が悪いのだ!!」

 

 

理事長のこういうところってホントに潔く感じる……まぁ、時々とんでもない事をしてしまうのが玉に瑕だが。

 

 

秋川「しかし……どうしたものか。今から作成を依頼しても恐らくギリギリだろう。難題……どうしたものか、むむぅ〜………」

 

八幡「………」

 

ルドルフ「……っ!理事長、少々お時間をいただいてもよろしいでしょうか?」

 

秋川「?許可。」

 

ルドルフ「ありがとうございます。少々お電話をかけさせていただきます。」

 

 

私にはこの人しか当てが居ない、頼ってばかりで申しわけ無いが頼らせてもらおう。

 

 

スピード『もしもしルドルフ、スピードだ。』

 

ルドルフ「祖母上、ご無沙汰しております。急にお電話してしまい申しわけございません。」

 

スピード『構わないよ、孫娘からの電話を拒否する理由なんて無いからね。それで、何用かな?』

 

ルドルフ「はい。実は折言ってお願いがございます。以前に私が奉納舞を踊る事になったのはご報告させていただいたと思いましたが、もう1人の踊り手として八幡君が踊る事になっております。」

 

スピード『ほう、八幡君が踊りを……それは異例中の異例だね。前例が無い事だ、中々思い切った事をしたものだな。』

 

ルドルフ「はい。しかし私達の確認不足もありまして八幡君の衣装を手配するのを忘れていました。すぐに手配したいところですが、学園で依頼したとしても駿大祭にギリギリ間に合うかどうか分からない期間でしたので……そこで我がシンボリ家専属の勝負服の専門家達に八幡君の衣装の作成をご依頼したいのです。」

 

スピード『成る程、そういう事ならば協力させてもらう。デザイン案等は決まっているか?』

 

ルドルフ「デザイン……っ!でしたら、クリフジ殿の勝負服をアレンジする事は出来ませんでしょうか?駿大祭は引退したウマ娘の想いも紡ぐ重要な行事。是非、クリフジ殿のデザインをと思います。」

 

スピード『それは良い考えだな、早速作成依頼を出そう。採寸は……まだだったかな?』

 

ルドルフ「そう聞かれると思って既に終わらせてあります。後程写真をお送りします。」

 

スピード『助かる。ではその採寸を元に作らせる事にしよう。』

 

ルドルフ「ありがとうございます、祖母上。」

 

スピード『気にする事は無い。奉納舞に次の天皇賞、時間はあまり無いが応援しているぞ。』

 

ルドルフ「ありがとうございます、では……」

 

八幡「……ありがとうなルドルフ。」

 

秋川「感謝っ!!感激っ!!シンボリルドルフ会長、並びにスピードシンボリ副会長には頭が上がらないっ!!深く感謝するっ!!」

 

ルドルフ「いえ、自分の力ではありません。一重に祖母上の人脈の広さと言えるでしょう。」

 

八幡「よし、今日の晩飯はちょっと豪華にする。」

 

ルドルフ「それは期待してしまうな、とても楽しみだよ。その分、舞も頑張ろうじゃないか。」

 

八幡「そうだな。」

 

秋川「激励っ!!駿大祭まで残り僅か!!聞き飽きていると思うが、頑張ってほしい!!」

 

 

 




ギリギリになって衣装の事を思い出す2人ww
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