比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

818 / 1583
世界、再び!

 

 

八幡side

 

 

婆ちゃんの墓参りから2週間が経った今日は待ちに待った世界との戦いの日だ。昨日の追い切りもかなり良かったし調子も上向き、去年も世界と戦っているから萎縮した様子も無い。寧ろ早く走らせろとばかりの雰囲気を纏っていたくらいだ。

 

そんで今年もアメリカからプロフェッサーが来てくれた事で東京レース場はまたもどんちゃん騒ぎでボディーガード役を勤め終わって席でぐったりしているとこだった………

 

 

八幡「はぁ〜………」

 

マンノウォー「済まんな八幡。」

 

八幡「い、いえ……大丈夫です。」

 

タリアト「それにしても今日はまた一段と多いな、やはりルドルフが出るからだろうか?」

 

マンノウォー「そうだろうな。昨年の走りを見れば分かる、あれだけ白熱したレースをしたのだからな。」

 

ルドルフ「恐縮です。」

 

スピード「それにしても……お会いした事があるとはいえ信じられない気持ちだな。目の前にアメリカの伝説が居るなんて。」

 

マンノウォー「だそうだぞ、タリアト。」

 

タリアト「バカを言うな、師よ。貴女の事だ。」

 

スピード「いえ、お2人の事です。」

 

スイート「確かにそうですね……八幡さん、やっぱり貴女の恩師の方達はとんでもないわね。」

 

八幡「あはは……俺も改めてそう思います。」

 

 

それから俺達は雑談やレース予想をしながらジャパンCの時間が来るまで楽しんでいた。その間、俺は先生達の手足となって行動をしていた。スピードさんとスイートさんが気を利かせて側近の人達に頼もうともしていたが、先生達にお世話になったから俺がやりたいというわがままを押し通している。そんで今はお使い中だ。『日本のハンバーガーを食べてみたい。』っとプロフェッサーからの要望があったからだ。

 

 

八幡「ん〜やっぱバーガーコングじゃない方が良いよな。こっちの店のを買って行くか。」

 

泉「おっ、比企谷!」

 

八幡「っ!泉さん、それに葉山も。」

 

葉山「あぁ、久しぶりだな比企谷。」

 

泉「もしかして、この店でお昼か?」

 

八幡「いえ、ちょいと頼まれ事でテイクアウトをしようと思っていただけです。」

 

泉「ほぉ〜。おっ、そういえばアンタから借りてるノートのおかげでロッキーのトレーニングをかなり順調に出来たぜ!ロッキーもいつになく自信がありそうな顔してたからよ、今日のレースが楽しみだぜ!」

 

八幡「それは楽しみですね。まぁ、俺達も負けるつもりはありませんけどね。」

 

泉「だろうな。んでよ比企谷、12月から葉山をメイントレーナーとして活動させる事になったんだよ。」

 

八幡「へぇ〜じゃあ泉さんが認められるだけの実力にはなったって事ですか?」

 

泉「まだまだだけどな。けど、担当1人だけなら任せてみても問題無いレベルにはなったと思ってる。」

 

葉山「今年の年始のアドバイスのおかげだよ……泉トレーナーからもやっと認められたよ。俺も早く自分の育てた担当で勝利を分かち合いたいよ。」

 

八幡「その日が早く来ると良いな。自分の育てたウマ娘が勝った瞬間って感慨深いものがあるぞ。」

 

葉山「あぁ、早く自分の担当を見つけて勝たせてやりたいよ。」

 

泉「じゃあ俺達もそろそろ行くか。じゃあな比企谷、アンタもお使いあるんだろ?道草食ってたら怒られるかもしれないぜ?」

 

 

おっと、それはちょっとヤバいな。とりあえず定番のと人気のを買って行くか。

 

 

ーーー観覧席ーーー

 

 

八幡「すみません、遅くなりました。」

 

マンノウォー「随分と時間がかかったな?やはり昼時だったから列が出来ていたか?」

 

八幡「まぁそんなところです。プロフェッサー、注文の日本のハンバーガーです。きっとアメリカではバーガーコングがあると思ったので、違うのを買ってきました。」

 

マンノウォー「流石は八幡だな。後は「ポテトにマスタード、ナゲットとケチャップですよね?」……流石は私の孫弟子だな!」

 

八幡「ルドルフはコレな、弁当。」

 

ルドルフ「ありがとう八幡君。」

 

八幡「他の皆さんもよければ食べてください。下で出来たばかりの料理に比べたら美味しくないかもしれませんけど。」

 

タリアト「ふむ、ではお手並み拝見といこう。」

 

スイート「貴方の料理を美味しくないと思う人は居ないと思うけど……私も喜んでいただくわ。」

 

マンノウォー「八幡、私も食べるぞ!!」

 

八幡「大丈夫ですよ。先生達も来る事は聞いていましたので、結構量は作ってきました。満腹にはならないと思いますけどね。」

 

マンノウォー「いいや、八幡の作った料理だ!絶対に美味いに決まっている!!」

 

 

そう言ってくれるのはとても嬉しいんですけど、食べる前から過剰評価はあまりしない方が良いと思うんですけど?

 

 

ルドルフ「君は凄いな……これだけの量の食事を作るなんて。昨日の夕飯に出た料理もあるが、数品だけだ。殆ど新しい品目が多い。やはり楽しみになってしまうよ。」

 

タリアト「………八幡。」

 

八幡「はい。」

 

タリアト「昨日の夕飯とはどういう事だ?」

 

八幡「………実は。」

 

 

その後俺は先生に正直に話した結果、納得はしてもらえたが少しばかりお説教を食らってしまった。

 

 

 




葉山との再会と先生からのお説教。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。