比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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理事長の要件とお祝いの品?

 

 

八幡side

 

 

桜花賞が終わった翌日。今日も通常通り、生徒は学校でトレーナーは時間になるまで自由時間を取っているのだが、俺は今オークスに向けてのトレーニングメニューの作成に加えてバブルのリハビリメニューも組んでいる。サブトレーナーの○○がついているとはいえ、クラシックに入っていきなり過ぎる骨折だ、アイツもどうしていいか分からない状態になっているだろう。だから俺もメインの先輩に協力すると言った手前、声が掛かるまで待機なんて事はしない。取り敢えずは俺の出来る事をする。そんで偶に様子を見に行って順調そうだったらメニューの改良をしていくとかそんなところだろうか。

 

 

コンコンコンッ

 

 

たづな「失礼します。比企谷トレーナー、今お時間大丈夫でしょうか?」

 

八幡「………」

 

 

今のエアグルーヴなら、2,400mでバテるような事はあまり考えられないが、明日は1度2,400mを走らせて見るか。それを見てからプランをどちらにするか決めよう。

 

 

たづな「トレーナーさん?」

 

八幡「え?は、駿川さん?いつから此処に?」

 

たづな「つい先程です。相当集中していたみたいですが、次のオークスに向けてですか?」

 

八幡「えぇ、今のところは順調ですからね。勢いこのままでオークスも制してみせますよ。」

 

たづな「頼もしいですね。」

 

八幡「それで、何か御用ですか?」

 

たづな「はい。理事長がお呼びですので、理事長室までお越し願えますか?」

 

 

理事長が?

 

 

ーーー理事長室ーーー

 

 

秋川「歓迎っ!!よく来てくれた、比企谷トレーナー!先日のエアグルーヴは見事だった!!祝福っ!!」

 

八幡「ありがとうございます。それで、自分は何で呼ばれたんでしょうか?」

 

秋川「うむっ!先日の桜花賞制覇によって、エアグルーヴの素質は勿論の事ながら、君のトレーナーとしての能力がとても高い事が証明された!!そこでっ!!私は君にもう1人、担当ウマ娘を育ててみてはどうかと思って呼んだ次第だ!!」

 

八幡「もう1人、ですか……」

 

 

正直、俺はそんな事は1mmも考えてなかった。端的に言えば1人でも担当出来れば良いと思っているからだ。それに俺の場合、1人の方が集中してみれるからという理由もある。まぁそんな事言ったらいつまで経っても変わらないまんまなんだが、1人じゃダメだって理由も別に無いしな。

 

 

八幡「因みに聞きますけど、その担当をするにあたっての条件はありますか?」

 

たづな「基本的にはエアグルーヴさんの1学年下のウマ娘から選出して欲しいのですが、理事長たっての希望もありますので、その辺りの条件は自由にするとの事です。なので、学年問わず、未担当のウマ娘であれば誰でも構いません。」

 

八幡「成る程………」

 

 

誰でもいいというのなら、これはかなりの好条件だ。俺の好きな、育てたい奴だったらそのウマ娘の承諾さえあれば、後は確実だ。けど、これにはリスクもある。それは誰かがこの事を聞きつけてやって来ないか心配だという事だ。特に“ミ”から始まって“ビ”で終わるルドルフ並のポテンシャルを持ったアイツとかな。

 

とはいえ、流石に今この場での返答は少し難しい。

 

 

八幡「すみません、少し時間を貰えませんか?ありがたい話ですが、今はクラシックシーズンの真っ只中でエアグルーヴに集中したいのが正直な感想です。」

 

秋川「了解っ!!君の好きな時で構わない!返事を待つ!その時に君の答えを聞こう!!」

 

八幡「はい。」

 

駿川「あぁそれと比企谷トレーナー!貴方にお荷物が届けられていました。」

 

八幡「荷物?」

 

駿川「はい。○○大学からです、きっと比企谷トレーナーの恩師の方からだと思われますが………」

 

 

先生が学校に?桜花賞でのお祝いを2人でやるって約束だったからその時に渡せば良いと思うのは俺だけか?けどまだ先生って決まったわけでもないからな………

 

 

八幡「ありがとうございます、此処で受け取ります。」

 

秋川「我々からの用件は以上だ!!激励っ!!これからも頑張ってくれたまえ!!」

 

八幡「ありがとうございます、失礼します。」

 

 

ーーートレーナー室ーーー

 

 

ふぅ……2人目、か。さてどうしたものか……エアグルーヴを選ぶのに10日間もかけたからな、それで選ぶのなら2番目のウマ娘を選ぶのが普通だが、あの時エアグルーヴに集中したいという答えも嘘ではない。だが今の俺はエアグルーヴしか担当していないから他に実績がない。いや、まぁ新人のトレーナーはそんなものだと思うんだけどよ。

 

まぁ、そうだな……取り敢えずは考えておくか。それよりもだ、この包みだよな。

 

 

八幡「俺の母校だから誰だってなるけど、俺があの学校で1番世話になったのは先生だけだしなぁ………他の教授の名前なんてもう覚えてもいねぇよ。その他が先生とのトレーナーになる為のイロハをめちゃくちゃに叩き込まれたから印象もねぇし。留年しないように勉強したくらいだから顔すら出てこね〜。」

 

 

そんな大学から何が送られて来たんだか………俺は包みを丁寧に解いて中を開いた。そこには………

 

 

 

担当ウマ娘は増やした方が良いと思いますか?

  • 折角だから、増やしちゃおう!
  • いや、エアグルーヴ編だからここは無しで!
  • まぁどっちでも良いかなぁ〜。
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