比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

823 / 1583
ルドルフの今後

 

 

八幡side

 

 

ーーートレーナー室ーーー

 

 

八幡「………」カキカキ

 

 

コンコンコンッ

 

 

八幡「どうぞ。」

 

ルドルフ「失礼するよ、八幡君。遅れてしまって悪かったね。クリスマスのイベントで少々ゴタゴタしていてね。予定より遅れてしまった。」

 

八幡「いや、別に構わない。急に予定入れたのは俺の方だからな。遅れても文句は言わねぇよ。」

 

ルドルフ「感謝する。それで、話というのは何だい?先に言っておくが、家から出るつもりは無いぞ?」

 

八幡「それじゃねぇよ。いや、まぁそれもあるんだけど今回呼んだ理由はそれじゃない。先に言われたが結構ちゃんとした真面目な話だ。」

 

ルドルフ「そうか、ならば真剣に聞こう。」

 

八幡「昨日のジャパンCが終わって、俺達の目指すレースは後1つだけになった。年末の有マ記念、今年の大一番だ。そこまでは良い……だが俺が気にしてるのはその後だ、ルドルフ。」

 

ルドルフ「………」

 

八幡「暮れの有マ記念……勝つも負けるもまだ分からないが、そのレースが終わった後の事をお前は考えているのか?俺は3通り予想はしてるが、どれもあり得そうだからお前に直接聞くのが早いと思ったからこうして聞いている。聞かせてくれルドルフ、有マ記念のレース後の予定は立ててあるのか?」

 

ルドルフ「………結論から先に言おう。既に立てている、君にも伝えるつもりだったのだが、最近は特に色々あったから伝えるタイミングが無かった。それで私のレース後の予定だが………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現役の引退、今後はレース開催をサポートする側として支えていきたいと考えている。」

 

 

……ルドルフらしい考え方だな。

 

 

八幡「……つまりトゥインクルシリーズにも残らず、ドリームトロフィーにも移籍せずにそのまま現役を退くという事か。」

 

ルドルフ「あぁ。」

 

八幡「成る程な……」

 

ルドルフ「納得いかないかい?」

 

八幡「いいや?これはお前の事だから決めるのはお前自身だ、そもそも俺が口出しする事じゃない。とりあえずお前の意思は分かった、その後の事はまた考えるとしよう。」

 

ルドルフ「納得してくれてありがとう。」

 

八幡「とりあえず今は有マ記念に集中するか。お前の今後はその後だ。それに関してお前に質問するぞ。お前が現役を引退したとしよう、俺の担当「外れるわけが無いだろう。私はずっと君の担当だ、それは私が卒業するまで変わらぬ事実だ。」……まぁ、だよな。」

 

ルドルフ「当然だ。私が君から離れる理由が無いだろう。それに私は君の最初のウマ娘だ、君の元から離れる事も、他のトレーナーの元に行く事もあり得ない。」

 

八幡「……まっ、それはそれでいいけどよ。レースを引退してからも担当を外れる事は無い、と。じゃあ次の質問だ、寮に戻る気は?」

 

ルドルフ「無い。」

 

 

………清々しいくらいにハッキリ答えたな。

 

 

八幡「はぁ〜………お前には『断固拒否する。』と言われて拒絶されるし、スピードさんはお前に甘いし、スイートさんは何故か『ウチの娘をよろしくお願いします。』と既に買収されてたし。お前さ、母さんと婆ちゃんを盾に使ってないか?」

 

ルドルフ「そんなつもりは無い。それに母上は1度に家族が揃えた方が話も弾むと言っていたんだ、これは私達の総意でもあるのだ。」

 

八幡「要らん総意だな………」

 

ルドルフ「それでだな八幡君、クリスマスの日に君の家でパーティーを開きたいと母上と祖母上からのお願いがあるのだが、頼めないだろうか?」

 

八幡「何で俺の家?パーティーやるんだったらお前達シンボリ本家の方が広いしやりやすいだろ。」

 

ルドルフ「君が居るからに決まっているだろう。それに我々の中では君が居るのは既に当たり前になっているんだ、参加してもらわなくては困るよ。」

 

八幡「んな事言われてもな……そしたら俺が家に居ないとパーティー出来ないって事にならね?」

 

ルドルフ「つまりそういう事だ。予定を空けておいてほしい。」

 

八幡「はいはい、分かったよ……」

 

 

………っていうか何でこんな会話になってんだ?

 

 

八幡「んじゃその日は空けておく。とりあえず話は終わったから、もう行って大丈夫だぞ。俺も「まぁ待て。」よう……何だ?」

 

ルドルフ「用事とはどんな用事だい?」

 

八幡「え、言う必要ある?」

 

ルドルフ「私が気になるのだ。」

 

八幡「………お茶会。」

 

ルドルフ「………は?」

 

 

分かってたよそんな顔されるって事は!あぁそうだよ似合わねぇよ俺がお茶会に参加するなんて!

 

 

八幡「何故かお呼ばれされたんだよ………フジの奴、何で俺を誘ったんだか。そんで許すなよなあのお嬢様達は。」

 

ルドルフ「フジキセキ……他には?」

 

八幡「それも言わないとダメなのか?」

 

ルドルフ「白状するんだ。」

 

八幡「……フジ、ファイン、ルビー、ドーベル、フラッシュの5人だ。」

 

ルドルフ「………今までに無い組み合わせだね。共通点が分からないな。」

 

八幡「俺にも分からん。」

 

 

ドーベルには断られると思っていたのに、意外にも許可が出たんだよなぁ……今からでも断る事って出来ないかなぁ?無理だよなぁ………

 

 

八幡「というわけで行ってきます。」

 

 

 




ルドルフ、年内引退を宣言!!(八幡に)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。