比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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八幡不足のルドルフ

 

 

 

八幡side

 

 

ブロロロロ………

 

 

八幡「着いたぞライス。」

 

ライス「ありがとうお兄様!送ってくれてどうもありがとう♪」

 

八幡「気にすんな。それじゃ、今日も授業頑張れよ。」

 

ライス「うんっ!」

 

 

あぁ………ライスと一緒に登校するだけなのに、どうしてこんなにも心が洗われるような気持ちになるんだろうか……気分が良いし清々しい感じだ。」

 

 

ルドルフ「やぁ、八幡君……」

 

八幡「っ!?ル、ルドルフ……脅かすなよ。」

 

ルドルフ「ははは、済まないね。少々目覚めが悪くてね……」

 

八幡「……お前さ、昨日眠れたか?」

 

ルドルフ「『眠れたか?』だって?八幡君、君はそんなに察しの悪い人だったかな?」ジトォ…

 

八幡「いや、そんな事言われてもな。」

 

ルドルフ「君がシービーに外泊届を取り消しさえしなければこんな事にはならなかったんだ。どうしてくれるんだ?」

 

八幡「知らん、自分の胸に当てて聞いてみろ。」

 

 

少なくとも俺は、ちょっとばかり痛い目を見るべきだって思ってたから、これはちょうど良かった。

 

 

八幡「とりあえず俺は学園に行くから。」

 

ルドルフ「待て、私も共に行くぞ。」ダキッ!

 

八幡「はいはい、じゃあ行くぞ。」

 

 

ーーートレーナー室ーーー

 

 

八幡「………」カキカキ

 

沖野「なぁ比企谷、お前んところにも置いてあったと思うけどよ、担当ウマ娘との同居の件ってどう思う?」

 

八幡「俺は別に何とも。っていうか分かってて聞いてますよね?」

 

沖野「あっははは!まぁな、先駆者のお前に聞いておこうと思ってな。」

 

八幡「どうもこうもありませんよ。なら沖野さんはゴルシと一緒に暮らせるんですか?」

 

沖野「その質問は卑怯だぜ、比企谷……」

 

 

そもそも俺は担当と一緒に住みたいって考え自体に興味無いし、自分の家に泊めたいとも思った事は無い。そりゃ信頼関係が成り立っている場合なら泊めてもいいとは思うかもしれないが、あくまでも思うかもしれないという可能性の話だ。特に男のトレーナーは間違いとか絶対に起こさないようにしないといけないから、安易な気持ちで受け入れていい話ではないと個人的にはそう考えている。

 

 

八幡「まぁ沖野さんの場合、一緒に泊まってもいいと言ってくれるウマ娘が居なさそうですけどね。」

 

沖野「……更に傷抉るなよ。」

 

 

っとそうだ、理事長にも言っておかないとな。俺とルドルフとじゃサンプルにならないからお断りするって。

 

 

ーーー昼休み・カフェテリアーーー

 

 

八幡「………」

 

シービー「はい八幡、あ~ん♪」

 

八幡「いや、いいから。」

 

マルゼン「あら、流石ねトレーナー!あたしも便乗して……はい、あ~ん。」

 

八幡「便乗しなくていいからっておいそこの令嬢も面白がってやろうとすんじゃねぇ。」

 

ラモーヌ「ふふふ、残念。」クスクス

 

エース「何やってんだよお前等は……此処は食堂だぜ?」

 

ルドルフ「八幡君、口を開けろ。あ~んだ。」

 

エース「ってルドルフっ!!お前まで何やってんだよ!?」

 

ルドルフ「彼の担当として負けるわけにはいかない。」

 

エース「意味分かんねぇよ!!」

 

八幡「っていうかさ、今日は何で同じクラスのお前達がこうも勢揃いしてんだ?珍しくね?」

 

シービー「ん?特に理由は無いけど……あたしは八幡と一緒にお昼を食べたかったから。」

 

ルドルフ「担当として当然だ。後、八幡君の近くに居たかったからだ。

 

エース「あたしはシービーについて行ったらトレーナーさんが居たって感じだな。」

 

マルゼン「あたしもエースちゃんと同じよ。」

 

ラモーヌ「理由は特に無いわ。」

 

 

大半が理由無いって事だよな、今のを聞くと。

 

 

八幡「まぁいいや。」

 

ラモーヌ「そういえば……アルダンが偶におかしな事を言うのよ。」

 

マルゼン「あら、アルダンちゃんが?どんな事?」

 

ラモーヌ「特定の条件を満たしている時だけれど、『兄様。』っと呟くのよね。そして条件はトレーナーが担当の頭を撫でている時ね。」

 

八幡「ほぉ~……ん?お前達に兄が居るのか?」

 

ラモーヌ「いいえ居ないわ。だからこそおかしいのよ、あの子があんな事を言うなんて考えられなかったから。」

 

シービー「ふぅ~ん、確かに不思議だね。あっ!じゃあさじゃあさ、試しに頭撫でてみてよ八幡!」

 

八幡「はっ?何で俺?」

 

シービー「だってトレーナーが担当の子を撫でてるのを見ている時にそうなってるんでしょ?ならこの中でそれが出来るのって八幡しか居ないじゃん。そ・れ・に~八幡は撫でるのお上手じゃ~ん♪」

 

八幡「アホ。女の頭をそう易々と触っていいわけ無いだろ………って何だよその顔は。」

 

シービー「いや、八幡がそれ言っても説得力無いから。」

 

ルドルフ「うむ、そうだな。」

 

 

………解せぬ。

 

 

シービー「とりあえず八幡、まずはあ~んから始めよっか♪」

 

八幡「始めねぇよ。」

 

 

ーーー放課後・部室ーーー

 

 

八幡「んで?これは何?」

 

ルドルフ「君と過ごす時間が無かったんだ。このくらいの接触はさせてもらう。」ギュ∼!

 

八幡「いや、意味が分からないんだが?」

 

ルドルフ「君なら分かる筈だ。」

 

八幡「家に泊める事を言ってるんだったらお門違いにも程があるからな?」

 

ルドルフ「……トレーニングの時間までこのままだ。」

 

八幡「根に持ってんなぁ~。」

 

 

 




やっぱり調子があまり芳しくなさそうな感じでしたね。
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