比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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ウマ娘劇場版記念! 禁断のマッド科学者

 

 

八幡side

 

 

タキオン「というわけなんだ。是非とも君の助力を頼みたいのだよ、理解してくれたかい?」

 

八幡「理解はしたが助けようとは思わねぇよ。大体何でお前の担当でもない俺に頼むんだよ?」

 

タキオン「君は他のトレーナーと違って脚が速いだろう?それにバクシンオー君から聞いているよ?どうやら君の血脈にはウマ娘がいるようだねぇ?」

 

八幡「確かに入ってはいるが、別に珍しい事でもないだろ。男でもウマ娘の血が通っているのは。」

 

タキオン「そう!決して珍しい事ではない!!だからこそ疑問が深まるのだよ!ごく一般的な男性にも関わらず、君という個体は走りにおいてはウマ娘と同等の走力を有している!流石に全速力とまではいかないが、1ハロン13〜15秒で駆けるその脚を持つ君に是非とも実け……協力してもらいたいのだよ。」

 

八幡「聞き逃さなかったからな今。確実に実験って言ったよな?絶対に嫌だからな?」

 

 

大体何だって俺に白羽の矢が立ったんだか……やるなら他のトレーナーにやるべきだろうに、俺の他にも一般男性なんて山のように居るんだから。まぁそもそもやりたいって志願する奴が居るとも思えないけど。しかも俺、さり気なく個体って呼ばれたし。

 

 

タキオン「やれやれ……こんなにも懇切丁寧に説明してお願いしたというのに、君も冷たいね。」

 

八幡「俺以外にもその可能性がある奴が居るかもしれないだろ?それにモルモットになるのは御免だ。」

 

タキオン「やれやれ仕方ない、出直すとしよう。」

 

八幡「諦めるって言ってほしかったんだが……」

 

タキオン「まさか。そう簡単に諦めるわけにはいかないさ。君の……その脚の謎を解明するためならねっ!」

 

八幡「はいはい頑張れ頑張れ、とりあえず俺はもう行かせてもらうぞ。」

 

タキオン「そんなに先急がなくてもいいものを。」

 

 

ーーートレーナー室ーーー

 

 

シービー「ふぅ〜ん……それでずっとタキオンの部屋に居たんだ。でもあたしもちょっと気になるかも、八幡の脚の速さの謎。」

 

八幡「いや、何でだよ。別に遺伝だって思えば解決するだろ。」

 

シービー「いやでもそれで解決するならさ、他の男の人達ってどうなのかな?男の人がウマ娘並みに脚が速いってあたし聞いた事無いし、八幡以外に見た事も無いしさ。」

 

 

……確かに聞いた事無いし、小中高大通じても男が走ってる所は何度も見た事はあるが、とんでもなく速いって走りをしている奴は居なかったな。

 

 

八幡「遺伝じゃ片付けられない問題なのかな……」

 

シービー「ん〜……多分そうかもよ?多分だけど八幡の脚が速いって事が知られちゃったら、新しい新人類として分類されちゃうかもよ?」

 

八幡「勘弁してくれ………」

 

シービー「あたし的にはその実験に協力してもいいと思うんだけどね〜。面白そうだし、タキオンの事だから安全面にも考慮してると思うし。してなくて提案してるならちょっと問題だけどさ。」

 

八幡「じゃあもしも何があった時は全部お前に押し付けるからそのつもりでな。」

 

シービー「ねぇ八幡、それあたしじゃなくてタキオンに言うセリフだと思わない?」

 

 

ーーーカフェテリアーーー

 

 

八幡「はぁ……なぁ〜んで無駄に考え込んでるんだろうなぁ〜俺。」

 

シュヴァル「あの、トレーナーさん……何か、あったん、ですか?」

 

八幡「ん?おぉシュヴァルか。あぁ〜一応聞くんだが、お前は俺の脚がウマ娘の7〜8割くらいの速度を出せるっていうの知ってるか?」

 

シュヴァル「えぇ!?」

 

八幡「あっ、知らないみたいだな。実はそうなんだよ。俺、走れちまうんだよ。」

 

シュヴァル「す、凄いです……」

 

八幡「遺伝なのかどうかは分からないんだが、昔からそうでな。俺の祖母から『大人になるまでは必ず他の人には言わないように。』って言われてたんだよ。」

 

シュヴァル「じゃあ今は……」

 

八幡「普通に走ってる。こんな事今更だと思ってたんだがなぁ。」

 

 

はぁ………ん?あれは………

 

 

ダスカ「タキオンさん!この前のサプリメント、ありがとうございました!」

 

タキオン「いやいや、気にしなくていいとも。ただのお節介なのだからね。」

 

ダスカ「いえ、好みの味だったし、とても食べやすかったので気に入ってしまいました!あの、コレ良かったら紅茶と一緒にどうぞ!」

 

タキオン「おや、これは済まないねぇ……」

 

 

………アイツって他の誰かから慕われる事ってあったんだな。しかしダイワスカーレットがタキオンに、かぁ……接点あるイメージ無いけどなぁ〜。

 

 

シュヴァル「……トレーナーさん?」

 

八幡「ん?あぁ悪い、まぁ些細な悩みだから気にしなくていい。ところでお前の方はどうなんだ?良いトレーナー見つかったのか?」

 

シュヴァル「あ……いえ………」

 

八幡「まっ、自分のお眼鏡に叶うトレーナーを見つけるのは難しいからな。」

 

 

シュヴァル(……やっぱり言えない。本当はトレーナーさんの担当になりたいなんて……迷惑だと思われちゃうかもしれないし、僕なんかが担当になっても幻滅させちゃうと思うし……)

 

 

タキオン「やぁやぁまた会ったね〜トレーナー君!既に知っている事だが、君の料理は大変美味だと聞いている!その点に関してもとても興味深いのだが、私に作ってはくれないか?」

 

八幡「何でだよ……」

 

タキオン「作っておくれよ〜トレ〜ナ〜く〜ん!」

 

八幡「鬱陶しい鬱陶しい。おいダイワスカーレット!早くコイツ連れてってくれ。お前と一緒にお茶したいって言ってるから。」

 

ダスカ「っ!分かりましたっ!」

 

タキオン「おやおや、仕方ないねぇ……」

 

 

………なんか、ダイワスカーレットに甘くね?

 

 

 




タキオンさんはほんの数回しか出ていませんでしたので、ちょっと新鮮な感じですww
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