比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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ウマ娘劇場版記念! 摩天楼の喫茶店

 

 

八幡side

 

 

本日、いつも以上に賑わいを見せているトレセン学園。その理由は学園主催のファン感謝祭が行われているからだ。当然、俺のチーム・ポラリスも出店をしている。個人での出店も許可をしたのだが、全員がチームで行くと言っていたので、個人での出店は無しだ。そんな中俺は学園内の店を回っているところだ。一応チーム・スピカが実行委員会として見回りとか模擬店の管理とかを任されているみたいだが、聞いた話によると初めてじゃないらしい。

 

 

八幡「しかし、色んな店を開いてるんだな。でもやっぱ現役で走ってる生徒や当時人気だった生徒に集まる傾向が多いみたいだな……ゴールドシチーの美容室なんて毎年開いてるみたいだが、毎年長蛇の列出来てるし。オグリ達の世代で大食い競争とかも割と白熱してるし……ファインのラーメン屋も繁盛してる様子だった。」

 

 

この奥には……何かあったか?

 

 

【マンハッタンカフェの喫茶店】

 

 

八幡「ほう、カフェの喫茶店か。ん~でも何でだろう?ちょっと嫌な予感がするんだよなぁ~。」

 

 

グイグイッ!!

 

 

八幡「ん?お友達?何だよそんなに引っ張って……」

 

お友達『~っ!!』グイグイッ!!

 

八幡「?よく分かんねぇけど、行くからそんなに引っ張るな。」

 

 

お友達に引っ張られるがままカフェの出店する店の中に入ると、中はなんか異様な空気に包まれていた。んで一般の人も居るみたいなんだが、どうにも居心地悪そうにしていた……まぁ原因なんて一発で理解したけど。

 

 

八幡「絶対アイツ等が原因だろ……」

 

『~~~!!』

 

『ww~!!』

 

お友達『………』コクコクッ!!

 

八幡「っていうかカフェは?アイツならこの状況放置する筈無いだろ?』

 

 

するとお友達は俺の首を掴んで違う方向に向けた。そこには同じように"誰か"の相手をしているカフェが居た。どうやらお取込み中で俺達が入って来た事には気付いてないらしい。

 

 

八幡「……何となくお前の言いたい事は分かった、協力しよう。とりあえずお友達、お前はあっちの"連中"何とかしてこい。俺は普通のお客さんの対応するから"連中"の相手はお前に任す。」

 

お友達『っ!!』コクコクッ!!

 

 

速攻で立て直さないとな。

 

 

ーーー数分後ーーー

 

 

八幡「ふぅ……何とか落ち着いたな。」

 

カフェ「トレーナーさん……」

 

八幡「おう、ご苦労さん。大変だったんじゃないか?」

 

カフェ「はい……ちょっと注文の多い方でしたので。トレーナーさんが手伝ってくれたおかげで何とかなりました。」

 

八幡「そうか……とりあえず今は落ち着いてるから大丈夫そうだな。マスター、甘めのコーヒー貰えるか?」

 

カフェ「ふふふ…はい、かしこまりました。」

 

 

騒がしかったってわけでもないんだが、落ち着きを取り戻した今のこの空間は心地良い雰囲気になっていた。お友達も"連中"を何とかしてくれたおかげだな。

 

 

カフェ「どうぞ……トレーナーさん限定の甘味のあるオリジナルブレンドです。」

 

八幡「ありがとな。ズズ……んん、美味いな。」

 

カフェ「トレーナーさんの為に1から作りました。メニューには無い1杯です。」

 

八幡「わざわざありがとうな。」

 

 

ノシッ…

 

 

カフェ「あっ……こら、邪魔したらダメ。」

 

八幡「いや、大丈夫だ。さっき面倒事頼んだから疲れたんだろう、このままで構わない。」

 

お友達『~~~』ポンポン

 

カフェ「……トレーナーさんがそう言うのなら止めませんが、邪魔はしないように、ね?」

 

お友達『~~~』ヒラヒラ∼

 

カフェ「もう……」

 

 

カフェは呆れた様子を見せてはいたが、お友達は迷惑を掛ける事はせずに大人しくしている。流れている音楽もバラード系のゆったりしている曲だからすんげぇリラックス出来る。しかし………

 

 

カフェ「すぅ……すぅ……」スヤァ…

 

お友達『………』スヤァ…

 

 

お疲れなのか眠ってしまった……っていうかお友達、お前って寝れるのか?幽霊だから眠れないとかそういうのは?

 

けどさ、カフェが結構しっかり(いつの間にか。)腕に抱き着いてるから離れられないんだよなぁ……このまま起きるまで待つしかない流れだなコレは。エアグルーヴやフジで学んだ。多分音楽のせいもあるなコレは………

 

 

ーーー数時間後ーーー

 

 

カフェ「……んんぅ、此処は?」

 

八幡「ん?やっとお目覚めか?夢の中はどうだった?」

 

カフェ「………っ!?す、すみません!」

 

八幡「気にすんな、疲れてたんだろうよ。んじゃお前も起きた事だし、俺もそろそろ失礼する。LANEをしてるとはいえチームをほったらかしにしてたからな。」

 

カフェ「はい……お見送りします。」

 

 

そして俺はカフェの喫茶店を出た後にチームの出店に行ってハイライトを失ったメンバー3名(エアグルーヴ、フジ、シービー)に心配してくれるメンバー3名(ライス、モーリス、アルダン)に呆れてるメンバー1名(アロー)にバクシンしてるメンバー1名、合計8名のお出迎えを受けた。

 

 

八幡sideout

 

カフェside

 

 

カフェ「……どうしてでしょう?」

 

お友達『?』

 

カフェ「うん、トレーナーさんの近くは不思議と落ち着く……けど、あんな風になったのが不思議に思ったの。」

 

お友達『~……』クビカシゲ

 

カフェ「うん、考えても分からない……だから不思議。」

 

 

でも嫌ではない、深い深淵に陥っているのに安心感を感じる……本当に、不思議な人。

 

 

 




はい、マンハッタンカフェの喫茶店で登場マンハッタンカフェさんです!

お友達もお疲れ様ww
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