比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

847 / 1582
もし、八幡が学園の生徒だったら? 5

 

 

八幡side

 

 

俺は比企谷八幡。【日本ウマ娘トレーニングセンター学園】に通っているトレーナー科に属する高等部2年の学生だ。今日、というよりも昨日学園が終わって今日と明日は休みとなっている。まぁ多くの学生達はレース場に赴く事が多い。今日も例外無くそうなっているのだが、俺はレース場に向かわずに寮に居る。というのもちゃんとした理由はあるんだけどな。

 

 

八幡「……よし、こんなもんでいいか。んじゃあ美浦寮に向かうとするか。」

 

 

ーーー美浦寮前ーーー

 

 

八幡「……まだ来てないみたいだな。もし5分くらい経っても来なかったら中に入ってみるか。」

 

「ん?よぉ比企谷、どうしたウチの寮に?」

 

八幡「あぁ、ちょっと待ち合わせだ。」

 

「必要なら呼んで来るぞ?」

 

八幡「いや、もう少し待ってみる。お前もこれからレース場なんだろ?」

 

「まぁな……んじゃ俺も待ち合わせだから。」

 

八幡「あぁ。」

 

 

………来るだろうか?もしかすると今もアタフタしてたり?もしくは寝てる?

 

 

ーーー約束の時間から10分経過ーーー

 

 

八幡「………10分待ってみたが来ないな。仕方ない、部屋の前まで行かせてもらおう。」

 

 

俺は美浦寮の中へと入って、約束している子の部屋の前に来た。

 

 

コンコンコンッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

返事も音も無い……電話をしてみるか?

 

 

八幡「………」

 

 

これでも出なかったらどうしよう『ふぇ!!?』………とも思ったが、どうやら今起きたみたいだ。

 

 

ライス『も、もしもしお兄様!!?ご、ごめんなさいっ!!ライスこれまでずっと寝ちゃってたみたいで!!ごめんなさいっ!!』

 

八幡「いいや気にしなくていいぞ。それに今、お前の寮部屋の前に居るから。起きてるかどうか確認する為に電話してみたが……ふっ、どうやら良い目覚ましになったみたいだな。」

 

ライス『は、はうぅ〜……///』

 

八幡「とりあえずゆっくり準備しなさい?俺は寮の居間で待たせてもらうから。」

 

ライス『う、うん……』

 

 

そう、俺の用事はライスと出掛ける事だ。因みにレース場ではなく買い物目的だ。ライスのシューズに付ける蹄鉄とか新入荷したウェアとかを見たいって言ってたから付き合う事にしたというわけだ。俺もレース場に行くくらいしかやる事なかったからちょうど良かったしな。

 

 

ーーー数分後ーーー

 

 

ライス「お兄様、お待たせっ!」

 

八幡「ん、おう……初めて見る格好だな。」

 

ライス「う、うん……昨日ロブロイさんと一緒に決めたんだ。似合ってる、かな?」

 

八幡「あぁ、似合ってる。前のも良かったが今のも良いと思うぞ。」

 

ライス「えへへ、ありがとう。それじゃあ、すぐに行く?」

 

八幡「俺はそれでも構わないが、お前は?何か口にした方が良いんじゃないか?」

 

ライス「で、でもこれ以上お兄様を待たせちゃうの悪いし……」

 

八幡「少しくらいなら構わない。」

 

ライス「じゃあ……ちょっとだけ……」

 

 

その後、ライスは冷蔵庫の中にあった作り置きを食べて少々お腹を満たした。それから俺達は栗東寮を後にした。

 

 

ーーーショッピングモールーーー

 

 

ライス「えっと、ライスがいつも付けてるの……あっ、ねぇお兄様!蹄鉄って色んな種類があるけど、どれが1番良いのかな?」

 

八幡「まぁ1番は自分の使いやすさだな。ライスの1番使いやすい蹄鉄で良いと思うぞ。俺が口出しするような事じゃないし。」

 

ライス「じゃあ……この蹄鉄を3セットかな。えっと、じゃあ次は入荷したウェアだね!」

 

 

ライスは実に楽しそうに商品を見ていた。俺自身、あまり運動する機会はは無いし、そもそもこの店はウマ娘専用のスポーツ用品店。人間用のは置いてない。

 

 

ライス「お兄様〜!」

 

 

どうやらお呼びのようなので、行きましょうか。

 

 

ーーー数十分後ーーー

 

 

八幡「よかったのか?ウェア買わなくて。」

 

ライス「うん、お金の無駄遣いはダメだから。また今度にするね。」

 

八幡「そうか。まぁお前がそう決めたのなら俺は何も言わない。他に行きたい所は?」

 

ライス「お兄様は?行きたい所って無いの?」

 

八幡「あぁ〜別に無いんだよな。欲しいのも別に無いし見てみたいのも特に無いから、大丈夫だ。」

 

ライス「そうなの?じゃあこれから「あっ、お兄ちゃん〜♪」え?あっ、ヴィヴロスさん。」

 

ヴィヴロス「あっ、ライスさんも一緒なんだ〜。」

 

八幡「そういうお前は1人か?いつも一緒に居る姉2人はどうした?」

 

ヴィヴロス「お姉ちゃんは今日用事があるからって……シュヴァちも行かないって言うから1人で来たの……ねぇねぇお兄ちゃんライスさん!私と一緒にお洋服とか見て回ろ?」

 

八幡「俺は別に構わないが、ライスはどうだ?」

 

ライス「えっと……ライスも大丈夫だけど、いいのかなぁ?」

 

ヴィヴロス「もっちろん♪それじゃあ行こっ♪2人の似合いそうなお洋服もあると思うしっ♪」グイグイ

 

八幡「お、おい引っ張るなって。」

 

ライス「あわわわ、待って〜!」

 

 

ライスとお出かけに来たわけだが、偶々出会った3姉妹の末っ子のヴィヴロスと行動を共にする事になった。見る分には構わないが、そんなに値段の高くない店でお願いしたいところだ。

 

 

 




日付が、変わってしまった……だとっ!?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。