比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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ジムトレとドリンク

 

 

八幡side

 

 

オークスに向けてのトレーニングが始まって数日、エアグルーヴと俺は今学園内のジムにいる。因みにジムの中に居るとは言っても、別に怪我をしたからとかではない。ただ単純に今日は外が雨だから、コースが使えなくなったというだけの事だ。なので今日はジムで出来るトレーニングをしている。とはいえ、この狭い中でスタミナのトレーニングが出来る内容は少ない。なので今は自走式のランニングマシンを使いながら比較的上り坂の状態に近い形で走らせている。当然だが、2,400mの最後の直線を想定して走っている。

 

 

エアグルーヴ「ふっ……ふっ……ふっ……」

 

 

八幡「重心はズラすな。スパートをかけて前のめりになっていても、必ず脚を中心に前へ進むように意識しろ………そうだ、そのまま後100だ。」

 

 

………50………0!

 

 

八幡「よし、少しずつ減速してから隣のマシンで歩きながら水分を摂れ。5分は歩け、それから柔軟しろ。」

 

エアグルーヴ「はぁ……はぁ……分かった。」

 

 

今のエアグルーヴの状態はかなり良い。前走の調子があまり良い状態ではなかったから、その分良く見える。それにトレーニングでは2,400mを走り切ってはいる。だがそれは何も無い条件での話だ、レースでは何が起こるか分からない。囲まれる事や進路妨害だってある、その事も対策しながら進めて行かないとな。

 

 

♪〜♪〜

 

 

八幡「ん?先生から?」

 

 

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・To:比企谷 八幡

・From:○○先生

 

 

内容:八幡、この間の桜花賞の時に約束していたお祝いの事だが、今夜はどうかな?都合がつかなければ他の日に改めるが、予定はどうかな?

 

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そういえばそんな話もしてたっけ。まぁ今日は特に何も予定は無かったしな、断る理由も無いし行くか。

 

 

八幡「え〜っと、『分かりました。準備していきますので、場所を教えてください。』っと。」

 

エアグルーヴ「おい、少しいいか?」

 

八幡「ん、どうした?」

 

エアグルーヴ「スパートのかけるタイミングだが、やはり直線に入る前から仕掛けた方が良いだろうか?」

 

八幡「んー……それはお前の位置にもよる。前が壁になっているのに脚を使えば無駄になるし、早過ぎても後に残らない。スパートをかけるなら………中間コーナーの辺りからの方が良いな。まぁ欲を言うなら、前に誰も居ない状態の方が、スルスル抜けやすいんだが、先行のお前にとっては難しい課題だ。」

 

エアグルーヴ「だがその方が勝機はあるのだろう?」

 

八幡「そりゃあまぁ……けど無理にやる必要は無いからな?それを実行したとして、本来の走りが出来なくなったら元も子も無いんだからな。」

 

エアグルーヴ「あぁ、分かっている。なるべくその形になれるようにレースの展開は作るようにしてみよう。」

 

八幡「あぁ、分かった。無理だと思ったらすぐやめろよ?あくまでも理想ってだけだからな。」

 

 

それが出来たら、勝ちに大きく近付くだろう。かなり難しいけどな。

 

 

八幡「そんで?何でお前はずっと俺の隣に居るんだ?今日は筋トレやるつもりで来たわけじゃないんだが?」

 

ライアン「いえ、別に誘おうとは思ってませんのでご安心を!」

 

八幡「じゃあ何で隣に居るんだ?」

 

ライアン「その、少しお聞きしたいんですが……アルダンさんがトレーナーさんの事を気にしていたので。」

 

八幡「……アルダンが?」

 

ライアン「はい。何かあったんですか?このところアルダンさんが『兄様』と呟いていたので気になってたんです。」

 

八幡「悪いが俺にも分からん。この前偶々朝練しているところは見かけたが、それだけだぞ?」

 

ライアン「それだけですか?何かしたんじゃないですか?」

 

八幡「何で俺が何かした前提なんだよ……何もしてねぇよ、会って話しただけだ。」

 

エアグルーヴ「おい、今日はこれで終わりなのか?」

 

八幡「ん?あぁそうだ、少し身体を動かして終了だ。元々今日はそんなにキツくする予定は無かったからな。それに今日は少し用事がある。ついさっき出来たんだけどな。」

 

エアグルーヴ「そうか。」

 

アルダン「兄様、お疲れ様です。タオルをどうぞ。」

 

八幡「おう、サンキュー………え?」

 

ライアン「ア、アルダンさんっ!?」

 

アルダン「ふふふっ、ご機嫌ようライアン。兄様、こちら疲労回復の成分を含めた食材を合わせて作ったドリンクです。よろしければ飲んでください。勿論、エアグルーヴさんもどうぞ。」

 

エアグルーヴ「そ、そうですか……では、お言葉に甘えて。」

 

八幡「ていうか急に現れるなよ、驚いたぞ。」

 

アルダン「ふふふっ、すみません。」

 

ライアン「………」

 

エアグルーヴ「……飲みやすいですね。」

 

八幡「あぁ、飲み物として売られてても不思議じゃないくらいだ。ドロッとしてるが飲みやすい。」

 

アルダン「これはみかんをベースにパプリカ、にんじん、はちみつ、レモン汁、すりおろした白胡麻で作りました。運動中によく食されている、レモンの蜂蜜漬けを参考にして作ってみたんです。」

 

八幡「……確かに甘味と酸味が程良く混ざり合ってるな、それに人参の甘味もよく出てる。凄いな、こんな物を作れるなんてな。」

 

アルダン「私は身体が弱いので、自分なりに強くしたいと思った結果、行き着いたのがこの方法です。色々な事も試せますので。」

 

八幡「俺もこの発想は無かったな……今度少しだけ試してみるか。」

 

アルダン「っ!よろしければ、ご一緒に試してみませんか?きっと楽しいと思います!」

 

八幡「……おう、じゃあその時は頼む。」ナデナデ

 

アルダン「………はい♪」ニコッ

 

ライアン「っ!!」

 

 

ライアン(ア、アルダンさんが………凄く嬉しそうに笑ってる!!あんな表情、見た事無いっ!)

 

 

 

担当ウマ娘は増やした方が良いと思いますか?

  • 折角だから、増やしちゃおう!
  • いや、エアグルーヴ編だからここは無しで!
  • まぁどっちでも良いかなぁ〜。
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