比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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イタズラと革命家

 

 

八幡side

 

 

八幡「………」

 

お友達『………』グタァ~…

 

 

こんばんは、お仕事がひと段落して寮でゆっくりしている比企谷八幡です。それと何故か俺の部屋のベッドでのんびりぐったりしているお友達も一緒に居る……この子、ちょっと自由過ぎないかい?よく俺の部屋に入り浸るんだけど?カフェはどうした?そっちほっといたらダメじゃね?いや、知らないけど。しかも俺の部屋に置いてあるお茶菓子も勝手に食べてるし………

 

まぁ美味そうに食べるからそれはそれでもういいんだけどさ………怪奇現象出すのは止めてほしい。

 

 

八幡「……なぁお友達〜?カフェの所には行かなくていいのか?」

 

お友達『〜〜〜。』ヒラヒラ∼

 

八幡「あぁ……まぁいつも一緒に居るわけじゃないって前言ってたしな。」

 

お友達『………』グタァ∼…

 

八幡「ホント自由だなぁ〜お前って。」

 

 

コンコンコンッ

 

 

八幡「ん?どうぞ。」

 

同期2「入るぞ〜比企谷〜。ちょっと聞きたい事あるんだけど、いいか?」

 

八幡「おぉ、別にいいけど……どした?」

 

同期2「お前ってさ……一人暮らしだよな?」

 

八幡「ん?何当たり前な事言ってんだよ。1人だから此処に居るんだろ?」

 

同期2「いや、だってよ……ここ最近お前の部屋から頻繁に話し声が聞こえるからよ。盗み聞きするのは悪いと思ったんだけどよ、電話にしては遠くの誰かと話してるような会話じゃないって思ってよ。」

 

 

あぁ〜………お友達がよく来るから普通に話相手として会話してたけど、マズったなぁ………

 

 

八幡「あぁ〜実は………ぷっ!」

 

同期2「?何で突然吹き出してんだ?」

 

八幡「わ、悪い……はい、鏡。」

 

同期2「ん?……うぉ!!?何だこりゃ!!?俺の髪、いつの間にこんなボサボサにっ!!?」

 

八幡「うん………なんか、ごめん。」

 

同期2「は?何でお前が謝んだよ?」

 

八幡「この部屋、よく幽霊が出入りするから。」

 

同期2「何そのオカルト?この部屋、そんなのが出るのか?怖くないの?」

 

八幡「………慣れた。」

 

同期2「………大変だったんだな、お前。」

 

八幡「気持ちは受け取るが、しんみりする必要無くね?それよりも、要件ってのはそれだけ?」

 

同期2「あぁ〜そうそう。悪かったな。」

 

八幡「いや、別にいい。ほら、髪型直してやれ。」

 

お友達『………』フワフワ∼

 

同期2「え、誰に言っ……すげぇ、髪が勝手に直ってねぇ!?オールバックになってる!?」

 

お友達『っ!』フンスッ!

 

八幡「あぁ〜……ホントごめんな?」

 

同期2「……いや、なんかこの部屋面白いな。」

 

八幡「面白い言うな、怪奇現象よく起きるんだぞ。」

 

同期2「例えば?」

 

八幡「電気が勝手に点いたり消える、テレビが勝手につく、物が浮く、お菓子が勝手に無くなる、その他色々。みたいな感じ。」

 

同期2「………幽霊屋敷改め幽霊寮じゃん。」

 

 

言うな、っていうか此処は普通だ。普通じゃねぇのは俺のベッドに戻ってグッタリしてる奴だ。

 

 

同期2「まぁとりあえず事情分かったわ。じゃあまた明日な。」

 

八幡「おう……」

 

バタンッ

 

 

『ブフッ!!おいおい、お前何だよそれwww』

 

同期2『わ、笑わないでくださいよ!!』

 

『いやだって……に、似合ってないぞそれwww』

 

 

………ホント、ごめんな?

 

 

八幡「はぁ………これからはもう少し声を抑えて話をするか。」

 

お友達『………』フワフワ∼

 

 

♪〜♪〜♪〜

 

 

八幡「ん?先生からだ。はい、もしもし。」

 

タリアト『久しいな八幡、大学卒業以来だ。』

 

八幡「お久しぶりです。」

 

タリアト『トレセン学園の生活は慣れたか?困っている事はないか?』

 

八幡「特にありません。問題無く過ごせています。先生の方もお変わりありませんか?」

 

タリアト『私の心配は不要だ。それと、担当のウマ娘は探せたのか?』

 

八幡「あっ、すみません。お話していませんでした。配属して入学して1〜2週間くらいに契約しました。」

 

タリアト『そうか、それは良かった。八幡が良ければその子の事を聞かせてはくれないか?』

 

八幡「分かりました。それなら顔写真と一緒に紹介します。写真送ります。」

 

タリアト『……っ!』

 

八幡「……先生、何か言いました?」

 

タリアト『………いいや、何でもない。昔の……そうだな、革命家ともいうべき奴だったな。』

 

 

革命家………そんな人が居たのか。

 

 

タリアト『この子は何という子なのだ?』

 

八幡「はい、俺の担当しているこの子はマンハッタンカフェと言ってーーー」

 

 

それから俺は先生にカフェの事を知る限り教えた。けど先生の言っていた革命家ってのもなんか気になるな……今度会った時にでも教えてもらうか。

 

………いつの間にかお友達も居なくなってるし。

 

 

ーーー数十分後ーーー

 

 

タリアト『色々聞けた、お前の初めての担当だ。大切にするんだぞ。』

 

八幡「勿論です。」

 

タリアト『もう夜も遅い、お前もそろそろ身体を休めろ。ウマ娘のみならずトレーナーも身体が資本だ。』

 

八幡「はい。ではまた次の機会に。」

 

タリアト『あぁ、ではな。』

 

 

………さて、俺も明日に向けて身体を休めるか。お友達、イタズラはしないでくれよ?

 

 

八幡sideout

 

タリアトside

 

 

タリアト「………」

 

 

この子の顔……昔学園に居たあの子にそっくりだな。顔といい青鹿毛の髪色といい、あの子を彷彿とさせられる。

 

 

タリアト「懐かしいものだ……世間からの評判は最悪、トレーナー達からも生徒達からも腫れ物扱い。だがその子を信じた者だけが夢と希望を見られた。当時は騒がれたものだ……私の再来とも呼ばれていた子が4度戦って1度しか勝てなかった。自身の力で全てをひっくり返した………確か、こう呼ばれていたな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【運命に噛みついたウマ娘】っと。」

 

 

 




お友達、八幡の同期にも容赦無いwww

そして先生の言う革命家とは?
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