比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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お祝い

 

 

カフェside

 

 

ユキノ「カフェさん!今日のデビュー戦、ホンマに凄かったです!1人だけ輝いて見えてましたっ!!」

 

カフェ「……ありがとうございます。」

 

ユキノ「他の皆もカフェさんの事すんげぇって言ってたべ!あたしもあんな風に走りたいべ〜。」

 

カフェ「ふふ……ユキノさんもきっと出来ますよ。」

 

ユキノ「えへへ、そうですかね〜?あっ、カフェさんはもう次のレース決めてんですか?」

 

カフェ「トレーナーさんとも話し合って、京成杯に出走する事になりました。」

 

ユキノ「京成杯……って重賞レースっ!?すっげぇですよカフェさん!デビュー戦を勝っていきなり重賞だなんて!」

 

カフェ「次も勝てるように、頑張らないといけませんね。」

 

 

それに……早くあの子にも追いつきたい。もっと頑張らないと。

 

 

ユキノ「やっぱりトレーナーさんが出来ると、色々変わんですかね?」

 

カフェ「?と、言いますと?」

 

ユキノ「だって、カフェさん前よりも生き生きしているように見えるべさ。前まではなんていうか……毎日ず〜っと必死に走ってたようなイメージありましたけど、今は何だか良い感じに見えんですよ!」

 

カフェ「………」

 

カフェ「これってやっぱり、トレーナーさんが担当になると変わる事なんですかね?」

 

カフェ「……分かりません。でも、確かに充実した日々を送れている気が、します。」

 

 

それからも、ユキノさんとお喋りを交わして、就寝時間になる10分前には電気を消して眠りにつきました。

 

 

ーーー翌日ーーー

 

 

カフェ「……今日は、トレーニングがお休みの日。何をすればいいんでしょうか?いつもなら日曜日がお休みなのですが、平日のお休みはこれが初めて………」

 

カフェ「喫茶店巡り……最近行けてなかったから良いかもしれない。けど、夕食の事を考えると、あまり現実的じゃない………トレーナーさんは何をするのでしょうか?やはり、次のメニュー作りでしょうか?」

 

 

………トレーナーさんの所に、行ってみようかな。

 

 

ーーー放課後・トレーナー室ーーー

 

 

カフェ「………」

 

 

居ない……もしかして、トレーナーさんもお休みを?

 

 

カフェ「?」

 

 

これは……手紙?それも私宛に?

 

 

_____________________________________________

 

 

カフェへ

 

今日は休みだが、多分やる事が無くてこの部屋に来たと思う。済まないが俺も所用があって席を外している。俺の机の1番下の引き出しとグッズの置いてある部屋の冷蔵庫に初勝利のお祝い入れておいた。カフェの好きにしてくれ。

 

 

_____________________________________________

 

 

カフェ「お祝い………」

 

 

私はトレーナーさんの机の引き出しを、少し悪いと思いながら開けてみました。中には付箋に お祝い1 と書かれた魔法瓶がありました。試しに蓋を開けてみました。中身は私の好きなコーヒーでした。

 

 

カフェ「マンデリン……良い香り………」

 

 

確か、旧理科準備室にもあると書いていました……行ってみましょう。

 

 

ーーー旧理科準備室ーーー

 

 

タキオン「おやおやカフェじゃないか〜!先日のデビュー戦は見事な走りだったね〜。私はこれから実験なのだが、どうだい?君も「遠慮します。」きょうりょ……何だいつれないねぇ……」

 

カフェ「………」スタスタ

 

 

冷蔵庫の中……

 

 

カフェ「あ………」

 

 

またも付箋に お祝い2 と書かれたお菓子が置いてありました。置いてあったのはロールケーキでした。それも長くカットのされていないのが2本も………

 

 

カフェ「これが、お祝い………」

 

タキオン「ん?何か言ったかい?」

 

カフェ「いえ、別に………」

 

 

色が違います、片方は抹茶……もう片方はバニラ、でしょうか?コーヒーと合いそうです。でもこのままじゃ食べられませんね。包丁が必要です。

 

 

カフェ「タキオンさん、この部屋に包丁の類の物はありますか?」

 

タキオン「カフェ、冗談はよしたまえよ。この部屋は君の私物、私の研究室だよ?そんな物が置いてあるわけ無いじゃないか。」

 

カフェ「……そう、ですね。愚問でした。」

 

タキオン「しかし、何故そんな事を聞くんだい?」

 

カフェ「切らなければならない物がありましたので。お魚が、入っていました。」

 

タキオン「………君のイマジナリーフレンドはいつも通り、不可解な事をするねぇ。」

 

 

ーーー数分後ーーー

 

 

カフェ「………」スタスタ

 

タキオン「もしや此処で切るつもりかい?もし魚なら魚臭くなるから止めてほしいのだがねぇ。」

 

カフェ「迷惑はかけません。」

 

 

それに、お楽しみを邪魔されたくもありませんし。

 

私は借りてきた包丁でトレーナーさんにいただいたロールケーキをお手頃サイズに切り取ってお皿に乗せました。美味しそうです♪

 

 

カフェ「……トレーナーさん、いただきます。」

 

 

パクッ

 

 

カフェ「っ!〜♪……」

 

 

美味しい………甘いお菓子なのに控えめな甘さ、私好みの甘さです。これと一緒にコーヒーを……

 

 

カフェ「♪………?」

 

お友達『………』ジィ∼…

 

 

………きっと、このロールケーキを守ってくれていたんだよね?

 

 

カフェ「……食べる?」

 

お友達『っ!〜!!♪』コクコクッ!!

 

 

………凄く、首を振ってる。取れちゃいそう………

 

 

カフェ「はむっ………美味しい♪」

 

 

 




八幡からのお祝い、苦味のあるコーヒーとロールケーキ。
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