比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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併走依頼

 

 

カフェside

 

 

ポッケ「なぁカフェ!今週は俺だろ!?なぁ頼むって~!」

 

ダンツ「ポッケちゃん、今週は私がカフェちゃんと調整組んでたんだから横入りはダメだよ~!」

 

クロフネ「私もカフェとの併走を希望しているのだが……」

 

オーシャン「違うわよ!今年最初のティアラを獲る為にも、彼女は私と併走するのよ!」

 

カフェ「………」

 

 

困った事になりました……皐月賞と桜花賞のレースが近付いてきているので、日に日にこうして併走のお願いをしてくる回数が増えてきました。八幡さ……いえ、トレーナーさんの方でも調整はして下さっているのですが、それでも限界はあるみたいでして……担当トレーナーとの兼ね合いもあるので我々だけでは決められませんから。

 

 

カフェ「……それに関しては担当のトレーナーとお話があったと思いますが?」

 

オーシャン「確かにあったわ。けど来週までなんて待てないわよ!桜花賞までもう3週間を切ってるのよ!?」

 

ポッケ「それを言うなら俺達が出る皐月賞はもう1ヶ月前だぜっ!!」

 

オーシャン「だから私に少し融通しなさいよ!」

 

ポッケ「そういう問題じゃねぇだろうがっ!!」

 

クロフネ「……カフェ。君のトレーナーは何と言っているんだ?」

 

カフェ「直接聞いたわけではありませんので分かりませんが、きっと予定は変わらないと思います。こちらにも予定がありますので。」

 

ダンツ「ほらやっぱり!だから今週は私の併走の番だから!」

 

ポッケ「ちぇ~……しょうがねぇなぁ~。」

 

ダンツ「ポッケちゃんはフジ先輩に頼めばいいじゃん!傍に頼れる先輩が居るんだから、アドバイスとかさもらえるかもよ?」

 

ポッケ「……あぁぁぁうるせぇうるせぇ!!とにかくカフェ、次は俺と併走だかんなっ!!」

 

オーシャン「聞き捨てならないわよ、次は私よ!」

 

カフェ「……次が誰なのかも決まっているので、変わる事は無いかと。」

 

 

ーーー旧理科準備室ーーー

 

 

カフェ「はぁ………」

 

タキオン「やぁカフェ、随分と人気者になったじゃないか。君としては誤算だったんじゃないかな?」

 

カフェ「……タキオンさんは順調、なんですか?」

 

タキオン「まぁね。しかし君と走れないのが残念だよ、私の走りを間近で見られるチャンスだったというのにねぇ……」

 

カフェ「………興味ありません。」

 

 

それに、私が目指しているのはお友達を追い越す事ですから。

 

 

タキオン「しかし、君のトレーナーは随分とお人好しなんだねぇ……彼女達の為というわけでもないんだろうけど、併走の提案を受け入れるなんてねぇ~。」

 

カフェ「彼女達の熱意に負けた、っと言っていました……それに皆さん、とても良い方達ですので。」

 

タキオン「ふむぅ、それではまるで私が悪人のように聞こえるのだが?」

 

カフェ「……違うのですか?」

 

タキオン「否定できないのが何とも痛いところだねぇ~!」

 

 

よく言います、全くそう思っていない筈なのに……それにしても。

 

 

カフェ「タキオンさん。こちらのスペースに置いてあるこの書類は処分しても構わないのですか?【プランAからプランBへの修正案】っと記載されていますが。」

 

タキオン「ダメに決まっているじゃないか!!君は何をしようとしているんだ全く!私が最初から作り上げたプランを台無しにするつもりかい君はっ!?」

 

カフェ「だから今聞きました、大丈夫なのかと。」

 

タキオン「はぁ……気を付けるからそれを返しておくれ。」

 

カフェ「どうぞ。」

 

タキオン「ありがとう……にしても、君は秋の菊花賞までトレーニング漬けかい?1つもレースに出ないのかい?」

 

カフェ「まだ八幡さんと相談中です。なるべく長い距離を選ぶと八幡さんは言っていましたが。」

 

タキオン「成る程……まぁそうだろうね。」ニヤニヤ

 

 

………

 

 

カフェ「……あの、さっきから何故そんな顔をしているのですか?私の顔に何かついていますか?」

 

タキオン「いやいや何でもないさっ!!気にする事は無いよっ!!」ニヤニヤ

 

カフェ「余計に気になりますが、不愉快な気分になりそうなので聞かないでおきます。それに、そろそろ時間なので。」

 

タキオン「おや、何か約束でも?」

 

カフェ「八幡さんと必要な物を買いに出かけるだけです。私と一緒の方が忘れ物がしなくて済みそうだからだとお誘いを受けました。」

 

タキオン「そうかそうか、まぁ楽しんで来るといいよ。ところで1つ聞いてもいいかな?」

 

カフェ「……何ですか?」

 

タキオン「私が君と併走したいと言った場合、君のトレーナー君は引き受けてくれると思うかい?」

 

カフェ「……私には分かりません。でも、引き受けないと思います。」

 

タキオン「ほう、それはどうして?」

 

カフェ「八幡さんは、相手のトレーナーさんとトレーニングを合同で行います。それは相手の合意を得る為だと思っています……タキオンさんのトレーナーさんが、それに合意するとは思えません。」

 

タキオン「成る程ねぇ~そういう問題があったか……確かに彼は君のトレーナー君にはいい感情を抱いている様子は無かったからねぇ。分かった、併走は諦めるしかなさそうだ。」

 

カフェ「……紅茶やお茶菓子も諦めてください。」

 

タキオン「君はどうしてそう意地悪なんだ!?私にも偶には恩恵をくれてもいいとは思わないのかいっ!?」

 

カフェ「……全く思いません、では。」

 

 

 




カフェさん人気者でしたね。
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