比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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突然参加

 

 

八幡side

 

 

八幡「成る程……だからお前達もカフェのやっている山登りのメニューをやりたいって事か?」

 

シービー「そうっ♪あたしもさ、前から八幡のトレーニングに参加したいとは思ってたんだけど、最近の八幡はそれどころじゃなかった感じがしてたからさ〜。」

 

ライス「えっと、迷惑だったかな……?」

 

クリーク「それに、私達はカフェちゃんと同じ長距離の適性があると思いますし。」

 

八幡「ふむ………」

 

 

夏合宿が始まって大体2週間。明日はカフェの山登りのメニューの日なのだが、回数で言えば3回目。この前の2回目の時は前よりも4分程早くなって、目標まで残り22分となった。その様子を見ていたのか、この3人が明日の山登りに参加したいとの事だった。

 

 

八幡「そうだな……参加自体は構わない。けど条件として、明日のトレーニングは俺の指示に従ってもらう事になるが、それでも構わないか?」

 

シービー「い〜よぉ〜♪明日は八幡の言う事、きちんと聞くから安心してよ〜!」

 

ライス「ライスも、ちゃんと言う事聞くからね。」

 

クリーク「私もしっかりお手伝いしますからね〜。」

 

八幡「じゃあ明日の10時に集合。場所は合宿所で構わない。じゃあよろしくな。」

 

シービー「やったぁ〜!!八幡、明日楽しみにしてるからね〜!!」

 

クリーク「では明日、よろしくお願いします。」

 

八幡「……さて、カフェにも連絡しておくか。」

 

お友達『〜〜〜』

 

八幡「おっ、じゃあ頼む。」

 

ライス「お兄様、どうしたの?」

 

八幡「いや、何でもない。ところでライスは行かないのか?まだ何か伝えたい事とかも?」

 

ライス「ううん、そうじゃないんだけど……あのねお兄様。良かったらコレ、受け取って……くれる?」

 

八幡「?」

 

 

ライスが用意してくれたのは、おにぎりだった。しかも魔法瓶とタッパーには色々なおかず各種とお弁当みたいだった。

 

 

八幡「コレを、俺に?」

 

ライス「うん。お兄様、毎日朝早くから起きてるでしょ?だからちょっとでも栄養のあるのを食べてもらいたいなぁ〜って。」

 

八幡「それを知ってるって事はお前も朝早くから起きているって事なんじゃないか?」

 

ライス「………あっ!」

 

八幡「図星か……でもこれはありがたく貰っておく、わざわざありがとうなライス。」

 

ライス「うん♪」

 

 

予想もしていなかった事が2つも起きたが、どちらも悪い事では無かった。それにカフェにも良い刺激になるだろう。何しろ1人は追込、2人は先行の適性だから前後に気を配らなくちゃならない。それにルートは1つだけじゃないし、相手の事も考えるだろうから、必然的に動きに固さが出てくるかもしれない。

 

 

八幡「とりあえず、カフェの所に行くか。」

 

ライス「ついてく……ついてく……」テクテク

 

 

………何でライスもついて来るんだ?

 

 

ーーー合宿所ーーー

 

 

カフェ「先程、お友達からも聞きました。では、明日はライスさん達も参加する……という事なんですね?」

 

ライス「うん。だから明日はよろしくね、カフェさん。お兄様も!」

 

八幡「あぁ、よろしくな。」

 

カフェ「……それにしても、八幡さんは今日はお弁当なのですね。」

 

八幡「あぁ、さっきライスに貰ってな。今はちょうど昼だろ?だからいただこうと思ってな。」

 

カフェ「………そうですか。」

 

ライス「お口に合えば良いんだけど……」

 

八幡「とりあえず2人も昼食を持って来たらどうだ?カフェは今日のトレーニングを休みにしているがライスはどうなんだ?」

 

ライス「ライスはちょっとだけ走ろうと思ってるよ。明日の事もあるからほんのちょっとだけど。」

 

八幡「それが正解だ。今日追い込み過ぎたら明日のトレーニングどころじゃなくなるからな。」

 

カフェ「しかし八幡さん、大丈夫なのですか?明日のトレーニングに参加する3人はいきなり………」

 

八幡「寧ろこれはチャンスだと思った方が良い。何しろ相手は全員が長距離を走った経験があって、内2人はあの天皇賞・春を勝っている。胸を借りるつもりでやった方が賢明だ。」

 

ライス「そ、それってライス達の事?」

 

八幡「それ以外に誰が居る?明日のトレーニングに参加するメンバーで天皇賞・春を勝っているウマ娘はお前とスーパークリーク以外に居ないぞ?」

 

カフェ「成る程……スタミナ面に関しては申し分無い、というよりも私よりも上だと考えるのが必然、という事ですね?」

 

八幡「そういう事だ。だから目の前に居るライスは確実にお前の障害になるぞ。」

 

ライス「ふぇ!?」

 

カフェ「成る程……分かりました。その障害、この合宿中に乗り越えてみせます。」

 

ライス「ひ、ひゃあああっ!?カ、カフェさん!そんな風に言うのはやめてよ!お兄様もライスが悪者みたいに言わないでっ!」

 

八幡「悪い悪い。でもカフェの障害になるってのは本当の事だぞ?実際明日のトレーニング、早く走り切りそうだし。」

 

カフェ「………ライスさん、明日は負けません。」

 

ライス「あ、あわわわ………っ!」

 

 

カフェもお友達以外でやる気を出してくれたみたいだな。明日のトレーニングが楽しみだな。

 

 

 




シービー、ライス、クリークの3人がトレーニング参加!
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