比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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息抜きついでに

 

 

カフェside

 

 

カフェ「……脚の具合はどうなのですか?」

 

タキオン「あぁ、問題無くなってきているよ。まぁあまり関係の無い事だがね。」

 

カフェ「でしたら、いい加減トレーニングにくらい参加したらどうなのですか?毎日のように貴女のトレーナーとサブトレーナーの方が来られて、私も少し迷惑しているのですが?」

 

タキオン「そんなの彼等に言ってくれたまえよ。私は怪我をした時に彼等に言ったのだよ、今後のレースの活動を無期限休止にすると。」

 

カフェ「…貴女の事です、一方的にそう言ったのでしょう?」

 

タキオン「はっはっはっはっは、君にはやはり見抜かれてしまうか。」

 

 

当然です、この人には他人の関心なんてものに興味はありませんから。

 

 

タキオン「しかし、彼等がしつこいというのは私も同感さ。彼等と話している間は実験も研究も途中で中止しなくてはならないからね……困ったものだよ全く。」

 

カフェ「それは貴女が担当だからでしょう……少しは誠意を見せてはいかがですか?」

 

タキオン「はっはっはっカフェ~!君も冗談が上手くなったじゃないか!私に誠意なんてものがあると思うかい!?」

 

カフェ「………そうでしたね。」

 

 

コンコンコンッ ガラガラッ

 

 

八幡「失礼する。おっ、やっぱり此処だったかカフェ。」

 

カフェ「八幡さん、どうかなさったのですか?」

 

八幡「ん?お前の姿が見当たらなかったからな。此処なんじゃないかって思っただけだ。俺も業務が一段落したから少しゆっくりしようと思ってな。」

 

カフェ「そうでしたか。でしたら今コーヒーを淹れますね。両親からちょうど甘い豆が届きましたので。」

 

八幡「助かる。」

 

タキオン「おやおや、久しぶりじゃないか。どうだい、私の実験に付き合う気は無いかい?」

 

八幡「その気には一生なる事はねぇから自分のトレーナーか他を当たれ。」

 

タキオン「彼等はダメだよ、実験材料として役に立ちそうも無いしね。その点君は良い……日頃から鍛えていると見たよ、違うかい?」

 

八幡「観察力に関しては流石だと言っておく……ありがとうなカフェ。」

 

カフェ「いえ……タキオンさん、私のトレーナーにちょっかいを出すのは止めてください。」

 

タキオン「やれやれ、ちょっとしたジョークじゃないか……」

 

カフェ「……また研究資料を燃やされたくなかったら、そのジョークも程々にしてくださいね。」

 

お友達『~ッ!!』シャ∼!!

 

タキオン「お、おぉっと……分かったよ、分かったからそういう脅しは止めておくれよ。私にとってはあまり冗談になっていないのだよ。」

 

八幡「資料が人質になったんじゃ、お前も従わざるを得ないって事か………ん?おいお友達、この資料カフェのスペースにあったから処分してもいいんじゃね?題名が【身体能力向上と脚部強化の促進を目的としたサプリの開発】ってヤツ。」

 

タキオン「ちょ、君!!やめろやめろ、何を言い出すんだい君はっ!!?人が作り上げた資料を勝手に処分しようとするなんてっ!!」

 

八幡「……だってこの部屋の半分はカフェのスペースなんだろう?これがこっちにあったからいいのかなって。」

 

タキオン「いいわけ無いじゃないか!それを早くこっちに渡したまえよっ!!」

 

八幡「じゃあこっちまで取りに来いよ、コレお前の資料だろ?っていうか入った時は言わなかったけどよ、少しは片付けろよ……お前のスペース汚過ぎだろ。」

 

カフェ「ダメです八幡さん、私がそう言っても聞いた試しがありませんので。」

 

八幡「成る程、既に結果が出た後って事か……」

 

 

この部屋の私のコレクションも少しずつ少なくなってきましたね。少しずつ部室に運んでいるのですが、八幡さんが「俺も偶に使わせてもらってるから、持って来てもいいぞ。」っと言ってくださったので、この部屋にあるのはソファーとコーヒーを淹れる為の器具だけとなっています。なので近々、何も無くなるかもしれません。

 

 

カフェ「ところで八幡さん。菊花賞が終わった後の事なのですが、何か予定はあるのでしょうか?」

 

八幡「有マ記念を予定している。他にもステイヤーズSとかダイヤモンドSも考えていたんだが、カフェなら良い走りが出来そうだと思ってな。まぁ最終的にはお前と決めるが、どう思う?」

 

カフェ「有マ記念………はい、私もそれが良いです。きっとお友達もそのレースには出たがると思いますので。」

 

八幡「そうか。じゃあ菊花賞後の予定は有マ記念にしておく。カフェもその気でな。」

 

カフェ「分かりました。」

 

タキオン「君達は順調そうで羨ましいよ。私なんて行き詰っているというのに………」

 

八幡「なら少しでも身体動かしたらどうだ?このままだとお前、デブるぞ?」

 

タキオン「……レディに対してかなり失礼な言い草だとは思わないのかね?」

 

八幡「ほう?お前にレディなんて意識があった事に驚いてるぞ俺は。てっきり淑女を捨ててマッドサイエンティストを自負しているものだと思っていたが?」

 

タキオン「ふぅむ……否定できないところが少々痛いねぇ。」

 

八・カ「認めるのかよ(認めるんですね)。」

 

タキオン「間違った事は言っていないからねぇ~。それにしても君達の今の発言、息ピッタリだったねぇ~。」

 

八幡「もう2年になるんだ、このくらいは出来るんじゃないか?」

 

タキオン「さぁて、どうだろうねぇ?私は専門外だから何とも言えないねぇ。」

 

 

ガラガラッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先輩1「アグネスタキオン、今少しいいか?」

 

 

 




和むついでに世間話かと思いきや……
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