比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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皆さん、明けましておめでとうございます!!今年もよろしくお願いします!!

年末年始の投稿どうしようかと考えていましたけど、他にする事もないので、投稿していますこの頃です!!

では、2022年1発目です、どうぞ!!


八幡のプライドと母からの檄

 

 

八幡side

 

 

ダイナ「トレーナーさん、貴方がとても腕の良いトレーナーだというのはもう分かっているわ。けれどこれは私からのお願いでもあるわ。もしあの子が貴方に対して無理難題や自分の価値観を押し付けるような真似をしたら、その時は………」

 

 

………エアグルーヴを1番に理解しているからこその苦渋の判断、なんだろうな。性格は似つかわしくないとは思っていたが、自他に厳しいところは同じなんだな。

 

 

ダイナ「あの子を「ダイナカールさん、その先は言わなくて結構です。それに、その必要もありません。」………え?」

 

八幡「これはいつかに娘さんにも言った事ですが、我々トレーナーはウマ娘を輝かせる為のお手伝いをしているだけに過ぎません。ターフを駆けるウマ娘が陽なら、我々トレーナーは陰………陽と陰は本来対の関係にあります。光ある所に影あり、ウマ娘とトレーナーはそういう関係の元にあるものだと自分は思います。」

 

ダイナ「しかし、それでは貴方が………」

 

八幡「俺の代わりなら幾らでも居ます。しかしウマ娘というのは、その1人のウマ娘というのは世界に1人だけしか居ません。それを言うのなら我々も一緒ですが、自分の真似をしようと思えば誰にだって出来ます。寧ろあの年齢です、多少我が儘で生意気なくらいがちょうど良いんですよ。その方が張り合いもあります。」

 

ダイナ「………」

 

八幡「それに、俺から彼女との関係を切るつもりはありません。」

 

ダイナ「……それは自分が選んだから、ですか?」

 

八幡「いえ、そんな簡単な理由ではありません。ただの俺の曲げられないプライドって奴ですよ。」

 

 

ダイナ(プライド………貴方のような人なら、他のウマ娘からも勧誘がある筈。それなのに?)

 

 

八幡「至ってシンプルですよ、俺のプライドなんて。」

 

ダイナ「………聞かせてもらっても?」

 

八幡「つまらなくても良ろしければ。」

 

ダイナ「お願いするわ。」

 

八幡「えぇ、分かりました。じゃあご説明しますね。俺のプライド、それは………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダイナ「エアグルーヴ〜!!」

 

エアグルーヴ「っ!?こ、この声は………なっ!?お、お母様!!?」

 

ダイナ「トレーニング、頑張ってるみたいね。オークス楽しみにしてるわよ〜?」

 

エアグルーヴ「そ、そんな事よりもどうして学園に………っ!!まさか、トレーナーともうっ!?」

 

ダイナ「えぇ。アンタの事も此処の事も色々と聞かせてもらったわ。にしても良いわよね〜私が居た時はこんなに整っていなかったものね〜!」

 

エアグルーヴ「そんな事はいいですから!おいお前、お母様に変な事は吹き込んでいないだろうな?」

 

八幡「何でそんな事するんだよ?しねぇしそんなネタもねぇよ。ルドルフのダジャレでも言えば良かったのか?」

 

エアグルーヴ「いや、それはやめろ………」

 

ダイナ「まぁでも、アンタの事も聞けたから今日は帰るわ。あっ、オークスは現地で観るから頑張んなさいよ?親が観てるからって身体カチコチになったらダメよ?」

 

エアグルーヴ「なりません!」

 

ダイナ「それから……」

 

エアグルーヴ「?」

 

ダイナ「………」チラッ

 

 

………成る程ね、聞かれたらまずいって事ね。

 

 

八幡「エアグルーヴ、先に部室に行ってるからな〜。お母さんの見送りよろしく〜。」

 

 

八幡sideout

 

ダイナカールside

 

 

エアグルーヴ「あっ、おい!「いいのよ、大丈夫。」し、しかしお母様……」

 

ダイナ「それよりも、アンタにはもう1度言っておくわ。年末の時にも言ったけど、あのトレーナーは大事にしなさい。分かってるわね?」

 

エアグルーヴ「は、はい。」

 

ダイナ「それからもう1つ………もっとトレーナーの事を理解しようとしなさい。アンタがトレーニングをしてる時にトレーナーさんの事を色々と聞いたけれど、トレーナーさんはきっとアンタの事を裏切らないから。」

 

エアグルーヴ「……分かりました。」

 

ダイナ「私も現役時代、1度だけトレーナーと上手く行かなくて破棄した事があるわ。相性があるのも確か。でもあのトレーナーはアンタの事を裏切らない。話をしてて分かったわ、優秀なだけじゃないってね。」

 

エアグルーヴ「しかし、それはどういう……」

 

ダイナ「答えはアンタが見つけなさい、私の言っていた意味が分かる日がきっと来るから。」

 

エアグルーヴ「………」

 

ダイナ「今はまだ分からなくていいわ、それを理解するにはアンタはトレーナーさんの事を知らなさ過ぎるもの。」

 

エアグルーヴ「……お母様は分かっているような言い方ですが?」

 

ダイナ「伊達に歳は重ねていないし、トレーナーを見る目はアンタよりもずっとあるわよ。あのトレーナーさんは私を担当してくれたトレーナーよりもずっと優秀よ。きっと、私がこの時代の学生だったら、猛アピールしてるわね!」

 

エアグルーヴ「………」

 

ダイナ「まっ、アンタはオークスに向けて頑張んなさい。それじゃあね。」

 

 

………エアグルーヴ、アンタは本当に良いトレーナーに巡り会えたのよ?きっとあんな風に思えるトレーナーの方が少ないんだから。

 

これを聞いたら、間違いなくアンタはトレーナーに引け目を感じるわ。だから言わないけれど、この答えが分かった時には………どうなってるのかしらね?

 

 

 

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