比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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その後

 

 

八幡side

 

 

八幡「それで、謹慎ってわけか……」

 

同期2「あぁ……その日にタキオンがたづなさんに報告して理事長にまで届いた。んでチーフトレーナーの面々や古参のトレーナー達が全員集合して話し合った結果、あの2人の謹慎が決まったって感じだ。」

 

八幡「同期である同期3はお前を暴行、その先輩の先輩1は監督不行き届き……んでどっちも必要以上に特定のウマ娘に対する迷惑行為で2ヶ月の謹慎。残されたウマ娘は一時的に他のトレーナーの世話になる、と……」

 

同期2「そういう事。タキオンも今回ばかりは本気だったみたいでよ。あの2人に対する処罰に手心加えないでくれってマジな声で言ってた。その結果、最初は2週間の謹慎だったのが2ヶ月に伸びた。」

 

八幡「マジかぁ……最初2週間?タキオンが大分粘ったんだろうな。まぁでもアイツが復帰しろだの戻って来いだのと言われていた期間に比べたら可愛いもんだけどな。それよりもお前、ケガは大丈夫なのか?思いっきり殴られたって聞いたが。」

 

同期2「大丈夫だ、タキオンの薬のおかげで今は痛みはねぇ。傷薬と鎮痛剤を混ぜたのを飲ませてくれたから問題無い。」

 

八幡「そうか……因みにその傷薬は何色で何味でどんな匂い?」

 

同期2「えっとな……色は茶色で味が……確かレモンみたいだったな。んで炭酸で匂いが野菜ジュースみたいな匂いだったな。後、飲み物だったけどちょっと食感ドロっとしてたな飲めるゼリーみたいな?」

 

八幡「おい、情報増えてんぞ………」

 

 

俺もさっき寮に帰ってきた時に知ったんだが、どうやら先輩1と同期3がいつものアレをやってたらしいんだが、タキオンと一緒に居た同期2と口論になったところ、同期3が殴るという暴行を働き、タキオンがそれを学園側に報告。事態を重く捉えた学園側は当人達とトレーナーの古参勢を集めて話し合い。最初はさっき言っていた通り2週間にするつもりだったみたいだが、タキオンが自身の時間を奪われた事と自身のトレーナーを傷つけられた事にかなり怒りを覚えていたらしく、納得しなかったみたいだ。その結果、2ヶ月という事になった。あの2人は既に寮ではなく隔離用の寮に居る。

 

 

同期2「つっても、俺も同期3に暴言吐いたから厳重注意を受けちまったんだけどな。」

 

八幡「………そうか。」

 

同期1「ちょっと同期2!貴方大丈夫なの!?殴られたって聞いたんだけど!?」

 

同期2「おう、タキオンから傷薬と鎮痛剤混ざった薬貰ったから全然平気だ。」

 

同期1「……貴方、それ本当に大丈夫なの?」

 

同期2「おいおいちょっとは信じろよ、こうして普通に飯食えてる俺の口が証拠だろ?」

 

 

いや、それは無理がある………

 

 

八幡「何にしても、これで2ヶ月の間は静かになるな。2ヶ月だけだけどな。」

 

同期1「2ヶ月って長いようで短いからね〜。」

 

葵「あっ、皆さんお揃いですね!同期2さんはお怪我大丈夫ですか?」

 

同期2「おう、このくらい何もだぜっ!」

 

葵「それにしても、学園でこんな事が起きるなんて……未だに信じられません。」

 

同期1「トレーナーとウマ娘の衝突ってのはよくあるみたいだけど、こんなのは前例が無いって。おハナさんも言ってた。」

 

八幡「それが最終的にトレーナー同士のいざこざに発展してんだからあんまり他人事じゃねぇよな。」

 

同期2「なぁ、やめて?俺も少し言い過ぎたって反省してんだから。」

 

葵「でも、しつこく迫っていたって言うくらいですから同期2さんがそう感じても不思議じゃないと思いますけど。どのくらい続いてたんですか?」

 

同期2「俺がトレーナーになってからはずっとだな、その前にもあったらしいが………」

 

八幡「……皐月賞でタキオンが無期限休止した時があっただろ?4月から担当破棄したのが9月だから約5ヶ月の間ずっとだな。んで今回のと合わせるとだ……大体半年かそれ以上だな。」

 

同期1「は、半年も迫るって………ある意味凄い。」

 

八幡「まぁタキオンみたいな才能ある奴を手放したくないって気持ちも分かるし、復帰して何で頼ってこなかったって気持ちも分からなくはないが、やり方が荒過ぎたな。」

 

同期2「その通りだ、俺みたいに寄り添ってやればこんな事にはなってなかったのによ!」

 

八幡「そう言うお前は寄り添うっていうよりかは、ただの実験体扱いされてる事に気付け。」

 

同期2「……いやいや、それ3割くらいだろ?」

 

同期1「………本気で言ってるの?」

 

同期2「………葵ちゃん!?」

 

葵「あはは………」

 

同期2「嘘だろ……俺、トレーナーじゃなくて実験体?ネズミとかモルモットとかそういう扱いなの?」

 

同期1「ま、まぁ信頼は得られてるんだしいいじゃない!落ち込む事無いわよ!」

 

同期2「フォローになってねぇよ………」

 

 

フォローとか無理だから。だって色々な何かを飲まされてる?飲んでる?どっちでもいいが、そうなってる時点でモルモット確定だから………ってかさ、コイツ髪の毛伸びてね?

 

 

八幡「お前さ、髪そんな長かったか?」

 

同期2「ん?あれっ!?今日の朝はこんなに長くなかったぞ!?ま、まさかこれも……今日飲んだ薬の副作用か!?」

 

同期1「髪が伸びる効果もあるんだ……」

 

葵「一瞬でホストみたくなりましたね……」

 

八幡「どのくらい伸びるんだろうな。」

 

同期2「なぁ、誰か切ってくれねぇか?俺この前散髪に行ったばかりなんだよ〜。」

 

同期1「ならバリカンを「おい、坊主なんて絶対やるなよ?オールバックよりもシャレにならねぇんだからな?そしたらお前も横刈り上げにしてやるからな?」や、やぁねぇ、そんな事するわけ無いじゃ〜ん。」

 

同期2「目が嘘ついてんだよ!!」

 

八幡「………じゃあおかっぱでいいんじゃね?」

 

同期2「何も良くねぇよ!!!」

 

葵「あはは………」

 

 

 




結果、彼等は2ヶ月の謹慎!
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