比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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仕返し?

 

 

カフェside

 

 

タキオンさんとその担当トレーナーさん、そして元トレーナーさん達とのいざこざから1週間が経ちました……当初聞いた時は驚きました。タキオンさんとはカフェテリアでよく会いますが、とても伸び伸びしているご様子でした。今年初の金杯を難無く勝利して次の大阪杯に向けて順調だと言っていました……私は天皇賞を最初の目標とし、トライアルの日経賞からレースを始めます。八幡さんとも話し合った結果、『阪神大賞典よりも日経賞の方がカフェに合ってる。』との事でしたので、日経賞がスタートのレースになります。

 

そして今はトレーナー室に居るのですが……少々困った事になっています。

 

 

八幡「……なぁ、もう離れてくんない?」

 

シービー「いいじゃんちょっとくらい~♪最近八幡とお話出来てなかったから、このくらいは許してよ~。」

 

八幡「あのなぁ、お前此処が何処だか分かってんの?俺とカフェの部室なんだけど?部外者のお前が入っていいような場所じゃないんだが?」

 

シービー「じゃああたしも八幡の担当になれば解決だっ!」

 

八幡「増員の話は上がっていませんので無理です、お帰りください。」

 

シービー「いいじゃ~んちょっとくらい構ってくれてもさぁ~!!」ユサユサ!

 

八幡「揺らすな、字が書けないだろ……」

 

 

困った事というのが、こちらのミスターシービーさんが居るからです……八幡さんがお気に入りなのは前から知っていましたが、どうにも彼女は八幡さんとの距離が近過ぎる節があります。少し……嫌になります。

 

 

八幡「つかよ、お前天皇賞走った事あったよな?ちょっとでいいから教えてくんない?どんな風に走ればいいか。」

 

シービー「どうしようかなぁ~「あっ、じゃあライスとかクリークに聞くから大丈夫。」嘘嘘嘘嘘嘘っ!!!本気にしないでよ~ちゃんと教えるから、ねっ♪」

 

八幡「なら早く教えろ、俺も忙しいんだから。」

 

 

それから八幡さんとミスターシービーさんはホワイトボードを使いながら天皇賞の事で色々と話していました。

 

 

八幡「……よし、参考になった。助かった。」

 

シービー「気にしなくていいよ、あたしはただアドバイスをしただけだし。生かすも殺すも八幡とカフェ次第だから。」

 

八幡「じゃ、生かすか殺すかをカフェと話し合いたいから、そろそろ出て行ってね?」

 

シービー「誰にも言わないから♪」

 

八幡「そういう事じゃないの、ほら。」

 

シービー「ちぇ~……それじゃあまた今度来るからね~。」

 

八幡「部室に来るんじゃねぇよ……ったく、悪いなカフェ。」

 

カフェ「いえ、気にしていませんので。」

 

八幡「じゃあシービーから教わったのを少しでも共有したいから打ち合わせ兼作戦会議でもするか。」

 

カフェ「はい……」ストンッ

 

八幡「………あの、カフェさん?」

 

カフェ「はい、何でしょうか?」

 

八幡「………近くない?こんなにピッタリくっつく必要ってある?」

 

カフェ「重要な事を聞き逃しては大変なので……それにお友達も悪さをするかもしれませんので。」

 

八幡「………」チラッ

 

お友達『………』ジィ∼…

 

八幡「(何でこっちずっと見てんだよお友達~……)分かった、じゃあ始めるぞ。」

 

 

その後、八幡さんから天皇賞の走り方やスタミナの使い分け等を話し合いました。お友達は結局、私達も見つめたまま何もせず黙っていたままでした。でも、何故だかさっきよりも圧が強くなった気がします……

 

 

カフェ「……八幡さん、気付いてますか?」

 

八幡「あぁ、お友達がなんか変だな。」

 

カフェ「この前のようになっても困りますので、何か行動を起こした方がいいのでしょうか?」

 

八幡「お前に分からなかったら俺にも分からん。とりあえず何かアクションは起こした方がいいのか?」

 

カフェ「………分かりません。」

 

八幡「時々ああなるよなお友達、何が原因なんだ?」

 

お友達『………』ジィ∼…

 

八幡「……とりあえずさ、この部屋から出よっか。なんか少し居心地悪い……」

 

カフェ「そう、ですね……」

 

 

ガチャッ

 

 

八幡「……ん?」

 

カフェ「どうかしましたか?」

 

八幡「……鍵はかかってない筈なのに、扉が開かない。」

 

カフェ「……もしかして。」

 

お友達『ッ~!!』イェ∼イッ!!

 

八幡「………そうかそう来るか。ならこっちも強硬手段を取らないとなぁ?」

 

お友達『?』

 

八幡「……今、外で扉を押してる奴に2つの選択肢をやる。此処を退いて誰の仕業か正直に吐くか、このまま退かずにトレーニングを1週間抜きにされるか、どっちか好きな方を選べ。」

 

 

ガチャッ!!

 

 

『『『~~~ッ!!!』』』ドゲザッ!!

 

お友達『ッ!!?』

 

 

……八幡さんに与えられた選択肢に対して取った行動は、扉を開けて土下座をしながらお友達の仕業だと白状する、でした。

 

 

八幡「そうかそうか、じゃあ君達はもう行っていいぞ……さてお友達?ちょいとお話、聞こうじゃないの?」

 

お友達『っ!!?』アタフタッ!!

 

カフェ「大丈夫……痛い事はしないから。ただ……お説教の時間が長くなるだけ。」

 

お友達『~~ッ!!』

 

 

その後八幡さんによって正座をさせられたお友達は、すっかり反省したみたいで小さくなっていました……それにしても『トレーナーとカフェが手を繋ぐまで出られせん!』なんて、よく思いついたものです。

 

 

 




久しぶりのシービーさん。

そしてお友達、今日はお説教でしたねww
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