比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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お返し

 

 

八幡side

 

 

八幡「よし、こんなもんだな。」

 

お友達『………』ソロォ∼…

 

八幡「お友達、コレは食べちゃダメだからな。」

 

お友達『~?』

 

八幡「コレはバレンタインのお返し。くれた人全員に作ってるから余りが無い。だから食べちゃダメだ。」

 

お友達『ッ!!』コクコクッ!!

 

八幡「物分かりが良くて助かる。」

 

 

バレンタインなんて高校の時に同級生や後輩、大学の時に先生から貰ったくらいしか記憶に無い。だが今年は色んな奴から貰ったから作るのに少し手間取ったが、これならお返しとしてもちょうど良いだろう。

 

 

お友達『………』ソロォ∼…

 

八幡「……ん?はぁ~……つまみ食いしなかったらホットチョコレートとクッキーをあげてたんだがなぁ~………」チラッ

 

お友達『………』チョコン…

 

 

アイツ、ボウルに残ったチョコを摘まみ食いしようとしてたのに、一瞬でソファに移動して行儀良く待ってやがる……これがアレか、チョロいってヤツか。

 

その後はちゃんと何も食べずに行儀良く待ってたから、ホットチョコとクッキーをあげる事にした。

 

 

ーーー学園・中庭ーーー

 

 

「あっ、トレーナーさん!此処に来るの珍しいね?」

 

八幡「とりあえずバレンタインのお返しにな。これから回ってくところだ。」

 

「……あぁぁぁ失敗した!!トレーナーさんに渡していれば超美味しいチョコ食べられてたのにっ!!」

 

八幡「いやいや、普通に作っただけだから味変わらんって。」

 

 

最初は……中等部からにするか。順番に行った方が渡しやすいし。

 

朝という事もあってまだ来てない生徒には渡せなかったが、既に登校している生徒には渡せた。しかも向こう側はお返しが来る事を予想していなかったのか、ホワイトデーを忘れていた奴の方が多かった。

 

 

八幡「最後は此処か……」

 

 

コンコンコンッ

 

 

ルドルフ『どうぞ。』

 

八幡「失礼する。」

 

ルドルフ「おや、まさか朝から君に会えるなんてね……それで、何か用かな?」

 

八幡「あぁ、バレンタインの時にチョコくれただろ?その返礼に回ってんだよ。教室に行ってもお前居ないと思ってたからこっちに来た。だから此処が最後。」

 

ルドルフ「そうだったのか。それは苦労をかけたね……ん?私で最後?」

 

八幡「何かおかしかったか?」

 

ルドルフ「いや、エアグルーヴとブライアンからは受け取っていないのかと思ってね。」

 

ブライアン「………やる必要なんて無いだろ。」

 

八幡「去年の夏合宿で鹿肉食ってたの、何処の誰だ?」

 

ブライアン「………昼に市販のチョコを買って渡す。」

 

八幡「いや、別に強請ってるわけじゃねぇから。」

 

エアグルーヴ「私は貴様に何かをされた覚えは無いのでな。」

 

八幡「実は教官達の代わりにメニュー作ってた時あった。」

 

エアグルーヴ「……っ!?ま、まさかあの時の負荷の強いトレーニングメニューは………」

 

八幡「一応、俺。」

 

エアグルーヴ「……1日待て、明日渡す。」

 

八幡「だから強請ってるわけじゃねぇって。そこまでしてチョコ欲しくねぇわ。」

 

エアグルーヴ「それでは不義理だ!施しを受けたにも関わらず何もしないとあっては私の沽券に関わる!」

 

八幡「そ、そうか……」

 

 

ま、まぁ本人がそうしたいのなら止めないけど……

 

 

八幡「じゃあそういう事で、ルドルフにはお返し渡す。」

 

ルドルフ「ありがたく貰うよ。」

 

 

後は……カフェテリアの時間に見かけたら渡すか。

 

 

ーーーカフェテリアーーー

 

 

八幡「何とか全員に渡し終えたな……」

 

カフェ「お疲れ様です、八幡さん……」

 

八幡「カフェもな。ほい、今日のランチはバケットサンドとコンソメスープ。3月とはいえまだ冷えるからな。」

 

カフェ「ありがとう、ございます……八幡さんは本当に料理がお上手ですね……」

 

八幡「慣れちまったら簡単だ。今ではそんなに手間とも思わないしな。あっ、食後のコーヒーはいつも通りあるから安心しろ。」

 

カフェ「ふふふ、食後のコーヒーも今では日課になってしまっていまってますね。」

 

八幡「何か俺も淹れるのが当たり前になってんだよなぁ~……時々自分も飲んでるし。マッ缶飲んでた頃が懐かしいわ。」

 

カフェ「………あれは邪道、です。」

 

八幡「今は飲んでないから。そういえばカフェは甘いのとかは別に平気だよな?」

 

カフェ「はい、特に苦手なのはありません。」

 

八幡「……一応聞いておくぞ?紅茶味のお菓子とかは?」

 

カフェ「………それ以外なら大丈夫です。」

 

八幡「うん、よく分かった。食後にはデザートもあるから。」

 

カフェ「ふふ……楽しみです。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マックイーン「………」ジィ∼…

 

テイオー「……はぁ~。マックイーン、そんなに気になるのなら聞いてくればいいじゃん。」

 

マックイーン「し、しかし!メジロ家のウマ娘として恥ずかしい行動は取れません!B組のカレンさんとゼファーさんがトレーナーさんからのお返しにと受け取ったチョコを見ましたけれど、とっても美味しそうでしたのよ!故にさっきトレーナーさんが仰った食後のデザートが気になって仕方ないんですのっ!!」

 

テイオー「いや、だから行ってきたらって言ったんだけど?」

 

マックイーン「ですが聞いてきたところで濁されるに決まっているではありませんのっ!」

 

テイオー「決まってるんだ……」

 

 

テイオー(でも、分かんないと思うけどなぁ~。オグリキャップとかスぺちゃんを見てると………ううん、マックイーンの言う通りかも。)

 

 

 




やっぱり気になっていましたメジロパックイーン。
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