比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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オークス勝利後

 

 

エアグルーヴside

 

 

エアグルーヴ「はぁ……はぁ……よし、掴んだぞ!お母様と同じ頂に届いたっ!!」

 

 

私はゴールした後にすぐに掲示板を見た。その理由は今まで以上に自身の力を出せたと感じているのもあるが、その力がどこまで結果として出ているのかが気になったからだ。2着との差は………8バ身。充分な結果だ。

 

 

実況『エアグルーヴが桜花賞に続いて、この樫の舞台も制しました!これでティアラ2冠、残すは秋の秋華賞のみです!さらに……母ダイナカールさんと同じこのオークスを勝利した事により、2組目となる母娘でのオークス制覇となります!素晴らしいレースを見せてくれましたね〜。』

 

解説『4コーナー回ってから脚が1人だけ違ってたんですよね。彼女はもうクラシック級のウマ娘の中だったら1番の実力を持っているかもしれません。ジュニアクラスでもその力を充分に発揮していましたからね、秋がまた楽しみになってきますね。』

 

 

「エアグルーヴおめでとう〜!!」

 

「凄いカッコ良かった〜!!」

 

「2冠達成おめでとう〜!!」

 

「母娘制覇おめでとうございます〜!!」

 

 

皆が祝福してくれている……応えねばなるまい。これも母に近付く為の、【女帝】に近付く為だ。

 

 

エアグルーヴ「応援、どうもありがとう!!次のレースでも私は1着を獲る事を約束する!!」

 

 

そして私は偉業を成し遂げたとあるウマ娘がやったとされる人差し指と中指を立ててピースを作り、空に向かって翳した。何でもこれはクラシックレースを連続で2冠を獲った者にしか許されない行いだと言われている程だ。

 

 

そして観客達が一気に沸いた………これでは次のレースをする者達に時間を取らせてしまう。早く退散するとしよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「行かないんですか?娘さんの所に。」

 

ダイナ「そういうトレーナーさんこそ、行かないの?インタビューがあるんじゃないの?」

 

八幡「はははっ、去年のGⅠの時のを危惧してですよ。なので俺は出ません。貴女が行った方が盛り上がるのでは?明日の一面トップ間違い無しですよ?」

 

ダイナ「冗談言わないでちょうだい、こんなおばさん撮っても撮れ高なんて無いわよ。」

 

 

八幡(いや、絶対注目される事間違い無しでしょ。)

 

 

「見事オークスを制し2冠達成、並びに母娘オークス制覇を成し遂げたエアグルーヴさんです、おめでとうございます!」

 

エアグルーヴ「ありがとうございます。」

 

「2冠、達成ですね?」

 

エアグルーヴ「はい。自身の1番勝ちたかったレースでもありましたので、今まで走ってきたレースの中で1番嬉しい勝利です。」

 

「以前もお話しましたが、距離延長は全く問題ありませんでしたが、その点はどうですか?」

 

エアグルーヴ「その点はトレーナーと共に入念にトレーニングを行ってきましたので、自信を持って走れました。スタミナも充分残っていましたので、最後まで全力で走り切れました。」

 

「次は秋の秋華賞、残すティアラは1つのみとなりましたが、その点はいかがでしょうか?」

 

エアグルーヴ「このままの走りでこのままの調子で行けば、3冠も夢ではないと思いますので、慢心せずに最後の1冠に向けてトレーニングに励みます。」

 

「ありがとうございました!オークスを制しました、エアグルーヴさんでした!」

 

 

ーーー控え室ーーー

 

 

エアグルーヴ「ふぅ………」

 

 

少々疲れたな……まさか此処まで祝福してくれるとはな。嬉しい限りだ、来てくれた皆に感謝せねばな。

 

 

ダイナ「はい、お水。喉渇いたでしょう?」

 

エアグルーヴ「えぇ、ありがとうございます………っ!?お、お母様!?」

 

ダイナ「やっほ~エアグルーヴ、オークス見てたわよ〜。凄いじゃない、8バ身差なんて凄いわ!」

 

エアグルーヴ「あ、ありがとうございます。」

 

八幡「にしても、あそこまで走るとは俺も少し驚いたぞ。だが勝てて良かったな。」

 

エアグルーヴ「………お前のおかげだ、お前のトレーニングのおかげでここまで来れたんだ。」

 

八幡「………すみませんお母さん、エアグルーヴのデレが見れて嬉しいんですけど、ツンとデレの振り幅が分からなくて困るんですけど、理解出来るようになるにはどうしたらいいですか?」

 

ダイナ「私も分からないのよね〜、トレーナーさん次第じゃないかしら?」

 

エアグルーヴ「おい貴様!!少しは褒めてやろうと思ったら何だそれはっ!?お母様に変な事を相談するな!!それとお母様も変な事を吹き込まないでください!!」

 

八幡「ジョークだよジョーク。」

 

エアグルーヴ「全く………」

 

 

コンコンコンッ

 

 

『すみませ〜ん、エアグルーヴさん少しよろしいでしょうか?』

 

エアグルーヴ「はい、どうぞ。」

 

 

ガチャッ

 

 

「失礼します。そろそろ表彰式になりますので準備をお願い…………………」

 

 

………?何故固まっているんだ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あああああぁぁぁぁぁ!!!!!エアグルーヴのお母様ダイナカール様ぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

 

八幡(うわぁ………ヤバい事になった。こりゃ絶対ダイナカールさんも一緒に記念撮影コース間違い無しだわ。)

 

ダイナ(この流れ、絶対に今私が予想してる流れになるわよね。気を付けてたのに結局こうなるのね………)

 

「班長ぉぉぉぉぉ!!!!すぐに撮影と交渉の準備ぃぃぃぃぃ!!!!早くっ!!早くしてくださいぃぃぃぃぃ!!!!!」ズダダダダッ!!

 

八幡「いや必死かよ………」

 

ダイナ「それよりも、一目で私だって分かるのね………その事に驚きだわ。」

 

エアグルーヴ「すみません、お母様………」

 

ダイナ「いいわよ別に。あの人があんなに大声を上げるなんて誰も思わないもの。」

 

 

 

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