比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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気に入った時間と怖い瞳

 

 

八幡side

 

 

カフェが天皇賞を制覇した翌日。俺とカフェはいつも通り学園に通っていた。昨日はカフェがお友達に初めて勝った事もあったから俺としても喜びは大きかったのだが、カフェの昨日の勝利はルドルフがやり遂げた菊花賞、有マ記念、天皇賞・春、この3つのGⅠを3連勝したという偉業を達成していた。多分ルドルフ以降カフェまでこれが達成されていなかったって事は相当難しい内容だったんだろうな。

 

話を戻すが今後は宝塚記念に向けてのトレーニングになる。中距離を走った事あるが、ここ半年は長距離をメインとしたトレーニングだったから、次のレースまでに中距離の走り方を叩き込んでおかないとな。まぁそれはこの1ヶ月で何とかするとして、今はちょっとそれどころではない。

 

 

ジャーニー「いつもすみませんね、トレーナーさん。オルからお誘いがあった時は驚きましたが、気が付けば毎週お世話になってしまっていますね。」

 

八幡「まぁ、良い食材を提供してもらってるからな。オルフェーヴルの伝手かどうかは知らんが。」

 

オルフェ「………」モグモグ

 

ジャーニー「知り合いの方からいただいた物ですから、同じ伝手ですよ。しかしトレーナーさんがこのような事が出来たとは……新しい発見ですよ。」

 

八幡「まぁ、別に言いふらすような事でも無いしな。まぁ知ってる奴は知ってる。カフェは担当特権でクッキーをいつでも食べられるしな。」

 

ジャーニー「ふふふっ、羨ましいですね。」

 

カフェ「お部屋にも作り置きがあるくらいなので。よろしければ、お越しください。」

 

オルフェ「………比企谷、これ以外に何が作れる?」

 

八幡「何がって言われてもなぁ……色々としか言いようが無いな。これまでに作ったのは、クッキー、アイス、ロールケーキ……次はゼリーとか?」

 

オルフェ「………貴様は余と姉上にゼリーを食せと申すか?」

 

八幡「じゃあ焼き菓子類か?ワッフルとかバウムクーヘンとかの方が好みか?」

 

ジャーニー「そうですね……和菓子でも私達は食べられますよ。」

 

八幡「そうか……じゃあプリンとかは?」

 

オルフェ「……では、明日はそれを所望する。」

 

八幡「明日じゃねぇだろ、来週だわ。」

 

ジャーニー「ふふふっ、オルはトレーナーさんの作るお菓子がとても気に入ったみたいですね。滅多に無いのですよ?この子がこのように何かを欲する事は。」

 

八幡「ホントかぁ?イマイチ信用ならんな……あっ、因みにカフェは何がいい?今言ったプリンか?前に作ったコーヒープリン作ろうか?」

 

カフェ「……では、それでお願いします。あの時八幡さんが作ってくださったコーヒープリンはとても美味しかったので。」

 

オルフェ「……比企谷、それはいつ作る?」

 

八幡「今日だけど?」

 

オルフェ「おい、それでは余と姉上の分が無い。作るのであれば我々の分も作れ。」

 

ジャーニー「お茶漬けであれば自信がありますよ?」

 

 

そういう問題じゃないんだよなぁ……っていうか、今の口振りからしてメッチャ食いたいみたいだな。

 

 

八幡「はぁ……分かった分かった、作るから。」

 

ジャーニー「すみません、お手間をおかけします。」

 

八幡「そう思うのならもう少し妹を躾けてくれ。もしくはお菓子を臣下とやらに作らせろよ。」

 

ジャーニー「お言葉ですが、妹に躾けが必要なところはありませんよ。誇るべき美しい妹ですから。」

 

八幡「……シスコン。」

 

オルフェ「おい、その言葉を撤回せよ。姉上に対する不敬である。」

 

八幡「間違ってねぇだろ……それじゃあ何か?言い方変えればいいのか?オルフェーヴル親衛隊隊長とか?」

 

オルフェ「………」

 

八幡「………ジャーニー?」

 

オルフェ「姉上がそう呼べと言ったのであれば、その呼び方で構わん。」

 

ジャーニー「ふふふっ。」

 

 

もうやだこのシスコン姉妹………

 

 

カフェ「八幡さん、その………」

 

八幡「ん?アイツか?」

 

カフェ「はい、その……目がとてもギラギラしています。獲物を狙う鷹のような目です。」

 

八幡「怖ぇよ……絶対コレ狙いだろ。」

 

 

俺が持ち上げた皿に乗ってるのは、ドーナツ。普通のドーナツではなく、チョコ、抹茶、いちごのソースをかけてるドーナツだ。その為、1人の芦毛のウマ娘は………マジで獲物狙う鷹の目じゃん。猛禽類と同じ目してんだろアレ。

 

 

八幡「……俺、トレーナー室に避難するわ。このまま居たら絶対に鷲掴みにされる……ドーナツが。」

 

カフェ「あの、八幡さん……このドーナツを「いや、あげる必要は無いぞ?まぁどうしてもって言うならあげても構わないが。」……彼女からは、毎週のように視線を浴びせられていますので。」

 

八幡「………懲りないな。」

 

ジャーニー「彼女は甘い物が好物ですからね、無理も無いでしょう。マンハッタンカフェさんから聞きましたが、トレーナーさんがお菓子を作った際には強請りに来るとか?」

 

八幡「うん、確かに来るわ。見飽きるくらいには。」

 

カフェ「ここ最近はお2人も居るので見るだけとなっていますが、目の鋭さが日に日に増しています。」

 

八幡「……いちご、あげたらどうだ?」

 

ジャーニー「きっといちごでは満足しないかと。」

 

オルフェ「貴様があの者の分まで作れば良いだけの話だ。何を迷う必要がある?」

 

八幡「何で労力が俺にばかり集中すんだよ……」

 

 

アイツもアイツでもうこっち見んなよ……怖ぇんだって。お前のそんな目初めて見んだけど?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マックイーン「………」〈●〉__〈●〉

 

 

 




毎週八幡のお菓子のお世話になっている姉妹と食べた過ぎて目がヤバい事になってるメジロのあの子。

お友達の会話について

  • これまで通り、言葉は無しで。
  • あった方が良いかも。
  • どちらでもOK。
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