比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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見境なし

 

 

八幡side

 

 

八幡「………」

 

 

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アグネスタキオン、次走は七夕賞!!宝塚記念は回避!!

 

 

5月に入ってクラシッククラスのウマ娘達がしのぎを削る中、シニアクラスのウマ娘達の同行も気になるところ。特に大阪杯を制したアグネスタキオンは先日まで未定を貫いていたが、今後の予定をトレーナーと共に公表。気になる次走はマイルの安田記念でもグランプリの宝塚記念でもなく、7月の函館レース場にて行われるGⅢ函館記念だった!まさかの春のグランプリ回避には驚きを隠せなかったが、当人は『レースの価値や大きさなんて私は興味無い、私がやりたいようにやるだけ。』という回答を残して会見が終わった。担当トレーナーは『2,000m以上の距離を走っていない事と阪神の経験が無い事を考慮して、今回はサマー2000シリーズに挑戦して経験を増やしていこうと決断しました。』と話していた。函館記念の次は同シリーズと同じレースに出走する可能性が高いと見られる。

 

 

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八幡「まっ、やっぱり騒がれるよな……」

 

カフェ「学園でも噂になっていましたから……ポッケさんが突っ掛かるかもと思っていましたが、今は脚の怪我もあったので大人しかったです。」

 

八幡「そうかぁ。じゃあ宝塚記念は今のところ……同期のダンツフレームに2冠ウマ娘のエアシャカール、最近調子が上がって来てるツルマルボーイ、この3人が要注意って感じだな。」

 

カフェ「ダンツさんが?この前、京王杯スプリングCに出ていた筈ですが……」

 

八幡「どうやら安田記念も出て宝塚記念も出る方針みたいだぞ、向こうは。」

 

カフェ「………そうでしたか。」

 

お友達『なぁなぁカフェに八幡〜!ちょっとコース見てきたんだけど、なんかヤバいぜっ!』

 

八幡「……ヤバいってのは?」

 

お友達『あたしの嫌いなあのクソトレと腰巾着居ただろ?ソイツ等が揉めてんだよ。』

 

八幡「揉めてるって……それだけか?なら別に大した問題でも無いだろ。ウマ娘とトレーナーが衝突する事なんて珍しくないだろ。」

 

カフェ「……私は八幡さんと衝突した事、ありましたか?」

 

 

………あれ?そういえば俺とカフェがケンカした事って1度も無いような?

 

 

八幡「……そう言われると1度も無いな。アレだ、相性が良かったからだろ。」

 

カフェ「……はい、そうですね。」クスクス

 

お友達『惚気終わった?話の続きしたいんだけど?』

 

カフェ「の、惚気じゃないから……それで?」

 

お友達『何でも、2人がイザコザ起こしたってのがバレたみたいでチーム辞めるって話にまでなってるみたいだぜ?コレ、ヤバくね?」』

 

八幡「その話をコースのど真ん中でやってるんだとしたら、確かにヤバいな。」

 

カフェ「止めに行くの、ですか?」

 

八幡「まさか。興味ねぇよ。それに見に行きたいとも思わない。それに、ああなったのは事前に自分達の事を言わなかったからこうなったんだ、自業自得ってヤツだ。それに多分、チームに入ったのは全員新入生なんじゃないか?」

 

お友達『流石八幡!よく分かったな?』

 

八幡「簡単だ、あの2人が起こした不祥事は新入生が入ってくる前の事。だったら今の新入生を除けば全員知ってるって事になる。そうしたらあとは簡単だ、自分達の起こした事を隠しておけば、新入生なら簡単に勧誘出来る……とでも思ったんだろう。褒められたやり口じゃないのは確かだな。」

 

カフェ「では、その子達は……」

 

八幡「多分間違い無くチームを辞めるだろうな。自分を騙したトレーナーと一緒に居たいなんて、新入生の子達が思うわけ無いしな。」

 

お友達『じゃあよ、あの2人どうなんだ?』

 

八幡「また1から探し回るんじゃないか?それをやったとしても、希望はほぼ無いけどな。」

 

カフェ「当然、ですね……」

 

 

まっ、こっちに飛び火しない限りはどっちでも構わない。とりあえず、今はあのコース場には近付かないようにするか。

 

 

お友達『あたし、もうちょっと見てくるな〜!』

 

カフェ「……物好きなんだから。」

 

八幡「まぁ、あれがお友達らしさでもあるからな。お友達のせいで話逸れたけど、何の話してたっけ?」

 

カフェ「………タキオンさんの事、でしょうか?」

 

八幡「あぁ〜思い出した。宝塚記念の事だ……つっても話す事あんま無かったな。」

 

カフェ「では、私も宝塚記念に向けてトレーニングを頑張ります。」

 

八幡「あぁ、頼む。」

 

 

バァンッ!!

 

 

お友達『はぁ……はぁ……あ、危なかった……』

 

カフェ「……どうしたの、そんなに慌て……ライスさん?どうして?」

 

ライス「きゅうぅぅ〜……」グルグル…

 

八幡「……どうしてライスを?」

 

お友達『あたしが戻った時、もう新入生の連中は居なくなっててよ。んであの2人だけになってたら、ソイツが狙われてたからよ。ドロップキックと背負い投げしてから連れて来た!』

 

八幡「もう見境無しになってんのかよ……これは流石に理事長に報告すべきだな。お友達、よくやった。お前のおかげで生徒が1人救われた。」

 

 

目をグルグルさせて気を失ってるが、あの2人に絡まれ続けるよりかはずっと良い。

 

 

お友達『ならよならよ〜お菓子ちょ〜だい?』

 

八幡「おう、今日は俺の持って来たコレ全部やる。そのくらいお前のやった事はデカい。」

 

お友達『ぃやったぁ〜!!♪』

 

カフェ「良かったね。」

 

お友達『おうっ!!♪』

 

 

とりあえず、この事は理事長室に行って報告だな。

 

 

 




あの2人、もう落ちてますね。
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