比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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懲りずに

 

 

八幡side

 

 

秋川「なんとっ!!2人がそんな事をっ!?」

 

八幡「自分も直接見たわけではありませんが、担当のマンハッタンカフェの事はご存知の事だと思われます。彼女には他の人には視えないものが視えて、自分も彼女をスカウトした際には視えるようになっていました。話が逸れましたが、その視えない何かによって今回の事を報告する事が出来ているというわけでもあります。もし信用出来ないのであれば、先輩1の担当ウマ娘とライスシャワーにお聞きください。同じ答えが返ってくると思いますので。」

 

秋川「憂慮、まさかそのような事が起きていたとは思わなかった……たづな!」

 

たづな「はい!」

 

秋川「明日、生徒達に事情を聞いてきてほしい!比企谷トレーナーの名前を出さないようになっ!」

 

たづな「かしこまりました!」

 

八幡「迅速な対応、ありがとうございます。」

 

秋川「不要、礼には及ばない。寧ろ感謝するのはこちらの方だ。君の報告が無ければ、またウマ娘が傷付くところだった。感謝する、比企谷トレーナー。」

 

 

さっきのお友達の話していた件を理事長に報告した。その結果、明日にでも駿川さんが担当のウマ娘達とライスに確認してくれる事になった。それにしても、思ったよりも化けの皮が剥がれるのが遅かった気がする……あの2人の事件が約1ヶ月の間、バレなかったって事になる。新入生だから言い辛かったのかもしれないな。

 

 

八幡「では、自分はこれで失礼します。」

 

秋川「うむ!よく報告してくれたっ!」

 

八幡「はい、しつr『此処に居たのか八幡!!』……どうした、そんなに慌てて?」

 

たづな「?比企谷トレーナー?」

 

八幡「っ!すみません、例の他の人には視えない奴が飛んできましたので……それで、どうした?」

 

お友達『アイツ等、性懲りも無くまた生徒達に声をかけてやがるっ!!」

 

八幡「声をかけるだけならまだ勧誘の内だ。騒ぐ程の事では無いぞ?」

 

お友達『その声を掛けてる奴ってのが今レースで走ってる奴等なんだよ!!あたしが見た時には、この前の天皇賞で2着だった奴と芦毛の奴だった!』

 

 

栗毛の方はナリタトップロードだな……芦毛の方は少し分からんな……誰だ?だが、担当が決まっているにも関わらずそのウマ娘を勧誘するのは御法度だ。

 

 

八幡「分かった、俺も現場に行く。案内しろ。」

 

お友達『こっちだ!』

 

秋川「比企谷トレーナー!我々も共に行くっ!君の後ろに着いていこう!」

 

八幡「……分かりました。お友達、出来る限りの最短距離で頼む。」

 

 

ーーー現場・校舎裏ーーー

 

 

八幡「此処、なのか?」

 

お友達『この裏に……あっ、アレだ!!』

 

 

………そこに居たのはナリタトップロードにクロフネだった。そして………先輩1と同期3だった。

 

八幡「お前の言ってた通りだな。だが肝心な話が聞こえない……理事長、駿川さん、俺があの場に行きます。2人はこのまま待機でお願いします。」

 

たづな「お1人で大丈夫ですか?」

 

八幡「何とかしてみます。では、行ってきます。」

 

 

さて、色々と聞かせてもらおうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「そこで何してるんだ、トプロにクロフネ。」

 

トプロ「あっ!比企谷トレーナーさん!」

 

先輩1「っ!比企谷………」

 

八幡「どうも、お疲れ様です。見ない組み合わせでしたので声をかけさせてもらいました。それで、何してるんだ?」

 

トプロ「その、勧誘を受けていまして……」

 

八幡「(1つ目はクリアだな。)勧誘?それって担当のか?けどお前達はもうトレーナー決まってたよな?もしかして移籍するのか?」

 

クロフネ「いや、そうではない。確かに移籍の話だったが、私達は断りを入れている。」

 

八幡「そうか……ならそれで話は終わりだな。すみませんね、変なところで介入して。では「ま、待ってください!」……ん?何だ?」

 

クロフネ「このような言い方はあまり好まないが、先程彼等からは『勝たせてやるから移籍しろ。』と少し強引に迫られていたところだ。」

 

八幡「……それは、穏やかじゃないな。先輩1、どういう事か、説明してくれませんか?担当が決まっているウマ娘に強引に迫ったのは事実ですか?」

 

先輩1「……お前には関係の無い事だ。」

 

八幡「確かに関係はありません。しかし目の前で困ってるウマ娘が居るのなら手を差し伸べるのは当然の事……それとも、言えない事情でもおありですか?」

 

先輩1「………行くぞ。」

 

同期3「は、はい!」

 

 

………逃げたか。まぁ今は大体の理由をこの2人から聞ければそれで構わない。理事長と駿川さんも居る事だしな。

 

 

トプロ「助かりました、比企谷トレーナーさん!」

 

クロフネ「感謝する。」

 

八幡「やっぱり困ってたみたいだな。1から説明してほしい、話してもらえるか?」

 

トプロ「はい!」

 

八幡「じゃあ、ウチの部室に来てくれ。ちょうど良い聞き手も側に居る事だからな。」

 

秋川「ナリタトップロードにクロフネ、だな!詳しい事を聞かせてほしいっ!!」

 

クロフネ「理事長!それにたづなさんもっ!」

 

たづな「すみません、助けに入れず……ですが我々が介入するときっと先輩1トレーナーと同期3トレーナーはこの場からすぐに居なくなってしまうと比企谷トレーナーが危惧されましたので、静観をしておりました。私もお2人から詳しいお話を聞きたいです、お時間貰えませんか?」

 

 

トプロとクロフネはたづなさんのお願いを了承して、俺の部室でさっきの出来事を細かく説明してくれた。これで明日の担当達とライスの話があれば、あの2人ってどうなるんだろうか?

 

流石にタダでは済まされない……よな?

 

 

 




あの2人、まさか現役のウマ娘にまで手を出すとは………
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