比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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同期3の考え

 

 

先輩1side

 

 

………まさか、お呼びがかかった理由が懲戒解雇とは。しかもどうやっても結果は覆らないと来た。黒沼や比企谷の圧や秘書と理事長の目を見れば分かる、あれは冗談なんかじゃねぇ……本気だ。どこで間違えた?タキオンにかまけて担当をおざなりにしていたから?いや、それよりももっと前だろう……とにかく、俺はもう解雇通知をされちまったんだ。大人しくこの学園から出て行くだけだ。

 

 

同期3「………」

 

 

ーーー部室ーーー

 

 

先輩1「………」ガサゴソ

 

同期3「……先輩!何してるんですか?」

 

先輩1「決まってるだろ、此処を出る準備だ。」

 

同期3「っ……何すかそれ、解雇を受け入れるっていうんですか!?」

 

先輩1「仕方ないだろ、もう決まった事だ。アレコレ言っても仕方ない事くらいお前も分かるだろ?」

 

同期3「分かんないっすよ!だって俺達、何も悪い事なんてしてないじゃないっすか!なのに何で俺達がこの学園から出なきゃならないんすかっ!!?」

 

先輩1「お前の気持ちは分かる……だが上がそう決めた以上、俺達がどうやったって無駄なのも分かるだろ。黒沼が言っていた、泣こうが喚こうが結果は覆らないって。だったらもう受け入れて出て行くしかねぇだろ。」

 

同期3「何すかそれ……なら俺はもう1回理事長達に直談判して「やめとけ。」きま……何でっすか!?」

 

先輩1「やったところで突っ撥ねられるだけだ。それよりお前も出る準備をしておけ。幸い、理事長からはトレーナー資格の剥奪までは言われなかったんだ、地方のトレセン学園でなら雇ってもらえるかもしれないだろ。まぁ経歴の事は聞かれるだろうけどな。」

 

同期3「……何でもう諦めてるんすか?」

 

先輩1「諦めるしか無いからだ。決定が変わらないのに理事長達に直談判して何になる?もう受け入れろ。俺達に出来る事はもう無い。」

 

同期3「………」ギリギリ…

 

 

なんか、納得しちまえばアッサリ受け入れられるもんなんだな。クビだって言われたのに、黒沼や比企谷の説明聞いた今、妙に納得している………俺がやらかした事を自覚しているからか?だとしたら俺は本当にクズだな……だがコイツは俺が巻き込んだだけだ。俺のサブとして付いていただけ。もしかしたら可能性はあるかもしれないが………いいや、今更か。

 

 

同期3「っざけんな!!アンタは10年以上やってっから諦めつくだろうけど、俺はまだ3年目だ!!なのにもう諦めろってのか!?冗談じゃねぇよ!!」

 

先輩1「………」

 

同期3「最初から担当持ってる比企谷と桐生院はともかく、同期1と同期2は担当持つ事を今年から許可された。同期の中でサブやってんのは俺だけだ……結局、俺はトレーナーガチャに失敗したってわけだ!!」

 

 

トレーナーガチャに失敗、か………

 

 

先輩1「ふっ………そうかもな。」

 

同期3「……はぁ?」

 

先輩1「俺がメインTやチーフみたいにお前をしっかり面倒見てやってたら、こんな事にはならなかったかもな。済まない……」

 

同期3「………クソッ!!」

 

 

ガチャッ バタンッ!!

 

 

先輩1「………」

 

 

アイツが俺のサブになった時、良い奴が俺のサブに入って来たと思った。アイツは最初から自分の野心を隠そうともしていなかったような奴だ。トレーナーになった動機がGⅠタイトルを手にする為、だったからな。それがこんなにも早く道を砕かれたんだ、あんな風に怒鳴りたくなる気持ちも分かる。まぁ、俺もそうなんだけどな……けど、俺のこれまでの行動を見返してみれば、クビになって当然だ。

 

 

先輩1「思い返すだけ、無駄か。」

 

 

先輩1sideout

 

同期3side

 

 

クソッ、クソクソクソクソッ!!納得してたまるかっ!!まだメインのトレーナーとしての活動すらしてねぇのにクビ!?冗談じゃねぇ!!今回の事は全部あの先輩1のせいだろっ!!俺は指示に従っただけだ!!指示に忠実に従って何が悪いっ!!?

 

 

ーーー理事長室前ーーー

 

 

同期3「はぁ……はぁ……はぁ……」

 

 

大丈夫だ、さっきのやり取りの事を冷静に話せば理解してくれる筈だ………よし!

 

 

コンコンコンッ

 

 

秋川『許可っ!!入ってよろしいっ!!』

 

同期3「失礼します。」

 

秋川「っ!質問。片付けをしていたと思うのだが、どんな要件かな?」

 

同期3「少し話を聞いてほしくてきました。」

 

秋川「……それだけかな?」

 

同期3「はい、そうです。」

 

秋川「……許可、内容を聞こう。」

 

 

理事長が許可してくれたから、俺は自分の考えを理事長に説明して今回の処分は不適切だという事を説明した。

 

 

同期3「……以上です。」

 

秋川「ふむ……貴重な意見として受け取っておこう。継続、やるべき事を続けるように。」

 

同期3「は?いやいやちょっと待ってくださいよ、俺の話を聞いてましたよね?それなのに何で、再検討とか処分の見送りとか何も無いんですか?」

 

秋川「返答。君は話をする前にこう言った、少し話を聞いてほしいと。自身の処分を再検討してほしい、処分を見送ってほしいという意見は聞いていないが?」

 

同期3「そ、そんなの屁理屈です!それに俺は真面目に話しているんです!なのに「当然。こちらも真剣である。その上で答える……処分の再検討も見送りもしない、先程黒沼トレーナーが言った懲戒解雇、これが変わる事は無いっ!」………」

 

 

………何言っても変わんねぇのかよ。クソ、これじゃ何とかなると思った俺がバカみたいじゃねぇか。

 

 

秋川「……話は終わりかな?」

 

同期3「………」

 

 

ガチャッ バタンッ

 

 

 




同期3も納得しましたかね?
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