比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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プランとお勉強

 

 

八幡side

 

 

解雇通知が出されてから3日が経過した。先輩1と同期3はあの日から学園内で見かけていない。駿川さんが貸し与えたという部室を1度見に行ったそうなのだが、既に整頓されていた後でロッカーやデスクの引き出しの中にも荷物は何も無かったらしい。学園にあるトレーナー室も同様で片付けがされた後だったそう。あの2人にしては随分と潔いと言わざるを得ない感じがしてならない………

 

 

同期2「……なぁ比企谷、先輩から聞いた話だけどよ……先輩1と同期3が懲戒解雇されるってマジ?」

 

八幡「そんな事を昼休みのカフェテリアで話すな。不用心過ぎるぞ?」

 

同期2「あっ、悪い!けどよ、気になるじゃねぇか。」

 

八幡「……あぁ、3日前に理事長から直々に懲戒解雇を言い渡された。俺と駿川さん、黒沼さんが見届けた。」

 

同期2「……そっかぁ~。でもよ、反論とかしたんだろ?」

 

八幡「まぁな。全部返り討ちにしてたけど。」

 

同期2「じゃあ今、寮で大人しくしてるのって此処を出てく準備してるって事なのか?」

 

八幡「そうだと思う。」

 

 

此処に残る為に実力行使……なんてのはあり得ないと思いたい。けど同期3には前科があるからなぁ~無いとは言い切れない。

 

 

同期2「因みに、此処を出て行くのっていつまで?」

 

八幡「1週間後。それまではどっかの物件なり職場なりを探す時間って事になってる。俺が分かってるのはこのくらいだな。」

 

同期2「成る程なぁ……ん、サンキューな比企谷!」

 

八幡「あぁ。それとお前、1つ言っていいか?」

 

同期2「ん?何だ?」

 

八幡「今度は目の色が変わってるぞ?赤になってる。」

 

同期2「マジ?やっぱ副作用出てたかぁ~まっ、目だからいいかっ!」

 

 

確かに目立ちはしないが……まだタキオンの実験に付き合ってんのかよアイツ。

 

その後、話が終わった俺はそのままその場所で昼食を食べていたのだが、カフェとジャーニー、オルフェの3人が来ていつからか分からんがいつもの面子で食事を摂っていた。

 

 

八幡「あっ、そうだジャーニー。宝塚記念に行く時のプランとか後で委員会通して教えてもらってもいいか?阪神行くの初めてだからよ。」

 

ジャーニー「勿論構いませんよ、トレーナーさんなら歓迎します。それに最近はトレーナーさんのおかげで委員会の知名度も上がってきていますので、忙しいんです。」

 

八幡「そうなのか?なら無理には「いえ、トレーナーさんでしたら待ち時間無しで対応しますので。」…それはそれで何か悪いから順番で構わない。」

 

ジャーニー「ふふふっ、分かりました。」

 

カフェ「……八幡さん、私の個室にも来ていただいて構いませんからね?ここのところ、ずっと来ていませんでしたので……」

 

八幡「そうだなぁ……確かに最近行ってなかったよな、じゃあ近い内に行かせてもらう。」

 

カフェ「はい、八幡さんの好きな甘めのコーヒーを淹れますので。」

 

八幡「おう、頼む。」

 

 

確かに最近はカフェの部屋に行けてなかったし、コーヒーも飲んでなかった。うん、行こう。

 

 

オルフェ「………比企谷、宝塚記念の後はどうするのか決めたのか?」

 

八幡「ん?あぁ、オーストラリアのメルボルンCに出走する事にした。当然まだ発表はしてないが宝塚記念が終わってからでも公開するつもりだ。」

 

オルフェ「……夏はどうするつもりだ?」

 

八幡「夏は去年と同じで合宿に参加する。9月になって学園に帰って大体下旬になってから旅立つ予定だ。」

 

ジャーニー「?随分早く立たれるのですね、何か理由でも?」

 

八幡「カフェに限った話じゃないが、海外の遠征だからな。なるべく不安材料は残さずに本番に臨みたいと思ってな。カフェは長距離の遠征はあまり得意じゃなかったから。関西方面に行く時も結構気を付けていた。だが次は海外、負担は国内の比じゃない。だから早めに現地入りして走るコースとかを確かめたいと思ってな。」

 

ジャーニー「成る程、そういう事でしたか……」

 

八幡「それに食文化だって向こうとはかなり違う筈だしな。そこも気を付けないとだな。」

 

ジャーニー「オーストラリア……あまり遠征の記録が無いので覚えがありませんね。」

 

オルフェ「………比企谷、貴様が言っていた食の文化……慧眼である。」

 

八幡「……つまり?」

 

オルフェ「日本では魚を刺身や寿司といった生で食べる文化がある。……しかしオーストラリアでは魚を生で食べる文化は存在しない。故に食事は調理されたものが主流……焼いた料理、揚げた料理が普通である。」

 

八幡「そうか……じゃあ現地に入って最も気を付けなきゃならないのは、カフェの体調と食事、身体のキープだな。」

 

カフェ「そう、ですね……揚げ物や焼き物が多いとなると、カロリーも高そうなので。」

 

八幡「そうだな。俺もどうにかして日本の料理を持ち込めないかどうかやってみる。多分キャリーバッグに積めば問題無いと思うが。」

 

ジャーニー「機内持込でなければ問題無いでしょう。」

 

 

しかし、意外だったな……まさかオルフェが教えてくれるとはな。

 

 

八幡「しかし、残念だな。俺とカフェが遠征に行っている間はルーローショコラはお預けになっちまうからな。」

 

ジャーニー「……そういえばそうでしたね。」

 

オルフェ「………比企谷、「分かってるって。行く前に準備はしておくつもりだ。」……ならばよい。」

 

ジャーニー「トレーナーさん、私の分もお願いしたいのですが?」

 

八幡「別で用意するのなんて面倒だから、2人分作る予定だ。」

 

ジャーニー「流石ですね、気の利くトレーナーさんで嬉しく思います。」

 

八幡「その代わり、こっちの頼みもなるべく融通してくれよ?」

 

ジャーニー「えぇ、最優先でお受けしますよ。」

 

オルフェ「……良いだろう。」

 

 

 




八幡とカフェ、遠征前にしれて良かったですね!
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