比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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事件後のお昼

 

 

八幡side

 

 

八幡「はぁ………今日は朝から大変な目に遭ったな。」

 

カフェ「本当、ですね……貴女が気付いていなかったらと思うと、本当に怖いです。」

 

お友達『いやぁ~あの判断はあたしも会心のひらめきだと思ったね、探しに行こうと思ってマジで良かったわ~。』

 

八幡「俺はそのひらめきに助けられたってわけだ。ホント感謝だわ。」

 

 

あの後、理事長室に行った俺とカフェは拘束されている同期3にどうしてこんな事をしたのか事情を聞いた。原因は単なる逆恨みだった……同期が次々とメインのトレーナーに上がっていくのもそうだが、俺がチヤホヤされているのが気に入らなかったのだそうだ。気持ちは分からなくもないが、この世界はそういう世界だ。言い方は悪いが、強ければ生き残れるが、弱ければ簡単に淘汰されてしまう……ウマ娘に限らず俺達トレーナーもそういう世界に生きている以上は妥協なんて許されない。

 

そんで気になる同期3だが、警察に連絡して暴行したとして逮捕された。警察の人達も学園が普通に授業していると察してくれたのか、サイレンや大人数でっていう事はせずに静かに連行してくれた。

 

 

カフェ「それで、八幡さん……普通に調理をしていますが、大丈夫ですか?」

 

八幡「あぁ、全然問題無い。心配かけて悪いな、俺なら大丈夫だ。」

 

カフェ「なら良いのですが……無理はなさらないでくださいね?」

 

八幡「あぁ、分かってる。」

 

お友達『にしてもよ、八幡って意外と着痩せするんだな。あたしも動かないように捕まえてたけどよ、結構ガッシリしてたよな。』

 

八幡「体形は寧ろ普通だと思うが?」

 

お友達『そうかねぇ~結構良いマッチョだったと思うぜ?なぁカフェ?』

 

カフェ「……そうですね///」

 

八幡「まぁそういう事にしておくか。ほら、出来たぞ。今日の昼飯はパスタだ。」

 

カフェ「ありがとうございます、いただきます。」

 

 

カフェがパスタを頼むのは初めてだな。いつもなら軽食っぽいのを頼むカフェだが、今日はイタリアンの気分だったとか?

 

 

ジャーニー「今日はこちらだったんですね。」

 

八幡「あぁ、まぁな。っていうかお前さ、俺の所に来るのが当たり前になってないか?来いって言ってるわけじゃないからな?」

 

ジャーニー「えぇ、勿論。私が来たくて来ているだけですので。」

 

八幡「俺の所に来るくらいなら、自分のトレーナー探しをした方が良いと思うんだけどなぁ~。」

 

ジャーニー「成る程、確かに貴方の言う通りだ。であれば私のトレーナーになっていただけませんか?」

 

八幡「断るっていうか無理だ。担当を増やせって辞令が出たわけでもないのに、担当を増やせるわけ無いだろ。」

 

ジャーニー「残念ですね。今ならオルも一緒だというのに。」

 

 

何でお前を担当にしたらオルフェがついてくるんだよ……意味分からん。

 

 

カフェ「……八幡さんは食べないのですか?」

 

八幡「ん?俺も食べるが、何でだ?」

 

カフェ「でしたら、こちらにどうぞ……そちらで食べるわけにはいかないでしょうし。」

 

八幡「あぁ、じゃあそっちに行くわ。」

 

 

俺はカフェの隣にパスタを置いてから椅子に掛けた……のだが、ジャーニーが俺の隣に座って来た。わざわざ向こう側に居たのに何でこっちに来た?

 

 

カフェ「………」

 

ジャーニー「こちらのパスタもトレーナーさんの手作りなのですね。カフェさんが羨ましい限りです、こんなに美味しそうな料理を担当の特権というだけで食べられるんですから。」

 

八幡「いや、それを言うならお前等姉妹も似たようなもんだろ……週に1度はルーローショコラを食っておきながら何言ってんだ。」

 

ジャーニー「あぁ、それもそうでしたね。ふふふ、贅沢をしてるのは私も同じでした。」

 

 

カフェ(私が八幡さんをジャーニーさんの反対側に誘導したのに……ジャーニーさん、やっぱり分かってますね?)

 

 

ジャーニー「ところでトレーナーさん、少々お尋ねしたい事があるのですが、よろしいでしょうか?」

 

八幡「何だ?」

 

ジャーニー「お引越しはいつ頃終わりそうですか?」

 

カフェ「っ!?」

 

八幡「……何でお前が俺の引っ越しの事を知ってるんだ?」

 

ジャーニー「この前、部室にお邪魔した時にお引越しの見積書が偶々見えてしまいましてね、それで聞いてみました。ですがご安心ください、この事はオルには伝えていませんので。」

 

八幡「お前にバレてる時点で安心出来ないんだが?」

 

ジャーニー「見積書を見ただけなので、肝心な場所は分かりません。なので安心してくださいという意味です。」

 

 

………ごめん、お前がそう言っても場所突き止められそうだから全く安心出来ない。

 

 

カフェ「八幡さん。もし荷解きが終わりましたら教えてくれませんか?八幡さんの住まいが気になります。」

 

ジャーニー「おや、それは良い提案ですね。どうでしょうトレーナーさん?」

 

八幡「何で生徒を連れてこなきゃならないんだよ、却下だ却下。誰も呼ぶ予定ねぇから。」

 

お友達『八幡、あたしならいいよな~!!』

 

八幡「お前もダメだ。もしついて来たら今後一切飯もお菓子も作らんしやらん。」

 

お友達『………八幡にも、そういう空間は必要だよな。』

 

カフェ「……お友達もダメなのですか?」

 

八幡「チクる可能性があるからな。」

 

ジャーニー「トレーナーさん、狭量だと担当との心が離れてしまいますよ?」

 

八幡「そうなったら問題だが、俺のカフェはこの程度で心離れたりしないから大丈夫だ。」

 

 

………そうだと思いたい。

 

 

 




同期3はやはり連行。

八幡の新住居に興味があるお2人!
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