比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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夏合宿でのお休み

 

 

八幡side

 

 

8月に入ってトレーニングも怪我無く順調に行えている。カフェも徐々に山登りのタイムを縮められているから良い感じに仕上がってきている、オーストラリアに向けての準備は着々と出来ていると言ってもいい。しかし先生こんなにも協力してくれるとは思わなかった……何日か経てば帰ると思っていたが、こんなにも付き合ってくれるとは……

 

 

八幡「………」

 

カフェ「八幡さん、どうかしたのですか?」

 

八幡「ん?いや、何でもない。順調だなって思っていただけだ。」

 

タリアト「そうだな、確かにここまで上手く事が運べている。私の後輩達の差配もあるが、カフェのトレーニングもだ。だが八幡、順調にいっているからこそ気を付けろ……何処で足元を掬われるか分からないからな。」

 

八幡「はい、用心します。ところで先生、オーストラリアは米を生産しているみたいですが、味とかは日本と変わらないんでしょうか?」

 

タリアト「ふむ……米か、よく分からんな。違いがあるとすれば、日本の生産する米よりも少し硬さがあるというのは聞いた事がある。」

 

八幡「成る程……1度現地の物を食べてみない限りには分かりませんね。今度買ってみます。」

 

 

オーストラリアの米かぁ……っていうよりも世界の米ってどんな感じなんだろうな。

 

 

カフェ「あの、先生さん……お友達がすみません。」

 

タリアト「あぁ、膝に頭でも乗せているのだろう?問題無い、学生時代で既に慣れている。」

 

八幡「スルーしていたが、お友達ってすっげぇ胆力だよな。先生の後輩………なんですよね?」

 

タリアト「あぁ、そうだ。暇さえあればすぐに私の膝で昼寝をしていたな……懐かしいものだ。」

 

カフェ「そんな事をしていたんて………それに今も。」

 

お友達『むふぅ~……気持ちぃ~ねぇ~♪』ダラダラ∼…

 

 

先生にもそうだが、気に入った人への懐き具合が凄いなお友達……婆ちゃんにもこんな感じだったし。けどお友達が相手を気に入る条件って何なんだ?

 

 

ーーー厨房ーーー

 

 

……言い忘れていたが、今日はトレーニングを休みにしている。連日トレーニングだと身体が持たないからな。そんで今は食堂の厨房を借りて調理中だ。因みに先生の買ってきた食材ではなく、俺が自分の金で買ってきたものだ。先生が来てからは毎日のように料理をしているから、少し楽しくなってしまったってわけだ。けど今は今晩の料理ではなくお菓子作りだ。甘いの食べれてなかったからな、少しは糖分補給も必要だと思って現在進行形で作っているというわけだ。まぁもうすぐ完成するけどな。

 

 

八幡「………よし、完成だ。あぁ~疲れた。けど、久々に完成度の高いのを作ったな。」

 

「はえぇ~こりゃまた凄いのを作りましたねトレーナーさん!美味そうなケーキだ!」

 

八幡「作るのは久しぶりだったんですけどね、上手くできましたよ。」

 

「それで、そのケーキはいつ食べるんだい?」

 

八幡「食後にでも食べますよ。まぁ、味見役に1人先に食べてもらう予定ですけど。」

 

 

ーーービーチーーー

 

 

フラッシュ「それで、味を見てほしいとの事ですが?」

 

八幡「あぁ、これなんだが、頼めるか?」

 

フラッシュ「っ!これは……ザッハトルテ?いえ、ムースショコラでしょうか?」

 

八幡「よく分かったな……」

 

フラッシュ「断面で分かりました。とても綺麗な層ですね、美しい……」

 

八幡「とりあえず味を見てくれ。」

 

フラッシュ「分かりました。では、いただきます。はむっ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フラッシュ「美味しい……チョコの味は元より、本来の味を邪魔しないどころか際立たせているのがこのオレンジのガナッシュ。ムースと一緒のナッツも良いアクセントになっています。トレーナーさん、一体どうやってこの味を?」

 

八幡「研鑽した結果、としか答えられないな。具体的に言ってくれたし美味しいというのは分かったが、甘いのが苦手な奴でも食べられそうか?」

 

フラッシュ「このくらいであれば問題無いと思います。」

 

八幡「そうか……味見ありがとな。」

 

 

味は特に問題無さそうだな。これならカフェも美味しく食べてくれるだろう……と思う。

 

 

オルフェ「おい比企谷……今の菓子は何だ?」

 

八幡「ん?あぁオルフェか、俺が作ったケーキだ。ちょっと味見を頼んでたんだよ。久しぶりに作ったから不安だったからな。」

 

オルフェ「………余の分はあるのだろうな?」

 

八幡「え?お前はルーローショコラだろ、コレは俺とカフェと先生の分だ。次作ってやるからそれまで我慢しろ。」

 

オルフェ「………良かろう、この場は見逃そう。」

 

 

見逃すって……いや、もうそれでいいや。

 

 

八幡「しかし、今日も暑いな……」

 

オルフェ「比企谷、貴様と一緒に居たあの者は何処に居る?」

 

八幡「先生の事か?先生なら今頃、町に降りて食材を買いに行ってる頃だと思うぞ。もしかして、先生と走りたかったとか?」

 

オルフェ「………」

 

八幡「肯定、みたいだな。とりあえず伝えておく。だが今日は諦めろ、元々俺達のトレーニングがオフだったから先生もオフモードだし。」

 

オルフェ「……分かった。」

 

 

さて、俺も晩飯までは部屋でゆっくりしておくとするか。

 

 

 




八幡のお休みは無さそうですねww

それと余談ですが、今回のチャンピオンズミーティングで、ウチのコパノリッキーがリッキーラッキーハッピーを発揮して、1着を獲ってくれました!!いやぁ〜良きかな良きかな♪

次こそはライスを輝かせたいであります。
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