比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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お出迎え

 

 

八幡side

 

 

 

目を覚まして腕時計に目を向けると、時間は7時。後もう少しで日本に到着する時間にまで迫っていた。携帯は機内モードだから外部との通信は取れないが、きっとLANEは凄い事になっているんじゃないかって勝手な予想をしている。そして今は優雅に朝食を摂っているところだ。ファーストクラス様々だと思いながら残り少ないフライト時間を楽しむ事にしていた。

 

 

カフェ「八幡さん。」

 

八幡「ん?」

 

カフェ「これから空港に到着して荷物を受け取った後はどうしますか?」

 

八幡「その場で解散は無いとして、1番はお前を寮まで送り届ける事だな。そうでないと俺の仕事は完了しないし。」

 

カフェ「では、その後は自由ですか?」

 

八幡「まぁそうなるな。今日のトレーニングは無しになるが、明日からはまた始めていくからな。今日は自分の身体の回復に努めろ。」

 

カフェ「分かりました。」

 

タリアト「お前は学園で忙しそうだがな。」

 

八幡「……言わないでくださいよ、思い出さないようにしていたんですから。」

 

 

居るよなぁ……特にシービーと姉妹は。居ない想像が出来ないまである。

 

 

カフェ「八幡さん、大変そうですね……」

 

八幡「ぶっちゃけた事言うと、空港に着いてからも少し怖い。何か待ち構えてそうで。だって今日は土曜日だろ?学園も休みだから空港に来ててもおかしくは無いし。」

 

 

カフェ(あぁ……メルボルンCの開催は火曜日でした、少し変な感じがしますね。)

 

 

ーーー空港ーーー

 

 

八幡「……既に待ち受けているなんてな。」

 

タリアト「うむ、まさかアレ程存在感を出しながら待っているとは思わなんだ。」

 

カフェ「………」

 

お友達『アイツ等、ガチじゃん………』

 

 

羽田に着いて自分達の荷物を受け取る前に受け取り場の出口付近を少し見てみたのだが、カフェのファン達や取材に来た人達を余所に、明らかに一部の場所だけ綺麗に空いてるんだよなぁ……3人のウマ娘が待ち構えていると言った方が正確だな。

 

 

タリアト「このまま此処に居ても埒が明かない。八幡、カフェ、荷物を持って行くぞ。」

 

八・カ「はい。」

 

 

自分達の気が済むまで構いまくるんだろうなぁ……短い時間で終わってほしいものだ。

 

俺達は荷物を受け取った後、受け取り場を出た。瞬間、カメラのフラッシュや歓声が沸き起こったのだが……

 

 

オルフェ「煩わしい……」スタスタ

 

ジャーニー「オル、カフェさんの勝利の凱旋なのだから、邪魔してはいけないよ。」スタスタ

 

シービー「はちまぁ~ん、おっかえりぃ~!!」ダキッ!!

 

八幡「……ただいま。それと離れて。」

 

シービー「いっやでぇ~す!このまま学園まで行きましょう~!」

 

ジャーニー「トレーナーさん、長旅お疲れ様でした。お疲れでしょうから、トランクは私が運びますよ。」

 

八幡「いや、このくらい大丈夫だから。」

 

カフェ「……八幡さん、早く学園に行きましょう。それと、皆さんはどうやって此処に?」

 

オル「……あの者を使ってきた。」

 

 

オルフェの視線の先には、昨日俺に電話をくれた先輩が休んでいた。成る程……お疲れ様です。

 

 

カフェ「でしたら、皆さんはその車で学園に向かってください。私達は八幡さんの車で学園に向かいますので。」

 

シービー「ちょっと待ってカフェ、それおかしくない?この1ヶ月半、八幡と一緒の時間をたっぷり過ごしておきながらまだ独占するつもりなの?それは少し横暴だよ?」

 

カフェ「いえ、そのようなつもりはありません……それに八幡さんの車は最大でも4人乗りです、八幡さんに先生さんと私……もう1人乗れたとしても運転するのは八幡さんです。どうやって独占するのですか?」

 

オルフェ「………詭弁。」

 

ジャーニー「そういう事なら、トレーナーさんの車に乗るのはトレーナーさんは確定として、他の3人は誰でもいいのではありませんか?」

 

 

はあああぁぁぁぁぁ~……何でこんな所で言い争いしてんだよ。しかもめっちゃくちゃどうでもいい事。

 

 

タリアト「八幡、私は既に帰る準備は整っている。先に帰らせてもらうぞ。」

 

八幡「……じゃあ迎えが?」

 

タリアト「あぁ、停まっている。次の機会にまた会おう。」

 

八幡「はい、お疲れ様です。今回はありがとうございました。」

 

 

そう言って先生は外に出て行った。さて……

 

 

八幡「おい、カフェを除いたお前等。先生は先に帰ったから2人選抜で俺の車に乗る奴選べ。」

 

オルフェ「……姉上。余は降りる、狭い場所は好かん。」

 

ジャーニー「ふふふ、ありがとうオル。トレーナーさん、決まりましたよ。」

 

八幡「早いなおい……まぁいい、じゃあ帰るぞ。(先輩すみません、オルフェ頼みます。)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、あれ?比企谷は?」

 

オルフェ「比企谷なら学園に向かっている。余も学園に向かう、うぬも早く準備せよ。」

 

「……ん?ミスターシービーとドリームジャーニーが居ないが?」

 

オルフェ「……2度は言わぬ。」

 

「は、はいっ!!(比企谷あああぁぁぁぁぁ!!)」

 

 

八幡「……先輩、ホントすみません。でも、こっちも大変なんです。」

 

ジャーニー「トレーナーさん、ゆっくり向かっていただいて構いませんからね。」

 

シービー「八幡!!早く学園に帰ろうかっ!!」

 

カフェ「そうですね、八幡さんも早くお休みになりたいでしょうし。」

 

 

うん、俺には分かる。コイツ等の発言と心の声は全くの別物だって。車の席だけでもこうなるとはな。

 

 

 




やはり待っていましたね、この3人は。
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