比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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学園でお休み

 

 

八幡side

 

 

帰国してからすぐに俺はカフェと一緒に会見を開いた。内容は当然、今後の動きについてだ。予め決めていたが、カフェの次走は有マ記念……連覇を狙う。勿論、他のウマ娘達にも注目しているし強力なライバル達も現時点で出走を決めているウマ娘も何人か居る。現役最強として負けられない。

 

そしてやはりというべきか、メルボルンCの事も聞かれた。意外だったのは、俺と一緒に居た先生達の事を聞かれた時だ。カフェの事しか突っ込まれないと思っていたから意表を突かれた………現地の協力者とだけ答えたが、多分納得半分って感じだったな。まぁその内バレるかもしれないが、その時はその時だ。

 

そして今日は日曜日でトレーニングは休み。カフェも羽を伸ばす必要があると思っていたのだが………どうしてこうなった?

 

 

カフェ「ジャーニーさん、どうして貴女が此処に?」

 

ジャーニー「そこで偶々トレーナーさんとお会いしましてね、何かいけない事でもありましたか?」

 

カフェ「いえ、そのような事はありませんが……日曜日でしかもGⅠ開催なので、そちらに行っているのかと思いましたので……」

 

ジャーニー「観に行けば学べる事も多々あると思いますが、今はそれよりもやりたい事がありますので。」

 

カフェ「………」

 

八幡「あぁ〜………そろそろいいか?君達は何でトレーナー室に来てるんだ?」

 

カフェ「……此処に来れば、八幡さんが居ると思いましたので。」

 

ジャーニー「私は偶々ですよ。」

 

八幡「カフェ……今日は休みだぞ?」

 

カフェ「はい、なので格好もラフです……運動しに来たわけではありません。」

 

八幡「いや、それは格好を見れば分かる。したい事とか無かったのか?」

 

カフェ「……特には。」

 

八幡「………ジャーニーは?」

 

ジャーニー「私も特に何かをしていたわけではありませんので。それよりトレーナーさん、もうすぐお昼ですしお茶漬けでもご一緒にいかがですか?」

 

八幡「……まぁ、そうだな。せっかくだし。」

 

ジャーニー「カフェさんもどうですか?それともお茶漬けは苦手ですか?」

 

カフェ「いえ、いただきます……」

 

 

何でこうなったのかは分からないが、とりあえずお昼時だからカフェテリアに向かう事にした。だってこの部屋に炊飯器ねぇし。ポットはあるけどよ。

 

 

ーーーカフェテリアーーー

 

 

ジャーニー「どうぞ、出来ましたよ。」

 

八幡「ん、ありがとう。」

 

カフェ「良い香りです。」

 

ジャーニー「鮭と白いりごまに刻みのり、和風の顆粒だしと塩をかけた簡単なものですが。」

 

八幡「じゃあ早速……いただきます。ズズッ……へぇ、美味いな。」

 

カフェ「はい……とても美味しいです。」

 

ジャーニー「それは良かった。」

 

八幡「………」モグモグ

 

カフェ「………」モキュモキュ

 

ジャーニー「………」モッモッ

 

 

今度、俺も色んなお茶漬け作ってみるか。お手軽だしすぐに食える。炊飯器トレーナー室に置いておくか。

 

 

ジャーニー「……そういえばカフェさんはもうトレーナーさんの家には行ったのですか?」

 

カフェ「……はい、遠征前に。とても過ごしやすそうな綺麗に整頓されていた家でした。」

 

ジャーニー「ほう……私は間取りだけ見ましたが、トレーナーさんが住んでからのお部屋は見た事がありませんでしたので。」

 

カフェ「居間も広くて、3人くらいなら雑魚寝出来そうなくらいの広さでしたね。日当たりも良くて、インテリアもおしゃれでした。八幡さんのお部屋も八幡さんの性格を表しているかのようなお部屋でしたね。それに「カフェ〜、あんまり人の家の事詳しく教えなくていいからな〜。」っ!?す、すみません……」

 

八幡「ふぅ……にしても契約してからもう半年経つのに、住んだ期間はまだ2ヶ月くらいなんだよな。契約してからすぐに夏合宿で帰ってからすぐに遠征だったから、まだ新居って感じなんだよな。」

 

ジャーニー「まだそれだけしか住んでいなかったのですね。夏からはずっとお忙しかったですからね、トレーナーさんは。今日はゆっくりしようと思わなかったのですか?」

 

八幡「なんか落ち着かなくてな。とりあえずトレーナー室に行ってみようと思ったら、デスクの上に書類あったからそれ片付けてたらカフェが来て、トイレの帰りにはお前と会ってって感じだ。」

 

カフェ「……無理はいけませんからね?」

 

ジャーニー「カフェさんの言う通りですよ。」

 

八幡「じゃあさ、オルフェに菓子作るのやめるって言っといてくんない?」

 

ジャーニー「言うのは構いませんが、オルから執着されるかもしれませんよ?」

 

 

めんどくせぇ………アイツの家臣にレシピ教えて俺は消えようか?アイツに仕えてんのなら、アイツに頼られるだけで本望だろうし。でも、作り方は俺がつきっきりで教えなきゃいけないんだろうなぁ………

 

 

八幡「カフェ、コレ食い終わったらお前の部屋に行って休む事にする。」

 

カフェ「っ!はい、八幡さんは少し身体を休めるべきです……クッションとブランケットとストーブを用意しておきますね。」

 

八幡「あ、あぁ……ありがとう。」

 

ジャーニー「では、私からはリラックス効果のあるアロマキャンドルを用意しましょう。それからアイマスクも持参します。」

 

八幡「………なぁ、一応言っておくぞ。寝ないぞ?」

 

 

 




まさか学園でこんな時間を過ごすなんて……
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