比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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カフェの不安と2人の訪問

 

 

カフェside

 

 

………お友達から何故かお説教を受けてから八幡さんを意識し過ぎるようになってしまいました///これまでと同じように会話をしたいと思うのですが、意識してしまうせいで上手く繋ぐ事が出来ません……それに、ジャーニーさんがお話に混ざると少しだけ不安な気持ちになるようになってしまいました………

 

私は会話があまり得意な方ではありません。なので上手く八幡さんに物事を伝える事が余計にやりにくくなってしまいましたので、心配をかけてしまっているかもしれないと思うと、何だか不安になります。

 

 

カフェ「………」

 

八幡「……カフェ?」

 

カフェ「っ!は、はい……何でしょうか?」

 

八幡「大丈夫か、なんか最近ボーッとしている時間が長いような気がするが?」

 

カフェ「……はい、大丈夫です。すみません、ご心配をおかけしてしまって。」

 

八幡「何も無いのならいいが、悩みがあるのなら遠慮無く言っていいからな?」

 

カフェ「は、はい……」

 

オルフェ「……ならば八幡、王命である。」

 

八幡「君には一言も言ってないんだけどなぁ?」

 

ジャーニー「では八幡さん、私からもお願いがあるのですが、聞いてもらえますか?」

 

八幡「君にも言ってねぇの、俺はカフェに言ってんの。拡大解釈にも程があるぞ。」

 

 

………いつからか、オルフェさんとジャーニーさんも八幡さんの事を名前で呼ぶようになっています。何だか落ち着きません。

 

 

オルフェ「八幡、貴様に余の脚を強くする権利をやろう。」

 

八幡「いえ、要りません。っていうか今貰っても担当に出来ないので。」

 

ジャーニー「では、担当の人数が増えれば可能なんですね?」

 

八幡「お前等で確定じゃないからな?ちゃんと他のウマ娘を見て判断するんだからな俺は。」

 

オルフェ「無駄な……八幡、貴様が理事長に言えばよかろう。我々を担当にすると。」

 

八幡「嫌に決まってんだろそんなめんどくさい事。っていうかさ、何でお前等姉妹は当たり前のようにトレーナー室で寛いでんの?招待した覚え無いんだけど?」

 

ジャーニー「おや、良いではありませんか。もう名前で呼ぶような仲なのですから。」

 

オルフェ「………」

 

八幡「はぁ……悪いなカフェ。」

 

カフェ「いえ、気にしていませんから。」

 

 

八幡さんもこの2人が此処に居るのは、あまり快く思っていないご様子……ですが八幡さんの性格上、無理矢理追い出すような事はしませんし……どうしましょうか。

 

 

八幡「………あっ、失敗したなぁ。」

 

ジャーニー「?どうかされたのですか?」

 

八幡「いや、俺の都合なんだが……今年墓参り行ってなかった。」

 

カフェ「っ!あぁ、そういえば……」

 

ジャーニー「墓参り……それは毎年必ず行っていたのですか?」

 

八幡「いや、そういうわけじゃないんだが……去年はカフェの菊花賞とかあったから行けたんだが、今年は行く暇が無くてな。こんな事なら天皇賞か宝塚記念の時に行っておけばよかった……」

 

ジャーニー「……という事はトレーナーさんのご先祖のお墓は関西にある、と?」

 

八幡「俺の先祖っていうよりかは祖母の墓だな。」

 

ジャーニー「?別々のお墓なのですか?」

 

八幡「俺の祖母はウマ娘でな、大きい功績のおかげで殿堂入りもしているくらいでな。当時の神主さんが神社にって言ってくれたから、そこに立ててくれたんだよ。」

 

カフェ「去年行った時は一騒ぎありましたね。」

 

八幡「だな。まぁそれ込みでも楽しかったけどな。」

 

 

お友達が八幡さんのお婆さん相手にとても懐いているのを見て驚いたものです……

 

 

オルフェ「その口振りからするに、今年はその墓参りに行かぬのか?」

 

八幡「行きたいところではあるが、流石にカフェを放置してまで行きたいとは思わない。行くなら用事込みで合間に済ませたいって感じだな。」

 

オルフェ「………」

 

カフェ「では、今年は行かないという事ですか?」

 

八幡「そうなるな。有マ記念に出走するのに墓参りしてる暇なんて無いしな。今は、カフェに集中だ。」

 

 

……私を第一に考えてくれる八幡さんのそういうところは美点ではありますが、ご自分の都合を後回しにするところは少し直してほしいですね。

 

 

カフェ「……八幡さん、八幡さんが私に言っているように、何かあれば私にも言ってくださいね?」

 

八幡「あ、あぁ……分かった。」

 

カフェ「では、何かありませんか?」

 

八幡「え……今?」

 

カフェ「はい、今です……」

 

八幡「……いや、無いよ?」

 

カフェ「……本当、ですか?」

 

八幡「……本当だって、大丈夫だ。」ナデナデ

 

カフェ「………分かりました///」

 

ジャーニー「八幡さん、担当とのコミュニケーションを大事にするのは結構ですが、過度なスキンシップはいかがなものかと思いますが?」

 

八幡「……やめるか?」ナデナデ

 

カフェ「いえ、もう少し続けてください///」

 

八幡「………続行だ。」ナデナデ

 

ジャーニー「………」

 

オルフェ「………」

 

 

………八幡さんに撫でられるのはとても嬉しいのですが、お2人はどうして此処に居るのでしょうか?

 

 

カフェ「あの、お2人はどうしてこちらに?」

 

ジャーニー「あぁ、そうでしたね……八幡さん、少し失礼しますよ。」

 

八幡「ん?何【プシュー!】だ……何だよ急に?」

 

ジャーニー「いえ、特に理由はありませんよ?」

 

八幡「じゃあ香水かけんじゃねぇよ。」

 

カフェ「………」キッ…

 

オルフェ「………」ギロッ…

 

ジャーニー「ふふふっ♪」

 

八幡「はぁ……」

 

 

 




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