比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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再戦と交渉

 

 

八幡side

 

 

八幡「へぇ〜……じゃあタキオンも有マ記念に出走して来るのか。」

 

同期2「あぁ。秋の天皇賞は余裕で勝てたし、何より本人も2,500mは問題無く走破出来るって実験と検証も俺と一緒にやって立証してるからな。」

 

八幡「そうかぁ……じゃあ次の有マ記念は強敵揃いになるな。対策する相手が増えたな……」

 

同期2「お前んところはどうなんだよ?状態的に。」

 

八幡「問題無い、寧ろ調子上がってきてる。」

 

同期2「そりゃ安心だ、その方がタキオンもトレーニングに打ち込めるだろうしな。」

 

八幡「……アイツってトレーニングすんの?アイツの事を知ってる身としては、研究しかしてないイメージなんだが。」

 

同期2「いやいや、ちゃんとやってるぜ?」

 

 

コイツが嘘をつくようなタイプじゃないってのは分かっているつもりなんだが、どうにもなぁ………

 

 

カフェ「お疲れ様です、八幡さん。それに、タキオンさんのトレーナーさんも。」

 

同期2「マンハッタンカフェ、授業お疲れさん。」

 

八幡「場所分かったか?」

 

カフェ「はい……スタッフさんに教えてもらいましたので。今日のもとても美味しそうです。」ストンッ

 

同期2「………」

 

八幡「リクエスト貰ってたからそれを作っただけなんだけどな。まぁ何でもいいよりかはマシだから助かるけどな。」

 

カフェ「1番困る回答、ですからね。」

 

同期2「………」

 

八幡「……?おい、何黙ってんだよ。」

 

同期2「いやさ、お前達が仲良いのは知ってるつもりなんだけどよ……距離近くね?」

 

八幡「……そうか?」

 

カフェ「普通、だと思います……」

 

 

同期2(いやいや!比企谷ならまだ分かるけどマンハッタンカフェは誤魔化す事出来ないだろ!だって椅子近付けてから座ってたよな!?どう見ても近付いてただろ!)

 

 

同期2「オーストラリアに行って距離感おかしくなったか?いや、そもそも最初からか?」ボソボソ…

 

八幡「何ボソボソ言ってんだお前?」

 

同期2「……いいや、もう考えるのやめた。」

 

カフェ「……八幡さん達はもうお食事は済ませたのですか?」

 

八幡「あぁ、話しながら済ませた。」

 

同期2「いやぁ〜やっぱ比企谷の作る料理は美味いよなぁ〜!お任せにしたのにあんなに美味いのを作ってくれたんだからよ!」

 

カフェ「えぇ……とても、美味しいです。」

 

八幡「そうか。」

 

カフェ「毎日、コーヒーを淹れてください///」

 

八幡「何その遠回しな告白……コーヒーなら毎日淹れてるだろ、お互いに。」

 

カフェ「……そう、でしたね///」

 

同期2「(………俺、何見せられてんだろ?何で惚気を見せられてんだ?)ひ、比企谷ならコーヒーでも味噌汁でもめちゃくちゃ美味いの作ってくれそうだよな!マンハッタンカフェは朝は何食べるんだ?」

 

カフェ「……洋食が多い、ですね。朝は特にパン類が多いです。」

 

同期2「ならよ!比企谷は朝、何か飲み物を用意するってのはどうだよ?あっ、コーヒー以外のあったかい飲み物な!例えば……コーンポタージュとかコンソメスープとか!」

 

八幡「はぁ?何で俺がそんな事………」

 

カフェ「………」ジィ∼…

 

八幡「……分かったよ、作るから。」

 

カフェ「ありがとう、ございます。」コクリッ…

 

同期2「いいって事よ!」

 

八幡「は?お前には作らねぇから。」

 

同期2「あぁいや、それは分かってるから。」

 

 

え?じゃあ何だ今の発言は?

 

 

八幡「そうそうカフェ、タキオンも有マ記念の出走を決めたらしい。ライバルがまた増えたぞ。」

 

カフェ「タキオンさんが……1年9ヶ月ぶりの再戦ですね。どのくらい強くなっているのか楽しみですね。」

 

同期2「おぉ、強者っぽい台詞だな。」

 

カフェ「……冗談、ですからね?」

 

八幡「いや、それで良いと思うぞ。カフェは現時点でも海外のレースを勝っているし、成績だけ見ても格上なのは一目瞭然だ。」

 

カフェ「でも、その成績の大半は長距離……有マ記念は長距離レースですが、中距離が得意なウマ娘もよく走りますからね。」

 

八幡「まぁでも、1番厄介なのはタキオンだろうな。今年から復帰したとはいえ負けなしだからな。天皇賞でもシンボリクリスエスにギリギリアタマ差で勝ってる、それに中山の成績は4回走って3回勝ってるから、1番油断ならない。」

 

同期2「嬉しいねぇ〜俺達を1番警戒してくれてるなんてな。まぁ俺も1番警戒してるのはお前達なんだけどな。タキオンに勝ってる唯一の強敵だからな。」

 

 

まぁそう言われればそうだな……まぁだとしても有マ記念に勝つのはカフェだけどな。

 

 

カフェ「……そういえばタキオンさんは?今はお昼時なので昼食を食べないと栄養が摂れませんが?」

 

同期2「うぅ〜ん……なぁ比企谷、料理ってまだある?タキオンに欲しいんだが?」

 

八幡「それなら別にいいぞ、厨房に余りがあるからそれを持って行っていいぞ。ついでにタキオンの飲み物飲んで経過観察してくれないか?」

 

同期2「断るって言いたいところなんだが、アイツの作るドリンク飲むの癖になってるからなぁ〜……よし!取引って事で!」

 

八幡「(一応冗談だったんだけどなぁ………気が良過ぎるだろお前。)うん、じゃあそれで。」

 

 

 




タキオン……きっとレーションで済ませるつもりでしょうね。
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