比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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八幡、教師になる!? ③

 

 

八幡side

 

 

カフェ「驚きました……隣のクラスの担任の代行が、八幡さんになっていたと聞いた時は。」

 

八幡「俺も。朝にトレーナー室のデスクの書類見た時は驚いたもんだ。」

 

ファイン「でもでも!今日の体育はとっても面白かったよ!またやりたいなぁ〜!」

 

八幡「人数と道具さえ準備出来ていれば何処でも出来るぞ、今日の体育に限らず人集めてやってみろよ。」

 

スズカ「でも、まだトレーナーさんのようにすぐに方向転換するのは難しいです。」

 

八幡「だろうな。それにチェイスタグではジャンプやスライディング、スズカの言った方向転換とかで瞬間的に使う筋力が跳ね上がる。瞬発力を鍛えるのにも使える。体育の時にも言ったが、発想や柔軟な思考もな。」

 

ライス「良いなぁ〜A組とD組の人達は。C組の体育の授業は昨日でもう終わっちゃったから、来週まで無いし……」

 

カフェ「私達B組も同じです……」

 

八幡「いやいや、そんなに体育あったら体育教師の体力持たないだろ……それに、俺はただの代わりなんだから。今日のは遊び半分トレーニング半分でやったような内容だったからな。」

 

ファイン「えぇっ!?遊びだと思ってた!」

 

八幡「君ね、授業を遊びでやる教師が何処に居るんだよ……その証拠にお前達に役に立つ情報をデモの後に教えただろ?そうでもなきゃあんな事しねぇよ。」

 

スズカ「では、遊び無しだったら何をさせていたんですか?」

 

八幡「そうだなぁ……シャトルランとかサーキットとか、あぁ後筋トレリレーとかだな。」

 

カフェ「………キツそう、ですね。」

 

八幡「だろ?そんな体育やっても面白く無いだろ。だから鬼ごっこやった方が色んな箇所鍛えられるし面白い。そう思っただろ?」

 

ファイン「うん、楽しかった♪」

 

スズカ「最初はどうかと思いましたけど、やってみたらとても楽しかったです。」

 

カフェ「……来週まで、C組の担任の先生がお休みにならないでしょうか?」

 

八幡「コラー滅多な事言うな?」

 

 

昼休みはいつも通りカフェと食べる予定だったが、ライスが来てA組のスズカとファインが来ての5人で食べている。

 

 

八幡「しかしアレだな、綺麗に分けられていたもんだ。このクラス分け。」

 

ライス「ふぇ、どういう事?」

 

八幡「俺の見立てだが、A組はマイル〜長距離をこなすウマ娘が多くて短距離を走れるのはタイキを含めて精々4〜5人。一方D組はその反対で短距離が集中していた。適性だけで言うなら短距離〜中距離ってところだな。長距離を走れそうなのはシチー、ジョーダンと4人くらいだったな。」

 

スズカ「それって……見ただけで分かるんですか?」

 

八幡「ある程度はな。脚の使い方とか瞬発的な速さとかで大体は分かる。」

 

ファイン「すっごぉ〜い!」

 

八幡「さて、じゃあ俺は職員室に行くわ。残りの授業は無いが、何か連絡あるかもしれないし。」

 

カフェ「はい、分かりました……」

 

ライス「お兄様、また後でね。」

 

 

ーーー職員室ーーー

 

 

八幡「………で、何で俺が座学まで?」

 

「す、すみませんすみません!で、ですが理事長が『比企谷トレーナーの教え方はとても分かりやすい!座学でも遺憾無く発揮してくれるだろう!』っと言っていましたので………」

 

八幡「………朝言ったのに、まず許可取れよ。しかも座学っつってもどの範囲やれと?」

 

「そ、それでしたらこの範囲です!」

 

 

………用意が良いですね。

 

 

八幡「………今日の分の賃金、絶対に請求しよっと。」

 

「そ、それが良いかと……」

 

 

後、折檻も必要かもな。

 

 

ーーー1-Cーーー

 

 

ガラガラ〜

 

 

八幡「はい、遅くなりました。授業始めるぞ〜。」

 

バクシンオー「ちょわっ!!?ト、トレーナーさんがどうして此処に!?」

 

八幡「そんな理由決まってんだろ、授業やるからだろ。はい号令。」

 

「はっ!!き、起立!礼!着席!」

 

八幡「はい、じゃあ今日やるのはレースのグレード制についてだ。此処に居る殆どっていうか全員理解はしていると思うが、この日本にはどういう風に分けられていると思う?」

 

チヨノオー「えっと……GⅠが1番上でその次にGⅡ、GⅢですか?」

 

八幡「それだとまだ30〜40点だな。」

 

チヨノオー「えっ!?それだけですか!?

 

八幡「確かにグレード制だけを見るとその回答になるだろう。だが細かく分けると全部で9つある。今チヨノオーが言ったのは上の3つだ。さて、残りの6つは何だろうな?」

 

ライス「……あっ、はい!」

 

八幡「はいライス。」

 

ライス「えっと……デビューする前とオープンレース、かな?」

 

八幡「おっ、2つ正解が出たな。そうだ、お前達が1番最初に出るレースはデビュー戦。謂わばまだ1度も勝っていないウマ娘達のグレードだ。んで次に言ったのがOPレース……これはちょうど真ん中辺りだな。さて、じゃあ正解に移るぞ。」

 

 

俺は黒板に三角を作って図の中に横線を入れた。

 

 

八幡「はい、じゃあ説明していくぞ。まず1番下の1番大きいこの部分は【デビュー・未勝利】の区分だ。このレースに勝てないと、ずっとこの区分から出られないって事になる。この中には経験した奴も居ると思うが、この区分から一気に重賞やOPレースに出る事も出来る。それにはトレーナーとの話し合いとか自分の力にもよるけどな。まぁそれは置いておくとして、次が【1勝クラス】。分かると思うがデビュー戦もしくは未勝利戦に勝ったウマ娘の次の舞台だな。そっから連続して【2勝クラス】と【3勝クラス】っていう風になっている。堅実に勝ち進みたいのならこの道だな。」

 

バクシンオー「質問です!」

 

八幡「何だ?」

 

バクシンオー「その3つのクラスを一気に飛ばした場合はどうなるのでしょうか!?」

 

八幡「その場合は次の【OP特別】つまりOP戦だ。このレースに勝てば晴れて次の舞台、グレードの付くレースに出走が出来る。まぁ一気に飛ばす事も出来るが、デビュー戦勝ってすぐにGⅠに挑むような奴は流石に居ないだろ?必ず1回は他のレースに出ている筈だからな。」

 

バクシンオー「成る程、分かりました!」

 

八幡「じゃあ次、【リステッド】。これもOPと大して変わらないが、格付けの無いグレードレースだと思って良い。そうだな、準重賞レースって感じだな。その後はお前達もよく知っているグレードだ。【GⅢ】【GⅡ】【GⅠ】これをまとめて重賞レースっていう総称だ。お前達が走って来たレースにだってちゃんと意味はあるっていうのは理解しておけよ。分かりやすく作った資料あるからこれを見ながら自分がこれまでどのレースを走って来たのかを勉強しておくように。」

 

 

それからは日本のグレードに関する事を教えて、授業を終えた。こんなもんで良かったのかねぇ?

 

 

 




八幡……遂には座学も……理事長、たづなさんに頬つねられるよ?
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