比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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カフェの苦悩

 

 

カフェside

 

 

お友達『マジィ!!?じゃあその日はイベントで殆どの連中がクリスマスよろしく楽しんでる中、カフェと八幡はレストランで食事デートって事かよ!!』ハラハラッ!

 

カフェ「………」カキカキ

 

【そう、八幡さんから誘ってくれたの。】

 

お友達『かぁぁぁ~!!八幡よくやった!!でもよ、何で筆談?喋ろうぜ?』

 

カフェ「………」カキカキ

 

【誰に聞かれてるか分からないから。八幡さん以外とはこの事は話さないようにしてる。】

 

お友達『成る程ねぇ~……分かったよ。その日が楽しみでしょうがないって感じだろぉ~?』ニヤニヤ

 

カフェ「………///」カキカキ

 

【うん、とても楽しみ。こういうお出かけ、初めてだから。】

 

お友達『お出かけじゃねぇデートだっ!!札幌の時はホントのお出かけだったけどよ、次のはレストランでなんだろ!?デートに決まってんじゃねぇか!!』クワッ!!

 

カフェ「………///」カキカキ

 

【でも、八幡さんはそうは思ってないと、思う……】

 

お友達『じゃあ言ってやればいいじゃん、デートだって。そしたらこれまで2人で出かけてたのもデートって事になるからいいじゃん!』

 

 

そ、そういう問題じゃないと思うんだけど……でも、確かに有マ記念が終わった後のレストランは……ちょっとデートっぽい、よね?

 

 

お友達『とりあえず分かったわ、その日はあたしも余計な事しないで此処で大人しくしてるから。』

 

カフェ「………」カキカキ

 

【ついて来ないの?】

 

お友達『はぁ?それじゃあ2人きりになれないだろ。お邪魔虫は此処でお前の帰りを待ってるからよ、話聞かせろよな。』

 

カフェ「………」

 

 

ど、どうしよう……この子が居ないと何を話せばいいか分からない。

 

 

カフェ「………」カキカキ

 

【でも、何を話せばいいか分からない……】

 

お友達『そんなのその場のノリとかで簡単に浮かぶだろ……去年のクリスマスとか、これまでどうしていたとか色々あるだろ。』アキレ…

 

カフェ「………」カキカキ

 

【ねぇ、やっぱりついて来てくれない?】

 

お友達『行かねぇ!雰囲気ぶち壊しにするかもしれないから絶対に行かねぇ!!あたしはカフェのお土産話を待つって決めたんだ!!』

 

カフェ「………」

 

 

………今から話題、探さないと。

 

 

ーーー美浦寮・食堂ーーー

 

 

「楽しみだよね~今年のクリスマスイベント!」

 

「去年のライブはリッキーさん達がやってたけど、今年は誰がやるんだろうね?」

 

「その前に有マ記念でしょ!」

 

「そうだよ!日本最強のカフェさんとタキオンさん達が一緒に走るんだから、見るしか無いでしょ!」

 

 

………やっぱり皆さん、有マ記念とクリスマスの話題で固まっているみたいですね。でも、今私が欲しい内容ではありません……

 

 

カフェ「お友達が言うように、その場のノリで考えた方が良いのでしょうか?」

 

 

それに、せっかく八幡さんがお誘いしてくださったんですから、なるべくは格式に合った服装は着ていきたいです。そうですね……八幡さんの予約したというお店を調べてみましょう。

 

 

カフェ「………」ポチポチ

 

 

あっ、此処ですね……確かに庶民が行くような普通のお店みたいですね。ドレスコードも必要なさそうです。メニューもたくさんあるみたい、素敵なお店……

 

コーヒーもオリジナルからブレンドしたのもあるみたいですね、行くのが益々楽しみです……見るのはこれくらいにしておきましょう。見過ぎてしまっては選ぶ時の楽しみが無くなってしまいます。

 

 

カフェ「………」

 

 

話題……話題……ダメです、何も思い浮かびません。

 

 

ユキノ「あんれぇカフェさん?何か悩んでるみたいですけど、どうかしたんですか?」

 

カフェ「ユキノさん……いえ、悩みと言える程の事では無いんです。でも……話題を作るにはどうすればいいのかと思っていまして。」

 

ユキノ「話題、ですか?」

 

カフェ「はい……私は他人と会話するのは苦手ではありませんが、会話を広げるのは得意ではないみたいなので。」

 

ユキノ「成る程……あっ!だったらカフェさん、相手の事とかを話してみてはどうですか?ほら、連想ゲームみたいに。私だったらこの抜けきらない訛りの事とかで話題を広める事が出来ると思うんですよ!」

 

 

成る程、相手の特徴を捉えて話題作りですか。八幡さんは……あっ、そういえば八幡さんには髪の毛のてっぺんにいつもアホ毛が立っています……私の流星と似ていま……はっ!?

 

 

ユキノ「カフェさん?なんか顔赤いですけど、大丈夫ですか?」

 

カフェ「は、はい……大丈夫、です///んんっ、参考になりました。ありがとうございます、ユキノさん。」

 

ユキノ「いえいえ、困った事があったら何でも言ってください!」

 

 

相手の特徴……これを踏まえた上でもう少し考えてみましょう。

 

 

ーーー数十分後ーーー

 

 

浮かぶには浮かびましたが、八幡さんで連想するのが条件なのでどうしても照れてしまいます……これを本人が居る前でやるとなると、とてもではありませんが料理の味や景色に集中出来そうにありません。

 

 

カフェ「はぁ……難しくなりそうです。」

 

 

 




どうやらカフェも八幡の事を本格的に意識し始めたご様子。
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