カフェside
私は今、学園にある私の部屋でお友達と2人で過ごしています………とは言っても、今日の事で打ち合わせみたいな事をしているだけなのですが………
お友達『いいかカフェ?もっと積極的にアプローチしていけよ?でないとあの朴念仁は絶対に気付かねぇから。とにかく攻めろ!お前は奥手過ぎるからそこだけが心配だ!』
カフェ「で、でも……私は充分攻めているつもりなんだけど。この前のトレーニングだったり、昨日の食事の時だって。」
お友達『うん、それはよくやった。昨日聞く限りだとめっちゃ楽しんでたみたいだしな。けどまだだ、まだ足りない!押し倒すくらいの事はしろっ!次は家だぞ家!!』
カフェ「お、押し倒すなんて………」
お友達『大丈夫だって!流石に床はダメだけどよ、ソファーとかベッドなら押し倒してそのままでもOKだろ!!』
カフェ「………///」
昨日の夕食はとても楽しいひと時を過ごす事ができました……最後は少し恥ずかしい事もありましたが、それを含めても良い時間でした。そして今日は八幡さんのご自宅にお邪魔する日です。楽しみ反面緊張反面といったところです。
お友達『だってよ、2人だけの空間なんだろ?別にそういう事したって文句言われないだろ。良いじゃねぇか押し倒して一緒に寝るくらい。』
カフェ「そんなつもりで行くわけじゃない……」
お友達『でも想像してみ?八幡に肩を抱き寄せられたり、そのままの状態で頭撫でられたりするのをさ、めっちゃ良いと思わねぇか?』
………正直に言うと、今のお友達が言った事は凄くやってもらいたいです。でも、八幡さんが進んでそういう事をするような人ではありません。
お友達『とりあえず、寝たフリして手を繋ぐくらいはしてみろよ。八幡なら絶対手を離さないで相手してくれるって。』
カフェ「でも、それは八幡さんを騙しているみたいで気が引けます……」
お友達『………やっぱお前って真面目だよなぁ。』
カフェ「真面目でいい………」
ーーー数時間後・校門前ーーー
カフェ「………」
今日は校門前で待ち合わせをする事にしています。私は私服に着替えてから待っています……
八幡「カフェ、待たせたか?」
カフェ「八幡さん……いいえ、そんなに待っていませんので大丈夫です。」
八幡「そうか?じゃあ行くか。」
カフェ「はい……お仕事は大丈夫ですか?」
八幡「ん?あぁそれは大丈夫だ、朝の内に済ませるようにしてあるから。だから明日デスクにあるのは明日の分だけだから気にしなくていい。」
カフェ「そうですか……」
八幡「そういうカフェはどうだ?その、何だ……俺が言うのも何だが、噂とか大丈夫か?」
カフェ「遠巻きに見られる事や質問をされた事もありましたが、特に支障はありません。」
八幡「それならいいんだが……お友達のイタズラのせいで美浦寮の寮生からは勘違いさせちまってるからな。誤解を解く事が出来るのが1番良い解決方法なんだが、お友達の事を説明して納得するとも思えないしなぁ。」
カフェ「……私は、このまま現状維持でも良いと思っています………ので、八幡さんもあまり気にしないでください。」
八幡「そ、そうなのか?お前がそう言うのなら気にしない事にするが、酷くなってきたら言えよ?俺も一応、気にするようにはするけどよ。」
カフェ「はい。」
そして私は八幡さんの車に同乗して、八幡さんの家に向かいました。
「ねぇねぇ、カフェさんとトレーナーさんってやっぱり……そういう事、なのかな?」
「うん……私もそう思う、そういう事だと思う。」
「この間も寮の前で………ねぇ?」
「カフェさん、着替えてトレーナーさんの車に乗ってたし……今日もデートとか?」
「「あり得る。」」
ーーー八幡の家ーーー
カフェ「お邪魔します……」
八幡「おう、入ってくれ。」
カフェ「久しぶりですね、此処に来るのも。」
八幡「そうだな……オーストラリアの遠征前以来だったな。あの時は確か、俺のベッドにカフェが突っ伏してたんだってか。」
カフェ「……あの時はすみませんでした///」
八幡「あの時は聞かなかったけどよ、何であんな事したんだ?」
カフェ「………何で、なのでしょうか?」
本当にどうしてなんでしょうか?確かにあの時は凄く幸せな時間でした……八幡さんにも頭を撫でてもらえましたから。
八幡「……今日もやるのか?」
カフェ「っ!?い、いえ……するつもりはありません。でも、しないという保証もできません……」
八幡「………ウマ娘が突発的に起こす行動ってのは未だに分からないままって事か。」
カフェ「すみません……」
八幡「いや、謝らなくていい。とりあえず適当に座っててくれ、今コーヒーでも淹れるから。どうする?色んな豆あるんだけどよ。」
カフェ「……どんな豆があるんですか?」
八幡「色々やったから自分のブレンドも作った。」
カフェ「八幡さんのブレンド……っ!では、八幡さんが1番好きなブレンドでお願いします!」
八幡「分かった、じゃあすぐに用意する。」
八幡さんのオリジナルブレンド……どんな味がするのでしょうか?とても楽しみです。
さて、お友達のアドバイスを生かせるのか!?