比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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気付かれた秘密

 

 

八幡side

 

 

八幡「………」カキカキ

 

同期2「美味ぁ~……何でこんなに美味いんだろうなぁ~比企谷の作るお菓子って。」

 

同期1「そうね、女の私よりも上手だからちょっと悔しい……」

 

葵「でも、比企谷君だからって納得出来ちゃいますよね。」

 

1・2「確かに。」

 

葵「当の本人は我関せずでメニュー作りしてますしね。最初見た時も思いましたけど、本当に凄い集中力ですよね。」

 

同期1「話しかけても気付かないから驚いたわよ、肩を叩いて漸く気付いたくらいだもの。」

 

葵「私もですよ。それで時計を見た時の反応が『ん?もうこんな時間か……3時間って短いな。』でしたからね?やっぱり異常ですよ、比企谷君は。」

 

同期2「比企谷がすげぇのは分かるけどよ、異常は言い過ぎじゃね?」

 

同期1「それはアンタにも言える事だからね。アグネスタキオンの実験だか何だか知らないけど、見る度に変になってるんだからそろそろ普通になりなさいよ。今だって眉毛だけ赤なんだから。」

 

同期2「なりたくてなったわけじゃねぇよ……」

 

 

………よし、終わったぁ~!

 

 

八幡「んんぅ~………」パキポキ

 

葵「あっ、比企谷君やっと終わりましたか?」

 

八幡「あぁ、まぁな……もう11時か、そろそろ食堂行くか。」

 

同期2「昼飯作りに行くんだろ?今日は何を作るんだ?」

 

八幡「今日は天丼定食。」

 

同期2「うわぁ~良いねぇ!俺も今日は定食にしようかなぁ~!」

 

同期1「アンタはもう少し比企谷君の事見習いなさいよ、少しは料理したら?」

 

同期2「りょう……り?」

 

同期1「鼻から激辛カレー流し込むわよ?」

 

 

ーーーカフェテリア・厨房ーーー

 

 

八幡「昨日の内に仕込みは終わってるし、早速やるか。油は頼んでおいたから完璧だな……よし、揚げてくか。」

 

「比企谷トレーナーってホント手際良いわよね~。」

 

「そうよね~。何で声がかからないのかしらね?」

 

「声って……誰から?」

 

「そんなの決まってるじゃない、未婚の女達からよ!仕事も出来るし、料理が出来るんだからきっと家事のスキルも高いでしょうしね。こんな超優良物件は他に無いっていうのに……」

 

「あたし達から見る比企谷トレーナーはそうだけど、周りからはそんなの分かんないわよ~。ほら、比企谷トレーナーって目が特徴的じゃない?」

 

「あぁ~……分かっちゃったかもしれないわ、比企谷トレーナーに声がかからない理由。」

 

「それに仕事一筋で恋愛に興味無さそうだものね~。浮いた話、聞いた事無いし。」

 

 

聞こえてますからね?まぁホントの事ですけど。色恋よりも今は仕事の方が楽しいですし。(そもそも恋した事ねぇし。)それに婚活とか出会い系とかも興味無いですし。

 

 

ーーー昼休みーーー

 

 

八幡「ゾロゾロ来始めたか……カフェはまだ来てないから大丈夫そうだな。」

 

ジャーニー「こんにちは八幡さん、お仕事お疲れ様です。」

 

八幡「お前もな。んで、どうかしたのか?」

 

ジャーニー「いえ、ただのご挨拶です。それから……八幡さんのお作りになった料理をいただけるのかどうか聞きに来ました。」

 

八幡「目ざといな、構わないぞ。どうせお前の事だからオルフェの分とか言い出しそうだから妹の分もついでに持ってけ。」

 

ジャーニー「お心遣い、ありがとうございます。」

 

カフェ「八幡さん、こんにちは。」

 

八幡「おうカフェ、どうだ?」

 

カフェ「はい、大丈夫です。なので午後もきっと平気だと思います。」

 

八幡「そうか。じゃあコレな。」

 

カフェ「ありがとうございます……」

 

八幡「ん………ん?」

 

カ・ジャ「………」

 

八幡「え、何?行かないのか?」

 

カフェ「八幡さんと一緒に食べたいので。」

 

ジャーニー「ここ最近は一緒に食べていませんでしたからね。」

 

 

さいですか………

 

その後は他の渡す奴に料理を渡してから俺も料理を持ってテーブル席へと向かった。え、渡した奴?そんなのライスに決まってんだろ。

 

 

オルフェ「………」モグモグ

 

八幡「なんか意外だな、文句の1つでも言われると思ってたんだがなぁ……」

 

ジャーニー「ふふふ、オルは八幡さんの料理を気に入っていますからね。八幡さんの作った料理を粗末にするような事はしませんよ。」

 

八幡「そういえばお前達ってお茶漬けも食ってたしな、天丼くらい別に抵抗は無いか。」

 

オルフェ「………八幡、問う。」

 

八幡「ん、何だ?」

 

オルフェ「何故、貴様とマンハッタンカフェから同じ匂いがする?」

 

カフェ「っ!」

 

 

おぉ、初めて突っ込まれた……その相手がオルフェとはこれも予想外だ。

 

 

八幡「何、俺は朝の日課でランニングをしているんだが、今日は少し時間が無くてな。シャワーを浴びれなかったから学園でパヒュームを付けたんだよ。偶々会って一緒に走ったカフェが興味を持って同じのを付けてやったってだけだ。」

 

オルフェ「……姉上の香水はどうした?」

 

八幡「アレは家にある。出掛ける時に偶にかけるくらいだな。」

 

ジャーニー「おや、そうなのですか?学園で付けてくださっても「却下だ、勘付かれるだろうが。」それは今こうして起こっている事と同じなのでは?」

 

八幡「カフェは揶揄うとかそういう事しないが、お前はなんか含みのある言葉とか使いそうだから。」

 

ジャーニー「それは偏見というものですよ八幡さん。」

 

 

偏見で結構、俺の中でのお前はそんなイメージだ。

 

 

ジャーニー「それでしたら今日は八幡さんのパヒュームを付けてから、午後の授業を受けましょう。」

 

八幡「何でそんな無駄なk「八幡、王命である。」とにってちょっと待て、こんな下らない事に王命使うな。」

 

カフェ「せっかく、2人だけでしたのに……」

 

 

結局、2人は全く折れる様子が無かったから、俺は2人にもパヒュームを付けた。ジャーニーの香水かければいいのに、何で俺のを使うのかねぇ?

 

 

 




皆さん、八幡にはそういった願望は無いみたいです!

姉妹も八幡のパヒュームを!
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