比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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その後とお食事会終了

 

 

八幡side

 

 

八幡「………」

 

タリアト「今、話した事がそこに居ると思われるお友達のレース……いや、人生とも言える。その後どうなったのかは私にも分からない。」

 

カフェ「………」チラッ

 

お友達『………』

 

 

お友達の反応が無い……どうやら言うつもりは無いみたいだ。

 

 

八幡「それじゃあ、どうやってお友達は………」

 

タリアト「分からない。しかしどういう理由かは分からないが、この日本には彼女と共通しているウマ娘が多く存在しているようだ。それも長所と呼べるものはより強調され、短所と呼べるものは違う方向でプラスに働いている。容姿や走り方は言わずもがな、だがな。」

 

カフェ「………」

 

お友達『あぁ~………それ多分、この国の方々で色んな連中と話したせいだろうなぁ~。』

 

八幡「……お前、一体何してたんだ?」

 

タリアト「ん?どうした?」

 

カフェ「その……お友達がこの日本で色々な方達と関わりを持っていたみたいで……」

 

タリアト「………」

 

 

おぉ……先生が珍しく驚いた顔をしている、そりゃそうだ……だって行方が分からなかったお友達が、まさか日本で生活してたなんて思いもしないだろう。

 

 

カフェ「じゃあ……私の両親とも?」

 

お友達『あぁ~………うん、知ってる。コーヒーと登山が大好きの2人だったよなぁ~。』

 

 

うわっ、この口ぶりマジで知ってるんだ。じゃあこの学園に居る何人かのウマ娘も……もしかして?

 

 

八幡「でも、それだけの実績があるのならアメリカでも探していたんじゃないんですか?流石にほったらかしとは思えないのですが……」

 

タリアト「うむ、お前の言う通りアメリカでも彼女を探し回った。だが流石にアメリカから出て日本に行くとは思ってもいなかったのだろう……彼女のご両親にも聞いたみたいなのだが、親にも話していなかったみたいでな。」

 

八幡「成る程……おいおい、ご両親にくらい話しておけよ。」

 

お友達『話したよっ!!あたしが黙っといてくれって頼んだんだよ、だって絶対に面倒事が起こると思ってたからだよ!!』

 

カフェ「……面倒事?」

 

お友達『アメリカではレースを引退して学園を卒業したら、場合によっては色んな国に行って後進の育成とかさせられるんだぜっ!?そんな半永久社畜みたいな事あたしはしたくねぇ!!』

 

 

……お友達のマジの叫びだ。しかしアメリカから各国で後進の育成かぁ……

 

 

八幡「あの、先生。アメリカでは学園を卒業した後は各国で後進の育成をするというのは本当なんですか?お友達がそう言ってたんですが。」

 

タリアト「ふむ……確かにその事例もあるが絶対では無い。だがそれは日本でも同じだ。現役時代でのレース実績は勿論だが、何より本人の希望があればになる。本人を除いて話を進めるわけにはいかないからな。実際、アメリカでレースを引退してイギリスやオーストラリアに渡ったウマ娘も存在する。」

 

お友達『………マジで?』

 

カフェ「はぁ……きっと、貴女が勝手に勘違いしただけ……」

 

タリアト「そうか、八幡の質問の意味が分かった。どうやら彼女が勘違いしていたみたいだな。」

 

八幡「はい、どうやらそのようです。」

 

タリアト「ふっ、レースではあれだけ強かったというのに、座学はからっきしだったからな。よくラフィアンと共に勉強を見ていたものだ……」

 

カフェ「勉強、苦手だったんだ……」

 

お友達『し、仕方ねぇだろ!あたしは走りだけが全てだったんだからよ!!』

 

カフェ『でも勉強は大事……だからこうして勘違いしてるんだから。」

 

八幡「だな。少しは話に出てきた優等生を見習った方が良かったかもしれないな。」

 

タリアト「ふっ、お灸も据えられたところで、そろそろ食事を再開しよう。コースはまだまだ続くからな。」

 

 

その後は3人(とお友達)で食事を楽しんだ。俺達は食事中に大声を出して会話をするようなタイプでもないから、普通に楽しめた。

 

 

ーーー食後ーーー

 

 

タリアト「八幡、カフェ、今日は楽しかったぞ。また今日みたいに共に食べよう。」

 

八幡「はい。学園にお越しになっても構いませんし、夏合宿に来てくださっても良いので。」

 

タリアト「楽しみにしている。」

 

カフェ「お友達のお話を聞けて良かったです……また、お話を聞かせてほしいです、今度は学園でのお話を。」

 

タリアト「あぁ、私の知る限りで話そう。」

 

お友達『うぉい!?あたしに許可取れよっ!?』

 

 

ブロロロロ…

 

 

タリアト「ちょうど来たな。最初はトレセン学園に向かうとするか。」

 

 

ーーートレセン学園・美浦寮ーーー

 

 

カフェ「八幡さん、此処までありがとうございます……」

 

八幡「敷地内とはいえ何があるか分からないからな、このくらいはする。明日は午後の6時にまた校門前に集合だから、それまではゆっくりしてていいからな。」

 

カフェ「はい、分かりました。では、おやすみなさい……」

 

八幡「あぁ、おやすみ。お友達もな。」

 

お友達『ばいばぁ~い!』

 

 

カフェを寮に入るところまで見送ってから、俺は車に戻って自宅へと送ってもらった……のだが、先生も俺の家の前で降りて、自宅で2次会を行った。因みにこの前作ったりんご酒を振舞ったところ、好評だった。

 

 

 




お友達は引退後に日本へ渡り、様々なウマ娘達に……ま、まさか?
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